クロフォード公園から車で10分の場所には「三笠鉄道村」があります。
三笠鉄道村には北海道の鉄道の歴史が一目でわかる「三笠鉄道記念館」が開館するほか、北海道にゆかりのある車両が多数展示されています。

中でも人気なのがSL列車、「S-304」の乗車体験です。汽笛の音や動輪の鼓動は本物の迫力。
製造から80年以上も経過した小型蒸気機関車が、黒煙をあげて約400ｍを力強く走行しています。

【コロナ関連情報】
三笠鉄道村は6月1日から再開しました。

三笠鉄道村にある三笠鉄道記念館に入る際は、マスクの着用・手の消毒が条件。感染ルートを明らかにするために、入館票の記入が必要です。屋外展示場について規制はありません。

SL乗車は大変楽しい体験ですが、石炭のにおいが髪や体に着いてしまうのが難点です。

そこで有難いのが、幌内金谷共同浴場。ここでにおいを洗い流してさっぱりしましょう！
幌内金谷共同浴場は三笠鉄道村からクロフォード公園に戻る道中にあり、車でも数分の場所にあります。

炭鉱住宅には浴室がないため、市内のあちこちに共同浴場が設けられています。
ほとんどが地元の方の利用ですが、一般の利用も可能。裸の付き合いをして炭鉱OBに当時の様子を訪ねてみてはいかがでしょうか。

■幌内住吉共同浴場
住所：北海道三笠市幌内住吉町1番地の1
交通：岩見沢駅より車で約18分、道央道三笠ICから車で約7分
営業期間：通年
営業時間：15:00～20:00
休業日：日曜日、第二水曜日
料金：大人450円、中人(6歳以上) 140円、小人(6歳未満）70円

北海道の産業は石炭と共に始まり、全国から多くの人が仕事を求めて北海道に集まってきたという歴史があります。
その歴史を感じ取れる、これほどの建造物が残されていることは奇跡的であり、後世に伝え残すべき宝物でしょう。

三笠には昔のままの姿が残されています。
タイムスリップして、歴史に触れる時間旅行を楽しみに出かけませんか。