【鹿児島】島旅のポイント&基本情報をチェック!
屋久島や種子島からなる大隅諸島、奄美大島を代表に連なる奄美群島は、ダイナミックな自然を舞台に、島人たちの個性豊かな文化が息づく。 とくに屋久島が平成5(1993)年に世界自然遺産に登録され、さらに2...
更新日: 2022年2月3日
コロナによる自粛期間を経て、旅行先をお探しの方におすすめなのが、自然の恵みで夏でも涼しく、思いっきり休日を満喫できる「屋久島」。
本格的な登山などではなく、初心者の方でも気軽に楽しめる、大阪発の2泊3日モデルプランをご紹介します。
「気軽に屋久島を楽しみたい」という方は、ぜひ参考にしてください!
※取扱商品および営業状況などは時期によって変わることがあります。随時公式ページをご確認ください。
鹿児島県の離島の一つである屋久島は自然の魅力がたっぷり!
1993年にユネスコの世界自然遺産として登録され、島の90パーセントが森林で覆われている自然あふれる島です。屋久杉、苔むす森、西部林道などの観光スポットがあり、登山、カヤックなどのアクティビティも楽しめます。生産量日本一を誇るぽんかん、たんかんや、トビウオなども有名。神々の使いとされるヤクシカや、ウミガメなども見ることができます。
春はサクラツツジや山桜などが咲き、色鮮やかな景色が楽しめます。夏になれば、透明度が高い海でのマリンスポーツが最高です。
秋の紅葉も美しく、登山もオススメ。また、屋久島の冬は真っ白な雪と、深い苔の緑が映える美しいコントラストが堪能でき、四季それぞれに魅力がある島なのです。
屋久島は遠いというイメージがあるかもしれませんが、11時20分に大阪伊丹空港からの直行便に乗れば、13時すぎには屋久島空港に到着と、所要時間約1時間半で行くことができます。
プロペラ機ならではの音や、少し小さめな機内も楽しく、空の上から海に浮かぶ鹿児島の離島をみながら過ごせばアッという間に到着です!
お昼を食べる時間があまりないので、飛行機で腹ごなしをしておいてください。
屋久島の外周部にある道路は約100km。車なら、3時間ほどで島を一周することができます。
島一周の観光では見るべきスポットがたくさんあり、ヤクスギランド、紀元杉、千尋の滝、屋久島灯台などもおすすめです。観光スポットはそのほとんどが外周部の道路沿いにあり、1日あればほとんど全部を見て回ることができますよ。
旅の1日目は屋久島空港から時計回りで島を巡ってみましょう!
可能であれば、滞在日数分レンタカーを借りるのがベスト。バスも通っていますが、様々な観光地やお店を自由に回るには、やはりレンタカーがよいでしょう。
空港付近にレンタカー店が多くあり、空港まで送迎もしてくれますよ。
まず初めに立ち寄るのは、干潮の前後、約2時間だけしか入浴できない秘湯「平内海中(ひらうちかいちゅう)温泉」。屋久島空港から車で30分の場所、海岸のすぐそばにあり、空と海が広がる絶景を見ながら入浴することができます。
脱衣所はないのですが、入浴の際は水着や下着等の着用は不可。バスタオルを巻いて入ることはできますので、女性の方は大きめのバスタオル持参をお勧めします。地元の方も多く利用されており、ゆったりとした時間を過ごせるスポットです。
■平内海中温泉
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町平内7番地2
電話番号:0997-47-2953
営業期間:通年
営業時間:1日2回の干潮の前後約2時間のみ
交通アクセス:車で宮之浦港より約50分、屋久島空港より約30分
料金:協力金200円(寸志)
平内海中温泉から車を走らせること約30分、島の西側に位置する「西部林道」に向かいます。西部林道は世界遺産登録地区内にあり、世界遺産の中に車で行ける人気のコースです。
約20kmにわたって自然が広がっており、道の脇からこちらを見つめるヤクシカや、道路の上でくつろぐヤクザルの姿など、貴重な屋久島の生態系を観察することができます。ヤクシカとヤクザルはどちらも集団で生活しているため、近くを見回すと一度に多くの野生動物を見ることができかもしれません。
細い山道が続くので、運転には注意が必要。17時以降は通り抜けができないため、早めの時間に着くことをおすすめします。
■西部林道
住所:鹿児島県熊毛郡屋久島町(永田灯台入口から大川の滝周辺を結ぶ沿岸道路)
電話番号:0997-43-5900
営業期間:通年
営業時間:17:00~7:00は通行できません
交通アクセス:宮之浦から永田側西部林道入り口まで車で約41分
料金:無料
そろそろおなかがすく時間。すこし早めの夕食をいただきます!向かったのは屋久島ならではの料理がいただける「レストラン パノラマ」。西部林道からは車で1時間の場所にあります。
トビウオのすり身を薄く広げてパン粉であげた「トビカツ」やトビウオのから揚げ、タンカンという果物を使った「カマンベールチーズのたんかんマーマレード焼き」などが楽しめます。
魚のみならず、屋久島でとれる「島野菜」も美味!
2日目の朝は少し早起きをし、屋久島散策に出かけましょう!コテージからは約1時間のドライブです。屋久島空港から直接向かう場合は約40分をみておいてください。
まず向かうのは、映画『もののけ姫』のモデルとなったといわれる「苔むす森」。白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)という渓谷の中にあり、半日あれば登山を楽しむことができます。
森と言えども、遊歩道や山道はしっかり舗装されており、初心者の方や登山に自信がない方でも安心して散策することができます。
トレッキングの後は島内のレストランでランチ。安房地区周辺にたくさん飲食店がありますので、そこで昼食を済ませましょう。
昼食後は屋久島の東部にある安房川(あんぼうがわ)へ向かいます。安房川ではリバーカヤックやリバーSUPなどのアクティビティが楽しめ、透き通る水の中で泳ぐ魚を見られたり、川岸で休む鳥を見ながらゆったりとした時間を過ごしたりすることができますよ。
涼やかな中で自然を満喫できる安房川。リバーカヤックは上流に向かって漕いでいきますが、川の流れは穏やかで進みやすく、初心者の方でも説明を受ければすぐにできるようになります。
屋久島の大自然の中、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
リバー&シーカヤック ガイド一覧 – 屋久島観光協会
http://yakukan.jp/play/guide_kayak.html
2日目の夕食、筆者おすすめの食事処は、和洋食どちらも楽しめるレストラン「かたぎりさん」です。
木目調の落ち着いた雰囲気の店内は、キッズスペースも設置されており、家族連れの方もゆっくりと過ごせます。
屋久島名物のトビウオを使用した自慢の「飛び魚ひつまぶし」は、このお店しか食べれない人気メニュー。甘辛く味付けされた飛び魚とご飯の相性はバツグン!最後には薬味を加え、「あご出汁」をかけてお茶漬け風にして味わいましょう。
定食のほかにも、地魚のお刺身やかたぎりさんオリジナルたんかんソーセージ、パスタや地元の食材を使った手作りデザートなどもあり、単品メニューもおすすめです。
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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
『山と高原地図』シリーズは、1965年より毎年発行、登山を楽しむ方に長く親しまれ続けているロングセラー登山地図。
谷や尾根、等高線や登山道を綿密に描き、実踏調査に基づいた登山ルート・コースタイムなどを掲載、全国の名山約1,500を紹介したもので、ラインアップは全61点にのぼります。
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