【釧路】人気おすすめスポット!見る、食べる、泊まる!
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更新日:2022年5月10日
北海道は、国内のみならず海外からも多くの観光客が訪れる人気の観光地です。中でも4月末から5月頭にかけてのゴールデンウイークは、大自然の中で春の訪れを満喫できるベストシーズンであり、一度は訪れてみたいもの。ゴールデンウイークの北海道旅行に欠かせない見どころスポットやイベント、旅行費用の相場などについてご紹介します。
2021年のゴールデンウイークは飛び石連休になっているため、土日祝休みでカレンダー通りに休む場合は、5月1日(土)から5日の5日間が連休です。
そこに4月30日(金)を休みにすると4月29日(祝)から5月5日(水)までの7連休になります。
さらに、4月26日(月)・27日(火)・28日(水)と4月30日(金)もあわせて休みにすれば、4月24日(土)から5月5日(水)までの12連休になります。
後ろの平日である5月6日(木)・7日(金)を休みにすれば、5月1日(土)から9日(日)の9連休です。
有給休暇を活用して間の平日を休みにすることができれば、のんびり長旅を楽しむのも夢ではありません。もし平日に休めなくとも、5連休あれば国内旅行には十分です。
全都道府県の中でもっとも広く、「北の大地」ともいわれる北海道の魅力は、ダイナミックな自然や豊富な海の幸です。「都会を離れて大自然の中でゆったり過ごしたい」「おいしい海の幸を堪能したい!」という人にうってつけのエリアだといえるでしょう。
気候は緯度が高いぶん1年を通して本州より気温が低く、服装には注意が必要です。湿度は低く、カラッとした気候で梅雨がなく、冬はサラサラのパウダースノーを楽しめます。
気候のほかにも、先住民族アイヌの文化や開拓の歴史といった、本州以南とは異なる風土を持つ土地です。
道庁所在地の札幌は、北海道の代表的な観光スポットでもあります。地下鉄が走り高層ビルが建ち並ぶ都心でありながら、札幌の象徴ともなっている時計台、北海道庁旧本庁舎の赤れんが庁舎(2022年度まで休館中)、クラーク博士像で知られる羊ヶ丘展望台など見どころがもりだくさん。
また、札幌から電車で約50分の港町・小樽も毎年700万人以上が訪れる定番スポットです。
そのほかにも、日本最北端の地である稚内、旭山動物園のある旭川、広大なラベンダー畑で知られる富良野、夜景や五稜郭など見どころ満載の函館など、エリアごとに違った魅力があるのも北海道の特徴だといえます。また、利尻島や礼文島といった自然あふれる離島も人気です。
その広さゆえに、効率よく回るにはレンタカーが必須。特に道央以外のエリアをメインに観光するときは、基本的に車での移動となります。飛行機やホテルの予約と同時に、忘れずに手配しておきましょう。しかし、車がなければ北海道をまったく楽しめないというわけではありません。札幌市内や近郊は電車や地下鉄、市電(路面電車)、バスといった公共交通機関が充実しているので、車がなくても十分に観光できます。
そのほか札幌-函館間を走る「特急スーパー北斗」などの長距離電車に乗り、車窓からの景色を味わうといった楽しみ方もあります。
2020年の気温データを見てみると、5月の札幌の平均気温は13.7℃です。同じ時期の東京の平均気温が19.5℃ですので、5℃から6℃の差があります。例年通りだと、札幌周辺ではゴールデンウイーク頃にちょうど桜の見頃を迎えます。そのためゴールデンウイークに北海道へ行くときは、関東以南の基準でいえば3月下旬から4月上旬ごろの服装を目安にするといいでしょう。昼間は暖かくても夜はかなり冷え込むことがあるため、冬物のコートやダウンがあると安心です。
また、道内でも札幌より東に位置する釧路や網走、北に位置する稚内などはさらに気温が低い地域です。釧路の5月の平均気温は10.6℃ですので、コートにプラスしてマフラーや帽子など冬用の防寒具を用意しておきましょう。そのほか、宗谷岬などの海沿いは風が強く、体感温度がさらに低くなります。岬めぐりを計画しているのであれば、防寒対策は必須です。
