パンケーキ天国横浜の注目店のおすすめ絶品メニュー♪
横浜は魅惑のパンケーキのお店がたくさんあることでも知られています。 ハワイの名店からこだわりの国内店までが連なるパンケーキ天国。 ひと口食べればとろ~りとろける、個性豊かな粒ぞろいたちがめじろ押し...
更新日: 2023年1月8日
3年に一度開催されている「ヨコハマトリエンナーレ」。最先端の現代アートの国際展で、今回で7回目を迎えました。
2020年は「AFTERGLOWー光の破片をつかまえる」をタイトルに、世界的に苦しい状況が続く今だからこそ考えたい、アーティストの思いが作品に詰まっています。
そんな「ヨコハマトリエンナーレ2020」の世界を覗いてみませんか。
<展覧会の会期>
2020年7月17日(金)〜10月11日(日)(8/13、10/8を除いた木曜休場)
<アクセス>
ヨコハマトリエンナーレ2020の会場は全部で2箇所です。
・横浜美術館(最寄り駅:みなとみらい線みなとみらい駅徒歩3分)
・プロット48(最寄り駅:横浜市営地下鉄高島町駅徒歩7分、みなとみらい線新高島駅徒歩9分)
*下記会場でも作品の展示がございます
・日本郵船歴史博物館(最寄り駅:みなとみらい線馬車道駅徒歩2分)
横浜美術館とプロット48は徒歩7分で移動することができます。日本郵船歴史博物館へ行く場合は電車で移動しましょう。なお、横浜美術館とプロット48は館内全体に作品が展示されていますが、日本郵船歴史博物館での展示は全体ではなく、一部となっています。
ヨコハマトリエンナーレ2020のチケットで、横浜美術館、プロット48、日本郵船歴史博物館のすべてに入場が可能です。
チケットは公式サイトよりオンラインで購入し、日時を予約する必要があります。スマホ発券か自宅でプリントを選ぶことができます。
ヨコハマトリエンナーレ2020 チケット購入はこちら
<料金>
一般:2,000円
大学生・専門学校生:1,200円
高校生:800円
中学生以下:無料(予約不要)
トリエンナーレは「3年ごと」を意味するイタリア語です。ヨコハマトリエンナーレは国際的な現代アートをヨコハマから世界へ発信することを目的とし、3年に一度開催されています。
ヨコハマトリエンナーレ2020のアーティスティック・ディレクターは、インド出身のアーティスト集団「ラクス・メディア・コレクティヴ」。ジーベシュ・バグチ、モニカ・ナルラ、シュッダブラタ・セーングプタの3人で構成されています。世界と日本、社会と個人の関係を多角的な視点で見つめ直し「ヨコトリ2020」を創りました。
写真提供:横浜トリエンナーレ組織委員会
ラクス・メディア・コレクティヴ / 撮影:田中雄一郎
アーティスト名の「ラクス」とは、ペルシャ語などの言語で「ダンス」のこと。イスラム教の一派の修行僧は、くるくると回転して踊りながら思索を深めることにヒントを得て、グループ名としています。
展示されている作品にはそれぞれ、解説が壁に貼られています。しかしながら、詩のような文章で書かれているため、作品の解説というより自分で考えて欲しいということを伝えるのみの解説です。
展示作品の解説文 (シュヴェタ・サルダによる解説)
ラクスはこの「わからない」状態を楽しんで欲しいと願っているそう。作品が何を言いたいのか、アーティストたちがどのような思いで作成したのか、想像し、ワクワクを味わってください!
公式サイトでは、
横浜美術館:2時間程度
プロット48:2時間程度
日本郵船歴史博物館:30分~1時間程度
を観覧時間の目安としています。
遠方から来ているなど時間がない人は見たい作品を絞ることで、全体で1〜2時間程度で回ることも可能です。
参加アーティストはなんと総勢67組!
