長崎【グラバー園】周辺観光! 見どころスポットがいっぱい!
人気観光地グラバー園の周辺は、見どころがいっぱい。洋館や散策中に立ち寄りたいカフェ、長崎らしさ満点のみやげもの屋などをチェックしよう。...
更新日:2022年3月16日
江戸時代に国際貿易港として栄えた長崎は、洋館や唐寺が建ち並ぶエキチックな街。
街並みを眺めながらお散歩するだけでも十分楽しい街ですが、せっかく長崎を訪れるならば、ぜひ足を運んでほしい観光スポットがたくさんあります。
また、異国情緒あふれる長崎は、ちゃんぽんやトルコライスなど、日本と異文化が融合した名物グルメも絶品です。
そんな魅力いっぱいの長崎のおすすめ観光・グルメスポットをピックアップしてご紹介します。
長崎旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい観光プランを立てましょう!
見どころが多い長崎県。魅力あふれる長崎の観光のポイントをギュッと動画にまとめました。
まずは動画を見てポイントを押さえてください!
異国情緒豊かな長崎タウン、アメリカンな雰囲気が漂う佐世保、スパリゾートの雲仙など、さまざまな魅力にあふれる長崎。まずは、各エリアの特色をおさえて、旅のプランづくりに役立てよう。
江戸時代に国際貿易港として栄えた長崎は、洋館や唐寺が建ち並ぶエキゾチックな街。世界新三大夜景に選ばれた1000万ドルの夜景は必見だ。年間イベントとしては10月の長崎くんち、旧正月の長崎ランタンフェスティバルが有名。軍艦島や教会めぐりなど世界遺産関連の施設も注目を浴びている。名物グルメもおさえておきたい。
★旅のコツ
市街地の移動は公共交通機関と徒歩での移動が便利。坂道、石段が多いため、ウォーキングシューズは必須。
グラバー園
長崎新地中華街
大浦天主堂
米海軍基地があることから、街並みや佐世保バーガーなどの食文化に「アメリカ」を感じる。街の雰囲気を体験するなら外国人バーへ。遊覧船での九十九島クルーズや、九州随一のテーマパークハウステンボスもおすすめ。
★旅のコツ
人気のハウステンボスは、ぜひ予定に組み込みたいところ。花の見ごろやイベントを事前に確認しておけば、楽しさ倍増!
ハウステンボス
九十九島
佐世保バーガー(ハンバーガーショップ ヒカリ 本店)
かつて外国人避暑地としてにぎわった雲仙は、今も長崎県随一の温泉リゾート地。雲仙から車で25分の小浜は、源泉温度が100℃を超える温泉が湧き、こちらも人気。島原では城下町の面影を残す古い建物や湧水めぐりが楽しい。
★旅のコツ
島原半島と熊本県の間には海上航路があり、各方面の旅と組み合わせてプランを立てることもできる。
雲仙地獄
小浜温泉
かつて南蛮貿易で栄えた港町で、異国情緒漂う風景と出会うことができる。城主が茶人だったため、菓子文化が発達した土地柄で、平戸牛、平戸ひらめなどのブランド食材も美味。
★旅のコツ
平戸港周辺に観光スポットが集まっているため、徒歩でめぐることができる。
平戸ザビエル記念教会
平戸ひらめ
中通島、若松島、奈留島、久賀島、福江島の5つの島と、周辺の島々からなる五島列島は、潜伏キリシタンの歴史をもち、禁教令が解けたのちに建てられた古い教会が点在する。長崎県の北部沖に位置する壱岐、九州最北端の対馬ともに、美しい海の風景や新鮮な海の幸が魅力。
★旅のコツ
五島列島の島々に建つ教会をめぐるには、ツアーへの参加がおすすめ。五島列島、壱岐、対馬ともに効率的に移動するにはレンタカーを利用しよう。
高浜
鬼鯖鮨
グラバー園、大浦天主堂など、世界遺産登録で話題の見どころが集まる長崎タウンは必須。ちゃんぽんや皿うどん、トルコライスなどの名物グルメも見逃せない。
駅や電停から徒歩圏内に見どころが集まる長崎タウンは、公共交通機関の本数が多くアクセスが良好。その他のエリアに足をのばすなら、だんぜん車が便利。
長崎タウンのみなら1泊2日、佐世保やハウステンボス、雲仙などのエリアとあわせてめぐるなら2泊3日は見ておきたい。各エリアは半日から一日サイズの観光地。主要スポットをまわりながらご当地グルメを楽しもう。
