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山梨【甲府観光】戦国武将! 武田信玄ゆかりの名所巡礼

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2024年2月11日

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山梨【甲府観光】戦国武将! 武田信玄ゆかりの名所巡礼

戦国最強と呼ばれた騎馬軍団を率いた武田信玄。今も人々の心をつかむ戦国武将、信玄公の足跡をたどり、戦国の世に思いを馳せよう。

【山梨・甲府】こんなところです!

武田信玄公のお膝元。武田神社や甲斐善光寺など、信玄公ゆかりのスポットは必見。ご当地グルメのほうとうや甲府鳥もつ煮を味わおう。

ACCESS

【車で】
最寄りICから15分
中央自動車道甲府昭和ICから国道20号、県道5号、国道52号、県道6号経由で甲府駅まで5km

【鉄道で】
1時間30~45分
新宿駅からJR中央本線特急を利用、甲府駅下車

武田信玄公と甲斐の国

戦国時代屈指の戦上手と呼ばれ、諸大名に恐れられた信玄公。勇猛なイメージが強いが、信玄堤などの治水事業や新田開発を行なうなど、治世においても才覚を発揮。甲斐の国の安定をはかり、領民の厚い信頼を得ることとなった。

2019年に開府500年!

信玄の父、武田信虎が躑躅が崎に館を構えたのが永正16(1519)年。2019年には開府500年の歴史的な節目を迎え、甲府の街が熱く盛り上がった!

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】武田氏の居館跡に建つ信玄公を祀る神社「武田神社」

大正8(1919)年に建立された、甲斐国の総鎮護。戦国時代の名将、武田信玄公を御祭神として祀り、「勝運」のご利益、産業・経済の神としても広く信仰を集める。

御祭神が信玄公
甲斐国の守護神であり、徳川家康を三方原の戦いで破ったことでも有名。ご利益は「勝運」だ。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】武田氏の居館跡に建つ信玄公を祀る神社「武田神社」

館を囲んでいた堀に参道への神橋が架かる

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】武田氏の居館跡に建つ信玄公を祀る神社「武田神社」

水鉢が武田家家紋の形をしている

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】武田氏の居館跡に建つ信玄公を祀る神社「武田神社」

武田家三代が住んだ躑躅ヶ崎館跡は国の史跡

この場所に住んでいたのじゃ!

武田神社は武田信虎、信玄、勝頼の武田家三代が居館とした躑躅ケ崎館の跡に建つ。館跡にはかつての堀や石垣などが残っている。

ここにも注目!

ここにも注目!

宝物殿
三条実美が奉納した名刀「吉岡一文字」や武田家伝来の甲冑など、戦国の世をほうふつとさせる品々を見学できる。

ここにも注目!

御朱印
切り絵作家がデザインした、迫力ある信玄公像の御朱印(切り絵付は専用紙限定、初穂料500円)。

ここにも注目!

姫の井戸
信玄公の息女誕生の際に産湯として使われた名水。自由に「お水取り」ができる。

ここにも注目!

御守
鹿革に漆で模様をつけた、甲府の伝統工芸「印伝」の美しいお守りは武田神社ならでは。

ここにも注目!
ここにも注目!

三葉の松
黄金色に落葉することから金運のご利益があるとされる。延命長寿のご利益もあるという。

武田神社(躑躅ヶ崎館跡)

住所
山梨県甲府市古府中町2611
交通
JR甲府駅から山梨交通武田神社行きバスで8分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
境内自由(宝物殿は9:30~16:30<閉館>)
休業日
無休
料金
宝物殿入館料=大人300円、小・中学生150円/(障がい者手帳持参者は宝物殿入館料半額)

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】壮大なスケールの伽藍がそびえる「甲斐善光寺」

永禄元(1558)年創建の名刹。壮大な木造建築である金堂と重層建築の山門は国指定重要文化財。金堂地下では信濃善光寺と同じく、極楽往生を願うお戒壇廻りができる。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】壮大なスケールの伽藍がそびえる「甲斐善光寺」

信玄公が建立
川中島合戦の際に武田信玄が信濃善光寺の消失を恐れ、今は秘仏である本尊をこの地に移して創建した。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】壮大なスケールの伽藍がそびえる「甲斐善光寺」

病が治ると信仰されるびんずる尊者

信濃から引きずってきた鐘もあるぞ!

本尊とともに信濃善光寺から運ばれた梵鐘は「引き摺りの鐘」と呼ばれている。引きずった際にできた無数の傷がついている。

信濃から引きずってきた鐘もあるぞ!

ここにも注目!

ここにも注目!
ここにも注目!

天井図
金堂中陣の天井図は手をたたくと共鳴することから鳴き龍と呼ばれる。

ここにも注目!