その中でも、とくにおすすめのアーティスト&作品を紹介します。
横浜美術館の正面入り口すぐ、真っ先に目に飛び込んでくる作品「回転する森」。美術館の吹き抜けの天井から吊られている飾りはキラキラと回転し、光まぶしく人々を惹きつけます。しかしながら、飾りの中には銃や弾丸などの恐ろしい形をしたものも。アメリカ社会の複雑な現実が垣間見えます。
©Nick Cave(ヨコハマトリエンナーレ2020 展示風景)
ニック・ケイヴ《 回転する森》 2016/2020年
美術館の2Fにある「からみあい」。作者は肩こりをほぐす指圧グッズのような人間にとって気持ちの良い形や感触に興味を持ったことで、この作品が出来上がりました。一方で、ヨコトリ2020のアーティスティック・ディレクターのラクスは、人間の腸のようなこの「からみあい」を見て、善玉菌や悪玉菌が共生するお腹の中の世界へと想像を広げています。まさに作品には正解がないということですね。
エヴァ・ファブレガス《からみあい》2020年(ヨコハマトリエンナーレ2020展示風景)
場所をプロット48に移し、入り口にある「自転車ベルの件」。吹き抜けにある木に作られたこの作品は、一見するとベルが下がっているだけのように見えます。当たり前ですが、一度ベルを鳴らすと鳴らさなかったことにはできません。今回のトリエンナーレが終了し、次回のトリエンナーレが始まるまでは約1000日。この一時休止の時間の中で、作品はさらなる旅を続け、さらなる音を鳴らすため、新しい可能性と感受性が芽生えていくのです。
デニス・タン(陳 文偉)《自転車ベルの件》2020年 (ヨコハマトリエンナーレ2020 展示風景)
プロット48の北棟1Fにある「タツニヤ(物語)」。ナイジェリアの都市マイドゥグリに住む少女たちをモチーフとした作品です。
©Rahima Gambo
ラヒマ・ガンボ《タツニヤ(物語) 手遊びをするアミナとザイナブ》2017/2020年(ヨコハマトリエンナーレ2020 展示風景)
イスラム教の過激派に襲われてきた地域で、学校もひどく影響を受けました。長らく学校生活は休学を余儀なくされ、それでも学校へ戻ってきた少女たちは共に学び、共に遊びながら傷を癒し、様々な経験をして今を生きています。
©Rahima Gambo
ラヒマ・ガンボ《タツニヤ(物語)たっぷり遊ぶ》2017/2020年(ヨコハマトリエンナーレ2020 展示風景)
体験型作品は公式サイトより事前予約が必要です。いずれの作品も無料ゾーンにあるので、ヨコトリ2020のチケットの購入は必要ありません。他の作品も鑑賞する場合はチケットを購入しましょう。
入館者にはもちろん、地域の人々にも愛されている横浜美術館内のカフェ。
焼き立てのサンドイッチのほか、プレートメニュー、店名にちなんだ小倉山パフェなどが人気です。
企画展ごとのメニューも用意され、「ヨコハマトリエンナーレ2020」限定メニューは、光のレモンソーダフロート(550円税抜き)とパンナコッタのレモンパフェ(720円税抜き)。どちらもヨコトリ2020のタイトル「光の破片」をイメージしています。
来館の際はぜひCafe小倉山に立ち寄って、限定メニューを試してみてくださいね。
写真提供:横浜トリエンナーレ組織委員会 / 撮影:大塚敬太
ヨコトリ2020へ行くなら一緒に巡りたいスポットが横浜にはたくさん!
おすすめスポットとヨコトリ2020へ行くためのルートを紹介しますので、参考にしてみてください。
横浜観光の出発地点は、言わずと知れた日本の三大チャイナタウンの一つ中華街。中華料理店は約220、飲食店は80ほどあり、東西南北の牌楼を囲んだ500㎡の間に所狭しと店が軒を連ねています。ランチで寄ってみましょう。
食べ放題の店は目移りしてしまうほどあり、事前に下調べしておくのも良し、気になったところに入るのもまた良し。また食べ歩きをしている人も多く、大きな肉まんや熱々の小籠包に焼き栗など、魅力的な露店が多数あります。何を食べるか迷ってしまうかもしれませんね。
ほかにもタピオカドリンクが流行する以前から、中華街では当然のように飲まれていました。
横浜観光で意外と知られていないのがシーバスクルージング。都会でありながらゆったりと海を感じられる絶好の交通手段です。
横浜駅東口から山下公園までを結び、直行便のほか、途中みなとみらい21、ピア赤レンガといった横浜の主要スポットに停まる船もあります。乗船時間は便や区間によっておよそ5分〜35分。本数は1時間に1〜3本と決して多くはありませんが、港町である横浜を海の上から眺められるので、電車や徒歩での街歩きだけではなく取り入れてみることをおすすめします。
中華街でランチをした後は歩いて約5分の山下公園へ。軽く散策したらシーバスに乗船してみましょう。
多くのショップやカフェ、レストランなどが立ち並ぶ赤レンガ倉庫。明治〜大正時代にかけて建てられ、現在では商業施設、文化施設として多くの人々を魅了している横浜の大人気スポットです。
パンケーキやワッフルなどの流行の店舗を目当てに全国から多くの人が訪れ、またレトロな外観や雰囲気はデートスポットとしても人気があります。
シーバスの乗船所であるピア赤レンガで乗り降りしましょう。
大きな観覧車が目印の横浜のシンボル。遊園地ですが入園は無料で、アトラクションごとにチケットを購入するので、観覧車やジェットコースターなど乗りたいものだけを楽しむことができます。
友人や家族連れ、カップルに人気のスポットで、夜はライトアップされ雰囲気もよいので入園せず外から眺めるだけでも満足できるでしょう。時間がなくてもぜひ近くまで行ってみてください。
シーバス「みなとみらい21」で下車し、ヨコトリ2020の会場である横浜美術館、プロット48へ向かいます。鑑賞が終わって夕方〜夜になったらコスモワールドや横浜の街のライトアップが始まります。
横浜のみなとみらいと言えばランドマークタワー。ショッピングやカフェ、レストランも充実した商業施設でありながら、展望台やホテルもあり一度は訪れたい横浜の大人気スポットです。
とくに2020年6月19日にリニューアルオープンした、69階にある展望フロアから見下ろす夜景は必見!港町横浜の夜景に感動することでしょう!夜まで横浜にいられるのであればぜひ寄ってみてください。
ヨコトリ2020の会場からは見上げられるほど近いので、鑑賞が終わったらコスモワールドと合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。
3年に一度の現代アート展が開催される2020年。横浜観光の予定がある人は、普段感じることのできないアーティストたちの思いが詰まっている作品を鑑賞してみるのも面白いかもしれません。
世界的に大変な今だからこそ、文化芸術の持つ限りのない可能性に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2020年8月現在の内容です。新型コロナウィルスの影響で営業時間やイベント開催等は変更される場合があります。最新情報は施設の各HPをご確認ください。
取材・撮影・文 やくしじ 紫
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