見どころの多い長崎を効率よく旅をするためにも、行きたい場所を予め決めておくのが旅の鉄則です。まっぷる推薦の「定番スポット」を参考に、旅のプランを練ってみてはいかがでしょう。
居留地時代から現存する旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅のほか、市内に点在していた6棟の洋館を集め公開している。長崎観光に欠かせない名所の一つ。イベントも多数開催。
グラバー園の中に建つ、トーマス・ブレーク・グラバーの旧宅。独特なバンガロー風様式の建物は、大浦天主堂を手がけた小山秀之進によるものといわれ、現存最古の木造洋風建築。屋根瓦とアーチ型の格子木飾がやわらかで、玄関をもたない開放的な造りが目を引く。オペラ『蝶々夫人』の舞台になったともいわれている。
☆グラバー園の周辺は、見どころがいっぱい。洋館や散策中に立ち寄りたいカフェ、長崎らしさ満点のみやげもの屋なども要チェック。
興福寺の二代目住職、中国江西省出身の黙子如定禅師が架けたと伝わる現存最古のアーチ形石橋で、築造は寛永11(1634)年。当時は仏寺が次々と建立されていた時代で、眼鏡橋も興福寺の参道の一部とされていた。
標高333m、稲佐山山頂に立つ展望台で、長崎でいちばん有名な夜景スポット。円柱状の建物の4階屋上が展望スペースになっていて、足元には無数のLEDイルミネーションを敷き詰めている。1000万ドルと評される夜景とともに、その空間そのものが光のアート。
☆長崎の夜景は「世界新三大夜景」に認定され、世界からも注目を浴びています。
横浜、神戸と並ぶ日本三大中華街の一つ。およそ100m四方の十字路に約30店舗が軒を連ね、一軒ずつ店を見てまわっても所要は30分ほど。店先で買った肉まんや中国菓子をつまみつつ、中国雑貨店をめぐろう。
正式名は「日本二十六聖殉教者天主堂」、別名「フランス寺」とも呼ばれた。江戸末期、フランス人宣教師プチジャンが外国人居留者のため、グラバー邸やオルト邸を手がけた小山秀之進に施工させた。現存する木造ゴシック様式の教会のなかでは日本最古。なまこ壁をあしらった和洋折衷のめずらしい洋風建築としても見ごたえがある。昭和8(1933)年に国宝に指定され、平成30(2018)年には世界文化遺産に登録された。
薄緑色の外壁と尖塔が目を引くゴシック様式の教会。創建は昭和6(1931)年。園内には日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像がある。
約15000平方メートルの敷地内に19世紀初頭の出島を復元。寛永13(1636)年の完成から380余年たった今、オランダ商館長の事務所兼住居だったカピタン部屋などの復元建造物と、明治期の洋館を合わせた建物をミュージアムとして公開している。
被爆の惨状を示す多くの資料のほか、原爆が投下されるにいたった経過、被爆から現在までの長崎の復興の様子、核兵器開発の歴史などをわかりやすく展示。なかでも、被爆時の浦上天主堂のコーナーはリアルで、当時の人の驚きや恐怖、悲しみ、怒りが伝わってくる。図書室には原爆・平和関係の書籍約2万5000冊をそなえる。
小高い丘の上に長崎の平和のシンボル、平和祈念像が鎮座する。高く天を指す右手は原爆の脅威を、水平にのばした左手は世界の平和をあらわし、軽く閉じた目は原爆犠牲者の冥福を祈っている。
長崎にあるオランダ坂のなかで、もっとも有名なのが活水女子大学へと続く石畳の坂。観光ポスターやCMなどでたびたび目にする。現在も長崎っ子にとってなくてはならない生活道路として使われている。
「端島炭坑」で栄えた廃墟の島。島の形が軍艦土佐に似ていたため、軍艦島と呼ばれる。ツアーガイドの解説で島の一部を見学する上陸ツアーが人気。平成27(2015)年に世界文化遺産に登録。
慶応元(1865)年に坂本龍馬が結成した日本最初の商社「亀山社中」跡。当時の間取りを当時の姿により近い形で復元し、館内には龍馬ゆかりの品々を展示。龍馬がもたれかかって座ったという柱も再現している。
