【岐阜タウン】で人気!おすすめの観光・グルメ・ショッピングスポット
岐阜城や長良川の鵜飼など由緒ある歴史や文化が残る金華山付近と、おしゃれなカフェやショップが集まる岐阜駅周辺。二つの顔を持つ、魅力満載の町だ。...
更新日: 2021年5月1日
江戸・明治期の情緒漂う通りに、伝統と文化を感じるスポットやレトロな飲食店が建ち並ぶ川原町。岐阜城からも近いのでいっしょにめぐって歴史に思いを馳せよう。
長良橋から西へ続く「湊町・玉井町・元浜町」の町並みの通称。織田信長の時代から昭和初期まで、長良川の水運を利用した川港として栄え、現在も材木問屋や美濃和紙問屋など当時の面影を残す昔ながらの町家が軒を連ねる。岐阜うちわや鮎菓子など伝統的なみやげ店に加え、ここ数年で登場したモダンな飲食店にも立ち寄りたい。
窓に格子を施した切妻造りの伝統的な町家が数多く残る
JR岐阜駅から岐阜バス長良橋方面行きで15分、長良橋下車すぐ
1年を通して長良川鵜飼の魅力を体感できる注目スポット
鵜飼観覧船の受付はこちらで。観覧船の予約は長良川沿いのホテルや旅館でもできる
十八楼の向かいにある水琴窟。水滴を落下させて音を出す日本庭園の装飾のひとつ
長良川の若鮎をかたどった岐阜銘菓「登り鮎」の元祖として知られる
120年前の土蔵を生かしたレストラン
駐車場は岐阜公園堤外駐車場(1回300円、1時間以内は無料)を利用
店の前に掛けられた提灯。散策がてら、レトロな風情を見つけるのも楽しい
黒塀の長い建物と「とうふ村」の看板の間にある細い小径を入ると、玉石垣の上に黒壁土蔵が並ぶ散歩道が続いている
古い建物を生かしたフラワーショップ
コミュニティ水路に架かる橋の中でもっとも古い霞橋は、欄干が灯籠になっている
戦国時代、斉藤道三の息子・義龍が建てたといわれる庚申堂(こうしんどう)にはハート形の手水鉢があり、恋愛スポットとして秘かに話題。狛犬ならぬ狛サルの地蔵もキュート
焼鮎の笹巻き寿し(220円)はテイクアウトOK。食べ歩きや、鵜飼観覧のおともにも
技と心を伝える岐阜うちわの老舗
伝統工芸品の岐阜うちわの唯一の専業店として、明治中期から続く店。竹の骨組みに美濃和紙を貼り、カシュー漆で仕上げた上品なうちわが並ぶ。店の奥にある作業場では、4代目の技が見学できる。
鵜飼の絵柄が描かれた塗りうちわ(各1500円)、涼しげな水うちわ(3350円)
うちわはすべて職人の手作り。鵜飼見物客が購入していくことも多い
香り高い自家焙煎コーヒーをぜひ
香り豊かなコーヒーは、厳選した生豆を少量ずつ自家焙煎し、注文を受けてからハンドドリップ。素材にこだわった自家製タルトによく合う。大きな窓から望む金華山や岐阜城の眺めも格別だ。
本日のコーヒー(450円)。日替わりケーキとのセット(900円〜)もおすすめ
古い倉庫を改装したオシャレな店内。奥には焙煎機がスタンバイ
店で焙煎した新鮮なコーヒー豆も購入できる(200g1200円〜)
150年以上続く老舗温泉宿
長良川を望む「川の瀬」、明治時代の蔵の梁や柱を蘇らせた「蔵の湯」など、趣ある湯がそろう。長良川温泉は茶褐色のにごり湯が特徴。
玄関横の手湯は無料で利用できる
風光明媚な眺望と創作料理を堪能
長良川を望むロケーションで、彩りあふれる創作会席が味わえる。フレンチベースの料理やデザートは、どれもできたてで洗練された仕上がり。古民家を生かした建物が、特別感をいっそう高めてくれる。
季節の食材を取り入れた、月替わりのコースを用意(昼・夜ともに3240円〜)
長良川のせせらぎを間近に感じ、ゆったりとした時間が流れていく
地元の食材を取り入れたイタリア料理に舌鼓
イタリアで修業を積んだシェフが腕をふるう店。岐阜の食材をふんだんに取り入れ、素材の味を生かした品々を提案する。窓の外に広がる緑豊かな風景と岐阜城の眺めもごちそうに。
ライブ感のあるオープンキッチンから、できたての料理がサーブされる
旬の食材を使った鮮やかな盛り付けに目を奪われそう
町家カフェでゆったり過ごそう
明治時代に和紙問屋だった商家を改装し、和モダンなカフェに。母屋と離れ、蔵に分かれた趣ある空間で、コーヒーやケーキを味わって。店内には和風雑貨が並ぶギャラリーコーナーもある。
昔懐かしい赤いポストを目印に訪れよう
散策途中のひと休みにぴったり。ケーキセット(1000円~)
蔵の2階はソファ席。空間ごとに異なる趣が楽しい
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