高野山上
高野山上のおすすめのスポット
ガイドブック編集部が厳選した高野山上のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。壇上伽藍,高野龍神スカイライン,高野山奥之院 弘法大師御廟など情報満載。
- スポット:59 件
- 記事:11 件
1~10 件を表示 / 全 59 件
壇上伽藍
弘法大師の思いが表現された修行道場
標高800mの山上に、嵯峨天皇の勅許を得て弘法大師が修禅道場を開いたのは約1200年前。大師みずからが、弟子とともに堂塔の建立に心血を注いだ場所と伝わる。弘法大師創案になる日本初の密教伽藍で、高野山独特の諸堂塔の配置は弘法大師が受けた密教の教義を目に見える形で表現しているという。壇上には、真言密教の根本道場のシンボルとして建立された根本大塔をはじめ、金堂などの堂塔がたち並び、中門も再建された。




高野龍神スカイライン
紀州の屋根を走る爽快な道
1000m級の峰々を縦走する高野龍神スカイライン。周辺は、標高差があるため10月上旬から11月初旬にかけて、ブナの原生林の紅葉が楽しめる。冬期はノーマルタイヤの場合、チェーンが必要だ。



高野山奥之院 弘法大師御廟
弘法大師の御廟を中心にした霊域
約1200年前の弘仁7(816)年に高野山を開いた弘法大師空海は、その29年後、結跏趺坐のまま奥之院最奥にある、現在の大師御廟に入定。大師は今も御廟所で瞑想しながら救いの手を差しのべていると信じられ、奥之院は弘法大師信仰の中心聖地になっている。一の橋から御廟に至る約2kmの参道は20万基を超えるともいわれる墓碑や供養塔、慰霊碑、祈念碑で埋まっている。




高野山奥之院 弘法大師御廟
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山奥之院
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院前行きに乗り換えて25分、終点下車、徒歩15分(一の橋から参拝の場合、奥之院口前にて下車、徒歩40分)
- 料金
- 無料
総本山金剛峯寺
全国にある高野山真言宗の総本山
弘法大師は『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』という経典から高野一山の総称を金剛峯寺と命名した。明治以降は一寺の名称となったが、現在も山内117カ寺をまとめる中心寺院だ。元々は豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建立した剃髪寺といい、さらに青厳寺と呼ばれるようになって木喰上人応其の住坊となった。明治2(1869)年に隣接する興山寺と合併し、金剛峯寺と改称した。襖絵や庭園など見どころも多い。




高野山霊宝館
密教美術の宝庫、高野山
貴重な宝物を守るために建設。国宝の弘法大師筆『聾瞽指帰』2巻をはじめ、国宝21件、重文143件などを収蔵し、展示替えをしながら公開している。




角濱ごまとうふ総本舗
苅萱堂
石童丸の悲話で知られる
高野聖が全国に広めた『石童丸物語』のゆかりの場所。出家した石童丸の父・苅萱道心の庵の跡といわれる。堂内には『石童丸物語』を描いた絵が掲げられている。


徳川家霊台
江戸初期を代表する霊廟建築
この徳川家霊台は、寛永20(1643)年、3代将軍家光によって建立された。徳川家康と秀忠を祀り、江戸時代初期の代表的霊廟建築として国の重文に指定されている。



蓮華定院
真田幸村が暮らした宿坊
真田昌幸・幸村一行が、高野山に幽閉される折にしばらく滞在した場所で、当時を再現した部屋を父子の遺品とともに公開している。宿坊も利用できる。