あたりは硫黄臭と白い噴気が立ち込め、まさに地獄の様相だ。この雲仙を代表する観光名所をめぐる際、頼りになるのが、雲仙ガイドさるふぁ。地獄のしくみや自然はもちろん、歴史や文化にまで及ぶ解説を聞きながら見学することができる。
江戸初期に松倉重政が安土桃山様式の築城技術の粋を集め、7年の歳月を費やして築いた。明治維新の際に解体され、現在の天守閣は昭和39(1964)年に当時の姿を忠実に復元したもの。館内はキリシタン関連の資料を集めた資料館。城内に郷土出身者の彫刻家北村西望の作品を展示する「西望記念館」、雲仙普賢岳噴火災害を映像と各種資料で紹介する「観光復興記念館」がある。
長崎に来たら一度は行っておきたい遊園地、水族館、博物館をご紹介。遊園地でおもいっきり楽しんだり、海の動物触れ合ったり、その土地の歴史を学ぶのもいいですね。
中世ヨーロッパの街並みを忠実に再現したリゾート施設。およそ152万平方メートルの広大な敷地内には、ホテルやショップ、レストラン、アミューズメント施設が並ぶ。
長崎市郊外、波穏やかな橘湾の一角にある水族館。現在9種180羽のペンギンを飼育、展示している。なかでも、空を飛ぶようにペンギンが泳ぐ4mの巨大水槽、3D技術を導入したバーチャルシアターは見どころ。
九十九島パールシーリゾート内にあり、日本初の大技「イルカ同士のキャッチボール」が有名な水族館。水深4.8m、水量650トンの大水槽には約120種1万3000匹の生きものを展示。自然に近い状態で観察できるよう、上部に屋根がなく、自然光が降り注ぐ。
せっかく長崎に来たからには、長崎ならではのセンスが光るお土産を買いたいところ。そこで、大型ショッピング施設から定番のおみやげスポットまでをご紹介。きっと素敵なものが見つかるはず。
画期的な宣伝戦略で、カステラが長崎名物であることを全国に認知させた功労店。おすすめは国産の上質な材料を使用し限られた職人が焼き上げた特撰カステラ。北海道産の吟味した小豆を使った三笠山やカステラ巻などの和菓子も販売している。
寛永元(1624)年の創業以来、変わらぬ手づくりによる製法を継承している。スタンダードなカステラはもちろん、卵と砂糖をたっぷり使った特製五三焼カステラやオランダケーキも評判が高い。店内奥にはギヤマンをコレクションしたギャラリーがあり、無料で見学できる。
本社工場の敷地内にあるショールームは、生産中の製品のほとんどを見ることができ、在庫のある物は購入することも可能。多くのシリーズがグッドデザイン賞やロングライフデザイン賞などを受賞している。
飲食店や海鮮市場などが集まる長崎港沿いの複合施設。潮風にあたりながらウッドデッキを散歩するとここちよい。ライトアップされる夜はきらびやかで、デートスポットとして人気。
波佐見焼の発祥の地、中尾山の坂の途中にある一真窯のギャラリー。白磁に削り、カンナ彫りの技法を取り入れた白磁手彫りシリーズは、売り切れ必至の人気商品。表面の凹凸が手になじむ。
創業嘉永4(1851)年、波佐見焼や有田焼の卸商を営む奥川陶器のギャラリー。波佐見焼を中心に、オーナーが厳選したさまざまな窯元の器を販売する。建物は国の登録有形文化財。
ログハウスの2階にある吉村木芸の雑貨ショップ。店内に並ぶのはおもちゃ、時計、子供用の椅子をはじめ手作りの木製品。茶たくやトレーなど器関連の商品をそろえる。
眼鏡橋のすぐ近く、中島川のたもとにあるチョコレート専門店&カフェ。「長崎らしさ」をコンセプトにしたメニューやこの店限定の商品が魅力。チョコレートのパッケージは長崎ハタ(凧)や長崎くんちをモチーフにしたイラストが入っていて、みやげにぴったり。
長崎には、名物グルメがたくさん! ちゃんぽんや皿うどん、佐世保バーガーなどのご当地グルメはもちろん、最近では、波佐見焼の器で頂く美味しいランチも女性に人気なんだとか。そこで、長崎の美味しいものが味わえる、選りすぐりの名店をご紹介します!
