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長崎出島の観光で見るべきスポット&出島マップをご紹介♪

クロス編集事務所

更新日: 2024年2月7日

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長崎出島の観光で見るべきスポット&出島マップをご紹介♪

鎖国時代に唯一、ヨーロッパに門戸を開けることが許されていた出島。
近年の復元事業によって多数の建造物がよみがえり、かつてのように出島表門橋も架かるなど、より当時の雰囲気が伝わってきます。

そんな長崎の街の歴史に欠かせない、出島の魅力をクローズアップしました!
出島観光に外せないおすすめスポットと、観光マップをチェックしましょう。

【長崎】出島について知ろう

【長崎】出島について知ろう
出島で取り引きされる貿易品が最初に通っていた水門を復元。向かって右が輸入品、左が輸出品の運搬口だった

当時約1万5000㎡あった敷地内に19世紀初頭の出島を復元。オランダ商館長の事務所兼住居だったカピタン部屋をはじめとする復元建造物と、明治期の洋館など21棟の建物を公開している。

出島公式ホームページはこちら

【長崎】出島について知ろう

往時と同じように橋を渡って出島へ。今のメインゲートに至る出島表門橋は、美しくスマートなデザイン

長崎×出島HISTORY

出島って?
キリスト教の布教を阻止することを目的に、江戸幕府が長崎市内に雑居していたポルトガル人を収容するために造った人工島。寛永1 3( 1 6 3 6 )年、長崎の湾内に突き出た岬の先端に、「出島町人」と呼ばれる25人の町人の共同出資によって完成。大正11(1922)年に国の史跡に指定された。

住んでいたのは、どんな人?
寛永16(163 9)年にポルトガルの来航が禁止されると、ポルトガル人が帰国。出島はしばらく無人だったが、寛永1 8( 1 6 4 1 )年に平戸で貿易をしていたオランダ商館がここに移転。以後、218年間、オランダ人が出島の住民に。

出島に伝わったもの
バドミントン、ビリヤードなどのゲームをはじめ、ゾウ、ラクダのような動物も渡来した。蘭学や医学など西洋の学問や芸術も出島から。

長崎×出島HISTORY

出島の敷地内にある「バドミントン伝来之地」の碑

出島

住所
長崎県長崎市出島町6-1
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで6分、出島下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
8:00~20:40(閉場21:00、時期により異なる)
休業日
無休
料金
入場料=大人520円、高校生200円、小・中学生100円/(15名以上は団体割引あり)

【長崎】出島の楽しみ方

着物に着替えて散策!
ヘトル部屋2階にある「長崎はいからさん」では、「カンタンきもの」をレンタルしている。5分ほどで着付けをしてくれ、レンタル用の着物は女性150種、男性80種ほど。着付け、ヘアセット、髪飾り付きで1時間2200円。

着物だけでなく和装小物などもレンタルでき、手ぶらでOK!

【問い合わせ】

■長崎はいからさん
電話: 090-9473-9182
営業時間:10:00~16:00
休業日:無休

 

 

【長崎】出島の見どころをチェック!

【出島×観光】カピタン部屋

【出島×観光】カピタン部屋
畳の部屋にヨーロッパの家具やシャンデリアがマッチ! カピタン部屋の中にある「17.5畳の部屋」

オランダ商館長(カピタン)が使っていたカピタン部屋は、出島で最大の建物。1階は出島の歴史や生活に関する資料を展示。なかでも17.5畳の部屋は、商館長の引継ぎ式の様子を再現したもの。ほかに、料理が並ぶ大広間などが見学できる。

★カピタンって?
カピタンとは、ポルトガル語で人々の上に立つ「長」を表す言葉。最初に出島に居住したのがポルトガル人だったことから、商館長の部屋はカピタン部屋と呼ばれたが、のちにオランダ人の居住地となってからもこの呼び方が使われ続けたそう。

【出島×観光】カピタン部屋

展示している家具や生活用品は、時代考証に基づいた骨董品、もしくはレプリカ

【出島×観光】一番船船頭部屋

【出島×観光】一番船船頭部屋
オランダ船の船員は船内に、船長は一番船船頭部屋に宿泊

19世紀初頭に、オランダ船船長が宿泊した建物を復元。1階は倉庫として使われた土間、2階は畳の部屋にテーブルやベッドなど西洋のインテリアを置いた居室をリアルに再現。

【出島×観光】拝礼筆者蘭人部屋

【出島×観光】拝礼筆者蘭人部屋
帳簿などの筆記を行うオランダ人の書記の長が住んでいた建物

オランダ人の首席事務員の住まいを復元。さまざまな資料を通して、出島から日本全国へと広まった蘭学について紹介。展示されている二挺天符台時計などの和時計も見どころ。

【出島×観光】旧出島神学校

【出島×観光】旧出島神学校
旧出島神学校は、見学できるのは外観のみ

明治11(1878)年に建てられ、日本に現存するキリスト教新教の神学校としてはもっとも古い。塔屋の部分が先に建てられ、残りは15年後に増築された。

【出島×観光】ヘトル部屋

【出島×観光】ヘトル部屋
商館長次席の住まい。漆喰塗りの外壁に注目!

「ヘトル」とは、オランダ商館長次席のこと。内部は出島の限定アイテムなどを販売するミュージアムショップになっている。

【出島×観光】ヘトル部屋

カピタン部屋などに使われている壁紙と同じ柄の「からかみミニカード」は、封筒付きで385円から。ほかに、カードとはがき(495円〜)もある

【出島×観光】ヘトル部屋

出島や商館員のイラストをあしらった出島限定の「長崎出島ドロップス」(324円)は、チョコレート味

【出島×観光】銅蔵

【出島×観光】銅蔵
出島の主要な輸出品だった銅をどのように保管していたのかがわかる

大坂(大阪)から銅が出島に運び込まれ、アジアやヨーロッパに輸出されていた。銅蔵では、銅を保管している様子を再現。銅を通じて日本と世界がどのようにつながっていたのか、歴史を知ることができる。

【出島×観光】銅蔵

将軍への献上用として運ばれたゾウの足跡が床に描かれている。意外に小さい !

【出島×観光】十四番蔵

【出島×観光】十四番蔵
出島の築造について詳しく紹介している

かつては砂糖蔵だった建物。蔵の下の発掘遺構のほか、出島がつくられたころの様子、出島と長崎をつなぐ橋などについて、映像を使ってわかりやすく紹介している。

【長崎・出島】ランチはここで! 旧長崎内外クラブのレストラン

【長崎・出島】ランチはここで! 旧長崎内外クラブのレストラン
ランチタイムには長崎ご当地グルメのトルコライスが食べられる

出島の敷地内に建つ旧長崎内外クラブは、グラバー園の旧リンガー住宅の元オーナー、フレデリック・リンガーが資金援助した建物。レストランの「長崎内外倶楽部」を併設していて、長崎産の季節の野菜を使ったカレーや、長崎和牛のハッシュドビーフ、ご当地グルメのミルクセーキなどを提供。

 

【長崎・出島】ランチはここで! 旧長崎内外クラブのレストラン

明治36(1903)年に建てられた旧長崎内外クラブ

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会社創立は平成元年。以来、『まっぷるマガジン』『ことりっぷ』などなど、福岡市の編集プロダクションとしての立地を生かし、見どころ、グルメ、温泉、宿など九州一円の観光情報誌の制作にかかわってきました。
これからも、これまで培ってきたノウハウを存分に発揮して、個性あふれる九州の魅力と元気のよさを多くの方々に伝えていきたいと思います!