【秩父&長瀞観光】電車で行く1泊2日の旅! おすすめコース!
日帰りできる気軽さが魅力の秩父。でも、たまには素敵な宿に1泊して秩父・長瀞をとことん満喫するのもグッド!1日目はレトロな秩父さんぽ、2日目は長瀞で豊かな自然を感じて、たっぷり楽しもう。...
更新日: 2023年1月12日
ホルモン焼き、かつ丼や豚みそ丼などの豚料理、名水で打ったそばなど、地元素材を存分に使った味を心ゆくまで楽しみましょう。
秩父では昔から、小昼飯(こじゅうはん)と呼ばれる、手軽な郷土食の文化が根付いています。
秩父の食材をふんだんに使った、お気に入りの小昼飯を探してみてくださいね!
ジューシーな味わいがやみつき
秩父味噌を使った豚みそ丼や七輪で焼くぷりぷりの豚ホルモンは、地元の人が頻繁に食べている秩父グルメ。
味噌漬けは、かつて狩猟したイノシシを保存するために作られていた秩父の伝統料理で、自家製の味噌だれに漬けた豚肉を炭火で焼き上げた豚みそ丼が人気。ロースと脂ののったバラ肉が選べます。
にんにくと唐辛子を使ったタレと肉の新鮮さに定評があり、メニューはシロ、ハツ、レバ、カシラなど7種類。七輪で余分な脂を落としつつ焼くホルモンは香ばしく、箸を持つ手が止まりません。週末は予約でいっぱいになるほどの人気です。
夏の天然鮎を食べたい
独特の苦みとうまみを余すところなくいただける鮎飯。鮎の風味がしみ込んだご飯には、川の恵みがぎっしり。
竹林に囲まれた個室でゆっくりと食事が楽しめます。メニューはいわなや岩茸など地元の旬をふんだんに使ったおまかせ懐石コースのみ。シメの鮎飯は予約時にぜひリクエストしておきましょう。
良質なそばの実と名水の地
秩父の荒川エリアは上質なそばの実が収穫できる名産地。そばの実を殻ごと挽いて作る田舎そばがこのあたりの主流です。
そば殻ごと石臼で自家製粉した粗挽きの地粉に、さらに粉を加えて練り上げる独自の製法で作る打込そば。もちもちした太めのそばには、辛めのつゆがよく合う。新そばの季節にはつなぎを一切使わない十割そばが味わえます。
やさしい味わいの田舎の味
小昼飯は昔ながらのご当地グルメ。農作業の合い間や小腹がすいたときにサクッと食べられるみそポテトやおっきりこみ、いも田楽など、地元産の穀物や野菜を使った素朴な郷土料理です。
おっきりこみとは、秩父地方に伝わる幅の広い手打ちうどんを冬野菜と一緒に煮込んだ具だくさんの伝統料理。ソースカツ重もこの店の名物です。
昭和32年(1957)創業で、45年ほど前からくるみそばを提供しています。国産のそば粉を使った細めのそばは香り高く、90歳の初代が揚げる天ぷらもおすすめです。
三峰山にあるみやげ物屋と食堂を兼ねた店。素朴な味わいのいもでんがくは、大滝地区特産の中津川いもを、特製味噌ダレをつけて囲炉裏で焼いたもの。三峯神社へは徒歩5分と、お参りの前後に立ち寄るのにぴったりです。
店内の大きな窓からきれいな庭を眺めながら、素朴でおいしいみそポテトに舌つづみが打てる。量が多いので、一皿食べればおなかがふくれてしまいそう。駅に近いので、電車の待ち時間に利用できるのもうれしいポイントです。
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