昭和2(1927)年に、福建省出身の先代が開いた中国料理店。ちゃんぽんのスープが鶏ガラ100%だった当時、豚骨を加えて味にこくを出した店として知られ、黄金比といわれる鶏ガラ7と豚骨3の割合は、試行錯誤のすえに生まれた。麺や醤油なども、ちゃんぽん専用の材料を特注するなど、オリジナルの味の追及に余念がない。素材それぞれの火加減が絶妙で、野菜のシャキッとした食感もいい。
ちゃんぽんと皿うどんの元祖の店として有名。丸鶏と豚骨、鶏骨を3、4時間かけて炊き上げた白濁スープはこくがあり、あとをひく。2階にあるミュージアムでは、ちゃんぽんの歴史や創業時の食器などを展示。開館時間は同じで、自由に入館できる。
創業大正14(1925)年の九州最古の喫茶店。トルコ料理のドネルケバブをアレンジしたヴェリートルコ、ハンバーグのルーツといわれるオランダ生まれのフリカンデルをヒントに生まれたフリカンデルトルコをはじめ、全10種のトルコライスがそろう。食後は元祖長崎風ミルクセーキのハーフサイズがおすすめ。
ラーメン屋の看板を掲げていながら、ニンニクペーストがたっぷりのった爆弾チャンポンが有名。長崎出身の福山雅治さんが帰省のたびに立ち寄るということで知られ、店内にはサインや雑誌の切り抜きが飾られている。休日は行列ができることも。
波佐見町でとれた米や味噌、野菜を使った料理を波佐見焼の器に盛り付けて出す。かまどでふっくらと炊き上げるごはん、予約制のコースでパスタなどが味わえる。敷地内には本格石窯ピザが評判の「DA TOMMY」がある。
創業昭和61(1986)年の洋食レストラン。佐世保名物のレモンステーキを筆頭に、じっくり煮込んだビーフシチューなど懐かしの洋食を楽しむことができる。
ジャンボバーガー発祥の店で、地元っ子が足しげく通う人気店。こんがりと焼き上げるパテと甘めの卵焼き、自店製のマヨネーズは、この店ならではの味。
長崎で茶碗蒸しといえば、吉宗。慶応2(1866)年の創業以来、変わらぬ伝統の味は、親、子、孫と食べ継がれ、今では長崎っ子のソウルフードともいえる。舌ざわりは、つるんとなめらかで、薄味ながらふくよかなうまみは、さすが名店。
平戸の海の幸が味わえるすし屋。店内の生け簀には、漁師から直接仕入れた多彩な魚が泳ぐ。平戸ひらめまつりの期間中は、平目定食、平目御膳が味わえる。
黒毛和種の五島牛のステーキやハンバーグなどが食べられる店。熟練シェフによる五島牛ステーキの焼き具合が絶品。
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