【奄美大島】マングローブ原生林ツアー!カヌーで探検!
国内第2位の広さを誇る奄美大島のマングローブ原生林は、多様な動植物を育むいのちのゆりかご。潮の満ち引きによって表情を変えるマングローブの森と、そこで暮らす生きものたちに迫るカヌーツアーへ出かけよう!...
離島において全国第3位の面積を誇る、奄美群島の主島。亜熱帯植物が彩る島内は常夏ムードに包まれ、特別天然記念物の希少な固有種が数多く生息する。島に伝わる郷土料理や大島紬など個性的な伝統文化にも注目したい。独自の自然と文化にふれる奄美大島の旅へでかけよう。
●鹿児島空港→奄美空港
所要:1時間5分、1日7便、JAC(日本エアコミューター)・JAL(日本航空)
●鹿児島新港→名瀬港
所要:11時間、1日1便、マルエーフェリー・マリックスライン
●鹿児島(北埠頭)→名瀬港
所要:13時間30分、週3~5便、奄美海運
●鹿児島(北埠頭)→古仁屋港
所要:16時間10分、週3~5便、奄美海運
●面積:712㎢
●周囲:460㎞
●標高:694m
●人口:約6万2000人
●鹿児島市から380㎞
名瀬を中心にしまバスが路線バスを走らせているが、空港~名瀬、名瀬~古仁屋以外は便数が少なく、このルートから外れる観光スポットへは利用しにくい。特に宇検村、大和村方面はかなり便数が限られる。レンタカー会社は空港や名瀬に集まっているが、古仁屋や加計呂麻島にもある。
●銀行・郵便局
名瀬、古仁屋に銀行がある。ほかにも名瀬市街地にはATMが多数ある。郵便局は簡易郵便局以外のほとんどにATMを設置している。
●コンビニ
ファミリーマートが名瀬に4店と龍郷、古仁屋にあり、24時間営業。ATMも設置されている。
●携帯電話
海岸部や主要道路沿いはほぼ利用可能だが、山中は利用不可の場所が多い。3
●奄美大島観光協会:0997-54-4991
●あまみ大島観光物産連盟:0997-57-623
豊富な魚種が住む海はダイバーに人気
ジャングルさながらの金作原原生林
太陽が降り注ぐイメージがある奄美大島だが、実は雨が多く、年間の日照時間は日本一とまで言われるくらいに短い。特に沖縄に続いて5月中旬から始まる梅雨時にはまとまった雨が降る。冬でも10℃を下回ることはほとんどないが、風が強い日には体感温度がさがるので、ブルゾンやジャケットがあると安心できる。夏は日差しが強く30℃を超える日も多いが、湿度が低いため比較的さわやかに過ごせる。
BEST:6月下旬〜8月中旬
おすすめ:3月〜5月下旬、10月〜11月
梅雨:5月下旬〜6月中旬
台風:8月中旬〜9月下旬
1月:200mm(52mm)、14.8℃(5.2℃)
2月:162mm(56mm)、15.2℃(5.7℃)
3月:233mm(118mm)、17.1℃(8.7℃)
4月:229mm(125mm)、19.8℃(13.9℃)
5月:259mm(138mm)、22.7℃(18.2℃)
6月:410mm(168mm)、26℃(21.4℃)
7月:202mm(154mm)、28.7℃(25℃)
8月:268mm(168mm)、28.4℃(26.4℃)
9月:303mm(210mm)、26.8℃(22.8℃)
10月:235mm(198mm)、23.7℃(17.5℃)
11月:180mm(93mm)、20.2℃(12.1℃)
12月:157mm(51mm)、16.5℃(7.6℃)
※気象庁の平均値データより、()内は東京のデータ
奄美大島の代表的な観光スポットをご紹介。サンゴ礁の海や東洋のガラパゴスといわれる生物、個性的な島文化など見ごたえは十分だ!
サンゴ礁の海を眺める人気の展望スポット。ソテツに囲まれた遊歩道やサンゴ礁をくりぬいた海中プール、遊具が充実した公園がある。
大島海峡と加計呂麻島、古仁屋市街を見渡せる展望ポイント。とくに複雑なリアス式海岸のシルエットが浮かび上がる夕景は必見だ。
多種の魚がすみ、マリンスポーツが盛んな大島海峡に面するビーチ。透明度が高く、浜辺に立つガジュマルの木々が南国気分を醸し出している。
空を仰ぐような巨大な植物と、天然記念物に指定される奄美固有の生物が潜む原生林。まるでジャングルの探検気分が味わえる。
海水が交じる河口域にうっそうと茂る。マングローブに囲まれた川を進むカヌー体験は、奄美にきたら一度はチャレンジしてみたい。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。