ガイドブック編集者が本気で選んだ!福岡のおすすめ観光スポット&もつ鍋ランキング10
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更新日: 2024年2月7日
世界遺産と人気の道の駅に注目が集まる宗像は、2017年に世界遺産に登録された「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群で話題のエリアです。
構成資産のひとつである宗像大社は、天照大神と素戔嗚尊(すさのおのみこと)の誓約(うけい)によって生まれた宗像三女神を祀る6200か所以上の神社の総本宮。
古くから国家安泰・皇室守護の神様として信仰を集めています。
3つの宮のなかで唯一、九州本土にある辺津宮を紹介します。
周辺スポットや、ひと足延ばして大島に立ち寄るのもおすすめです。
<世界遺産>「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群とは?
2017年に日本で21番目のユネスコ世界遺産に登録。神が宿ると信じられ、国の安寧などを祈る祭祀が行われるようになった沖ノ島の宗像大社 沖津宮をはじめとする5つの構成資産からなる。沖ノ島は島全体が御神体で、一般の立ち入りは禁止。
<構成資産リスト>
★宗像大社 沖津宮(沖ノ島、小屋島、御門柱、天狗岩)
★沖津宮遙拝所
★宗像大社 中津宮
★宗像大社 辺津宮
★新原・奴山古墳群
交通安全のお守り発祥の地
古くは航海安全から、近年では交通安全の神様として崇敬されるようになった宗像大社は、交通安全お守りの発祥の地。新車のお祓いに訪れ、お守りを購入していく人も多い。
すべて国宝の8万点の出土品を収蔵する『神宝館』
本殿横に建つ。沖ノ島で出土したおよそ8万点もの神宝はすべて国宝で、いずれも極めて良好な状態で残っている。館内では、その一部を公開している。
営業時間:9:00~16:00
料金 :入館料 800円
純金製の指輪。韓国慶州の王陵から同じものが多数見つかっている。
竿の先に付けて、口の部分から天蓋や幡(はた)を吊り下げる飾り金具。国内で龍頭が出土しているのは沖ノ島だけ。
三宮で唯一、九州本土にある辺津宮は、アクセス良好の社殿。境内には沖津宮の田心姫神(分霊)を祀る第二宮、中津宮の湍津姫神(分霊)を祀る第三宮があり、1か所で宗像三女神を参拝できる。
正面に構える本殿・拝殿に参拝
本殿は天正6(1578)年に大宮司の宗像氏貞が再建した五間社流造の建物で、拝殿は天正18(1590)年に小早川隆景によって再建された。拝殿の扁額には、天照大神の神勅(ご命令)が刻まれている。
三女神が降り立った高宮祭場
相生の樫を過ぎて、およそ150段の石段を上れば高宮祭場。宗像三女神が降臨した場所。毎月1日と15日に月次祭が行われる。
第二宮・第三宮で三女神様にお参り
第二宮に沖津宮の田心姫神(分霊)、第三宮に中津宮の湍津姫神(分霊)を祀る。社殿は伊勢神宮から特別に下賜(かし)された別宮の古殿を移築したもの。
九州本土から約11kmの海上に位置。島の南西岸に、宗像三女神の次女である湍津姫神(たぎつひめのかみ)を祀る宗像大社 中津宮が鎮座する。北側には、立ち入り禁止の沖ノ島を遠くから拝むために建てられた遙拝所がある。
大島へのアクセス
⇩ JR鹿児島本線/30分・570円
⇩ 西鉄バス/19分・370円
⇩ 徒歩すぐ
⇩ フェリーおおしま/25分・570円/1日5便
⇩ 旅客船しおかぜ/15分・570円/1日2便
辺津宮と沖津宮を結ぶ直線上に鎮座。60段の階段を上がると本殿、拝殿、御神木のイチョウの木などがある。島の中央にある御嶽山(みたけさん)山頂の祭祀遺跡と参道でつながっている。
49km離れた立ち入り禁止の沖ノ島を拝するため、18世紀ころに島の北側に設けられた遙拝所。拝殿の裏手からは、晴れて空気の澄みきった日は玄界灘に浮かぶ沖ノ島を望むことができる。
鐘崎漁港をはじめとする4つの漁港から毎朝届けられる魚介が大人気で、全国的に評判がいい道の駅。物産館、食堂、米粉パン工房姫の穂、宗像観光おみやげ館などからなる。
大島天然わかめを使った「わかめドレッシング」580円
おふくろ食堂 はまゆう
魚介の玄海茶漬けや丼が人気。鯛、ぶりなどの魚介は、とれたてのものを使う。メニューは数に限りがある。
営業時間:11:00~15:30
正助ふるさと村のアンテナショップ「宗像や」
地元産の旬の果物を使ったソフトクリーム、むなかた牛を使ったコロッケなどのテイクアウトメニューがある。
営業時間:9:00~17:00(6~9月は8:30から)
世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」のガイダンス施設。普段入ることができない沖ノ島に上陸したかのような映像を見ることができる3Dシアター、迫力満点のスクリーンなどがある。
唐津街道は江戸時代に福岡藩が整備した道で、北九州から博多などを経由して佐賀県唐津に至る。その宿場町の一つとして発展したのが「赤間宿」(あかまじゅく)。百田尚樹著「海賊とよばれた男」の主人公のモデルになった出光興産の創業者出光佐三の生家、白壁の商家の建物などが残る。
ハナウタコーヒー
江戸時代の建物を利用したコーヒー豆店。豆の個性を生かし、おいしさを引き立たせるように焙煎した新鮮な豆を置く。コーヒーは約10種類をラインアップ。
住所 :福岡県宗像市赤間3-4-86
TEL :0940-55-1490
営業時間:10:00~18:00(日曜・祝日は17:00まで、豆がなくなり次第閉店)
休業日 :水曜
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