長崎【壱岐】ブルーの海に囲まれた島をぐるり一周
長崎県の北部、九州本土からおよそ26㎞沖に浮かぶ壱岐は景勝地に富み、大陸との歴史を物語る歴史遺産が多い。海水浴やマリンスポーツはもちろん、名物のうに丼など魅力が満載。...
九州最北端に位置する対馬は、韓国からわずか49.5㎞の国境の島。かつては大陸と本土との貿易の窓口であり、異国との交流を物語る史跡や史料館などが点在している。対馬空港を起点に、島内を縦断しよう。
船
博多港から
九州郵船高速船→厳原港
2時間15分/1日1~3便 6330円
九州郵船→厳原港
4時間40分/1日1〜4便 3660円(乗用車は2万7780円)
※夜行便の厳原港での下船は一部期間を除き入港時または7:00
九州郵船→比田勝港
5時間50分/1日1便22:30発 4390円(乗用車は3万280円)
※比田勝港での下船は入港時または7:00
飛行機*ANAと共同運航、料金はORCの場合
長崎空港から(ORC)→対馬空港→厳原
長崎空港 35分/1日4~5便 1万5850円
対馬空港 対馬交通バス厳原行き26分 700円(2枚綴り回数券 1000円)
福岡空港から(ANA)→対馬空港→厳原
福岡空港 40分/1日4便 1万5900円
対馬空港
↓車13分
万関橋
↓車30分
烏帽子岳展望所
↓車3分
和多都美神社
↓車1時間10分
対馬野生生物保護センター
↓車2時間
志まもと
↓車5分
万松院
↓車20分
対馬グランドホテル(宿泊)
対馬は対馬海峡に浮かぶ南北82㎞、東西18㎞の細長い島。主要道路の国道382号が島を縦断する。市庁舎所在地は南部の厳原町。いくつかの景勝地や史跡、韓国が望める韓国展望所へは、レンタカーを利用すると効率的に観光できる。
眼下にうず巻く潮流を眺める
明治34(1901)年に旧日本海軍が艦船を通過させる目的から掘削した日本で数少ない人工の瀬戸。その瀬戸の上に架かる万関橋からは、干潮時に潮流の渦が幾重にも重なる様子を眺めることができる。周囲は駐車場やトイレを整備した万関園地。
上対馬と下対馬の間に架かる
リアス式海岸を一望する
日本有数のリアス式海岸といわれる浅茅湾。烏帽子岳はその真ん中に突き出す半島にそびえ、浅茅湾に浮かぶ島々を望む。気象条件がそろった日には韓国の連山が見える。
烏帽子岳展望所の駐車場から続く階段を上ると目の前は360度の浅茅湾が見渡せる絶景
竜宮伝説を伝える
海幸彦、山幸彦の神話で有名な彦火火出見尊と豊玉姫命を祀る。海の守護神として信仰を集めていて、浅茅湾に2つの鳥居が立つ。干潮時には第一鳥居まで歩いて行けるが、満潮時には社殿まで海水が上がり、海中鳥居付近からシーカヤック体験(要予約)を兼ねて海上参拝ができる。
満潮時には鳥居が海水につかる
ツシマヤマネコについて知る
日本では対馬のみに生息し、絶滅のおそれのあるツシマヤマネコの生態や保護活動などの普及啓発を行っている施設。飼育しているツシマヤマネコの見学もできる。
ツシマヤマネコの体調により見学できないときもある
パソコンやビデオを使った展示がある
活魚料理に舌つづみ
メニューは郷土料理と魚料理が中心で、生け簀から揚げた活魚をその場で調理。名物は魚介を熱した石の上で焼いて食べる石焼き料理(2700円~、予約制)。5月から6月は対馬産のうにを使ったうにのぶっかけどんぶり(2700円)が登場。
生け簀がある店内
旬の魚でだしをとったいりやき鍋(2700円~)は予約制
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