観光のためにたくさんの人が訪れるゴールデンウイークには、北海道各地でさまざまなイベントが開催されます。足を運んでみたいスポットやイベントについてご紹介します。
クラーク博士像で知られる羊ヶ丘展望台ではゴールデンウイークに毎年特別イベントが開催されており、羊毛クラフト教室や飲食フェアなどが楽しめます。
函館で抜群の知名度を誇る観光名所です。約1,600本のソメイヨシノで彩られる様子はこの時期しか見られません。
ゴールデンウイークの時期から夏期開園がスタートします。春の訪れとともに活発になる動物たちの姿を楽しめます。
約7kmにわたって道路の両脇に桜並木が続く、北海道屈指の桜の名所です。広大な北海道だからこそ見られる風景だといえるでしょう。開花にあわせて「しずない桜まつり」も開催されます。
4月28日から10月31日まで、毎年恒例の「洞爺湖ロングラン花火大会」が開催されます。ホテルや観賞船などから花火を見ることができ、ゆったりと楽しめるのが魅力です。
7月ごろに咲くラベンダー畑で知られる農園ですが、ゴールデンウイークの時期はクロッカスやチューリップなど早春の花が見られます。
旧国鉄士幌線(現在は廃線)の橋梁として使われていた橋で、6月から10月ごろまでは湖に沈んでしまうことからゴールデンウイークは絶好の観光チャンスです。近くで見学したいときは専門ツアーに参加しましょう。
日本では珍しい種類のめん羊を数多く飼育している牧場です。羊のエサやりや羊毛を使った手芸などを楽しめます。
博物館や公園で構成される、アイヌ文化に触れられる施設です。ウポポイとはアイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」という意味です。
広大な敷地にブドウ畑やガーデン、森林などがあるワイナリーです。ワイナリーツアーが実施されており、施設内を見学できます。
北海道への旅行は飛行機の利用がほぼ必須であり、加えて道内の移動にも時間がかかります。1泊2日だと観光を楽しむ時間を十分に取れないことが考えられるため、日程は2泊3日、もしくは3泊4日がおすすめです。また、本州とはスケールが違うことから、全土を巡るような予定を組んでしまうと移動ばかりになってしまいがち。「今回は函館をメインにして道南を観光する」など、行きたい場所を中心としてある程度限られたエリアの観光に絞ったほうが楽しめます。
函館と札幌という北海道の主要都市を巡るプランです。1日目に函館空港に到着したら五稜郭などを観光し、夜は名物の夜景を楽しみましょう。2日目は大沼国定公園など函館近郊を観光し、夕方に飛行機や特急列車で札幌へ移動し札幌泊。3日目は札幌市内で時計台や羊ヶ丘展望台などのスポットを巡り、新千歳空港から帰路につきます。
札幌を拠点に定番スポットを巡るプランです。1日目は新千歳空港に到着後、札幌市内を観光しつつグルメを堪能。2日目は特急列車または高速バスで旭川へ行き、旭山動物園を満喫してその日のうちに札幌へ戻ります。3日目は小樽まで足を伸ばしたのち、新千歳空港から帰路へ。移動を少なくしてゆったりしたいときは、3日目も札幌市内観光に当てると余裕が生まれます。
タウシュベツ川橋梁の見学をメインとしたプランです。1日目に帯広空港に到着したら、おびひろ動物園など市内を観光します。2日目には上士幌へ足を運び、タウシュベツ川橋梁見学のツアーに参加。3日目は飛行機の時間まで十勝へ足を伸ばして十勝牧場などを見学し、帯広空港から帰路につきます。アクセスの関係でレンタカーは必須です。
離れたエリアを掛け持ちして観光したいときは、道内の空路を利用しましょう。地方空港の発着便は本数が多くないため、座席を早めに押さえつつ飛行機の時間に合わせたスケジュールを組む必要があります。
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