【秩父&長瀞観光】電車で行く1泊2日の旅! おすすめコース!
日帰りできる気軽さが魅力の秩父。でも、たまには素敵な宿に1泊して秩父・長瀞をとことん満喫するのもグッド!1日目はレトロな秩父さんぽ、2日目は長瀞で豊かな自然を感じて、たっぷり楽しもう。...
更新日: 2023年2月1日
秩父神社の由来にも関係する“知知夫(ちちぶ)”は、埼玉や東京の旧国名“武蔵”より歴史が古いことをご存じでしたか?
そんな歴史をもつ3つの神社は、いまや関東屈指のパワースポットとして絶大な人気を誇ります。
由緒ある古社にお詣りすれば、あなたの願いも叶うかもしれません。
最初にダイジェスト動画でご紹介します。
※秩父三社めぐりの際に、決まった順番はありません。
秩父神社と寳登山神社(宝登山神社)はそれぞれ秩父鉄道の秩父駅、長瀞駅からも徒歩で行ける場所にあります。
秩父駅~長瀞駅の乗車時間は20分程度ですので、この二社は電車でも十分お参り可能です。
長瀞駅では、長瀞ライン下りや、天然かき氷で有名な「阿佐美冷蔵 宝登山道店」など、その他の観光も楽しめます。
秩父駅から少し離れた西武秩父線西武秩父駅の駅前には天然温泉「祭りの湯」もあるので、お参りにあとに温泉でリラックスするのも◎。
三峰神社は、西武秩父線西武秩父駅、もしくは秩父鉄道三峰口駅から三峰神社行きのバスが出ており、バスの乗車時間は75分程度、そこからさらに徒歩10分です。
三峰神社を含む三社を効率よくめぐりたいなら、車で行くか、北から寳登山神社(宝登山神社)⇒秩父神社⇒三峰神社の順に行くと良いでしょう。
東京から日帰りで車で行く場合、秩父までの移動、現地での移動時間におよそ5~6時間かかります。
ゆっくりしたいなら一泊旅行を考えてみてもよいでしょう。
日本武尊が東国平定の折にこの山の頂上をめざしていたところ山火事が発生、神犬がこの火事を消した(火を止めた)ことから日本武尊が「火止山」と名付け、神を祀ったのが名の由来とされている。その名は転じて「宝の山に登る」と言われ、縁起担ぎの意も兼ねて、毎年100万人の参拝者が訪れる。宝登山神社と書くことも。
ロープウェイを使って山頂をめざすと神社の奥宮がある。そこにある神秘と清涼の空間を求めて登ってみよう。
現在の拝殿は明治7(1874)年に完成。その両側に施された色鮮やかな彫刻は、中国に古くから伝わる孝行話のうち8話が描かれたもの。
大きく「寳」と入ったお守り。人それぞれには宝があり、その宝と気持ちが大きく成長するよう祈念されている。
第十代崇神天皇の御代に、知知夫国の初代国造(地方を治める役人)となった八意思兼命の十代子孫である知知夫彦命が祖神を祀るために建てたとされ、当地方の総社として信仰を集めている。社殿は天正20(1592)年に徳川家康が寄進したもので、県の有形文化財に指定されている。
柞稲荷神社の前にある大きな石は「生き石」とも呼ばれ、神が降り立つといわれている。
水占いのおみくじ。パッと見たところ何も書かれていない白紙だが、水に浸けると文字が浮かび上がってくる。
本殿向かって左側にある三匹の猿。三猿といえば日光東照宮の「見ざる・言わざる・聞かざる」が有名だが、秩父神社の猿は対照的に「見て、聞いて、話す」元気者として親しまれる。
秩父夜祭は秩父神社の例大祭で、京都の祇園祭、飛騨の高山祭と並ぶ日本三大曳山祭りのひとつ。
毎年12月2日と3日に開催され、師走の風物詩として全国に知られる。秩父一帯をきらびやかに彩る。
第十二代景行天皇がこの地を巡幸した際に、神社東方にある雲取山・白岩山・妙法嶽の三峰が美しく連なることを聞いて名付けたとされる。拝殿正面の扁額(右から三峯神社と書かれているもの)は有栖川宮熾仁親王筆。節分祭の豆まきは「ごもっともさま」と呼ばれる珍しいもの。
拝殿前にある御神木は触れることができる。この杉の木は、源頼朝の家臣、畠山重忠が寄進したといわれる。
えんむすびの木の前にある社で紙人形付の恋みくじを引いて、恋愛成就の運試しをしてみよう。
拝殿に向かって左側にある石畳。手桶の水をかけると、縁起が良いとされる龍の顔が現れる。
2020年は6月5日(金)に催行予定
夜明け前に三峯神社に到着し、星空と雲海鑑賞をめざすツアー。日程や料金など詳しい情報は、HPにて確認を。
※4月24日(金)の催行は中止が決定しています。
●雲海の発生条件
【傾向】春と秋に多く発生する傾向にあり、とくに10月中旬~11月中旬頃が発生のピーク。
【時間】日の出前後の数時間が発生しやすい。
【天候】快晴(雨の降った次の日や湿度の高い日の夜から朝が狙い目)、無風、朝方と日中の気温の差が大きいことなど。
※これらは雲海発生の判断基準のひとつで、必ずしも発生するわけではありません。
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