お戒壇廻り
金堂地下の回廊を歩き、暗闇の中で鍵に触れることで本尊と縁が結ばれ極楽往生できると伝わる。

甲斐善光寺

住所
山梨県甲府市善光寺3丁目36-1
交通
JR身延線善光寺駅から徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門17:00)
休業日
無休
料金
大人500円、小学生250円(30名以上の団体は割引あり)

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】歴史ある三門や庭園で知られる信玄公の菩提寺「恵林寺」

ひと足のばして甲府から車で30分
元徳2(1330)年に夢窓国師が開山した臨済宗の寺。国の名勝に指定された庭園も有名。境内には武田信玄公にまつわる宝物を公開する信玄公宝物館がある。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】歴史ある三門や庭園で知られる信玄公の菩提寺「恵林寺」

信玄公の菩提寺
生前、信玄公自ら恵林寺を菩提寺と定め、死後3年間の秘葬を経て盛大な葬儀が行なわれた。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】歴史ある三門や庭園で知られる信玄公の菩提寺「恵林寺」

庫裏の入口で見学の受付を行なっている

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】歴史ある三門や庭園で知られる信玄公の菩提寺「恵林寺」

約700年の時を経た夢窓国師築庭の庭園

いまの墓はココじゃ!

3年間の秘葬ののち安置された墓所は「明王殿」裏手にある。通常は非公開だが、毎月12日だけ特別公開される。

ここにも注目!

ここにも注目!

御守
黒地に武田菱がきわだつ「勝守」をいただいて勝負運向上を願おう。

ここにも注目!

うぐいす廊下
侵入者を察知するため、歩くと床板がきしみ、うぐいすの鳴き声のように聞こえる。

恵林寺

住所
山梨県甲州市塩山小屋敷2280
交通
JR中央本線塩山駅から山梨交通窪平・西沢渓谷入口行きバスで11分、恵林寺下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:30(閉門)
休業日
無休
料金
見学料(国名勝庭園、館内)=大人300円、小・中・高校生100円/入館料(信玄公宝物館)=大人500円、高校生400円、小・中学生100円/(20名以上の団体は割引あり、宝物館との共通券あり、障がい者手帳持参で見学料100円)

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット】まだまだある! 信玄公スポット&イベント

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】信玄グッズはここで入手「かぶとや」

武田神社参道入口前にあるみやげ物店。武田信玄ゆかりの商品や戦国グッズなど、歴史ファンの心をくすぐる商品が豊富にそろう。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】信玄グッズはここで入手「かぶとや」

武田神社入口のすぐそばにあるみやげ店

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】信玄グッズはここで入手「かぶとや」
【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】信玄グッズはここで入手「かぶとや」

武田菱 盃 1500円
風林火山軍配ミニうちわ 300円

風林火山の軍配と盃で信玄公気分に!

かぶとや

住所
山梨県甲府市屋形3丁目7-15
交通
JR甲府駅から山梨交通武田神社行きバスで8分、終点下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:00
休業日
無休
料金
風林火山軍配ミニうちわ=300円/武田菱 盃=1500円/

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】謎多き荼毘の地「武田信玄公火葬塚」

信州・伊那で53歳の生涯を閉じた信玄は、自身の死を3年間秘密にするよう遺言した。この地は信玄公を密かに荼毘に付した場所といわれている。

055-237-5702 (甲府市観光課)
見学自由
甲府市岩窪町
JR甲府駅北口から山梨交通バス武田神社または積翠寺行きで8分、護国神社入口下車、徒歩10分
Pなし

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】謎多き荼毘の地「武田信玄公火葬塚」

3年を経て恵林寺で葬礼を行なった

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】甲府市民をいつも見守る「武田信玄公像」

JR甲府駅南口には迫力ある信玄公像が設置されている。台座を含めた高さは6.2mで、重さは約5tもある。信玄公と一緒に記念撮影しよう。

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】甲府市民をいつも見守る「武田信玄公像」

川中島合戦の際の姿を模した銅像

武田信玄公像

住所
山梨県甲府市丸の内1
交通
JR甲府駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休
料金
情報なし

【甲府観光×武田信玄ゆかりのスポット&イベント】戦国時代にタイムスリップ「信玄公祭り(甲州軍団出陣)」

武田信玄公の命日である4月12日を中心に行われる「信玄公祭り」。騎馬と約1500人の鎧武者が、川中島へ出陣する様子を再現する。

信玄公祭り

住所
山梨県甲府市甲府駅周辺
交通
JR甲府駅からすぐ
営業期間
4月12日前後の金~日曜
営業時間
イベントにより異なる、要問合せ、甲州軍団出陣(土曜)は17:00~18:50
休業日
期間中無休
料金
要問合せ

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