【秩父&長瀞観光】電車で行く1泊2日の旅! おすすめコース!
日帰りできる気軽さが魅力の秩父。でも、たまには素敵な宿に1泊して秩父・長瀞をとことん満喫するのもグッド!1日目はレトロな秩父さんぽ、2日目は長瀞で豊かな自然を感じて、たっぷり楽しもう。...
更新日: 2023年1月7日
都心からのアクセスも良く、週末や日帰りのおでかけにぴったりの秩父。
荒川の上流部に位置し、武甲山をはじめとする山々が四方を取り囲む自然豊かな秩父は、昔から巡礼者が行き交う信仰の里でもあります。
秩父夜祭などの例祭や羊山公園に代表される花の名所も多く、多彩な観光が楽しめるエリア。
大自然や歴史を感じる祭りなど、見どころ満載の秩父を心ゆくまで楽しみましょう!
秩父旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
自然に囲まれた里山を遊ぶ
長瀞に代表される清流、宝登山や武甲山などの山々とその裾野に広がる花畑など景勝地がいっぱいです。
レトロ風情漂う街歩きも楽しい
昔栄えた秩父の黒門通りや買継商通りは古い家並みが続き、散策に最適。おしゃれなカフェも多く並んでいます。
霊験あらたかなパワースポットも多い
三峯神社や宝登山神社、また秩父札所めぐり、越生の七福神めぐりなど、秩父観光では神社仏閣は欠かせません。
さまざまな楽しみ方ができる魅力あふれる街
春は芝桜のパッチワーク、冬には秩父夜祭やあしがくぼの氷柱など、季節ごとに記憶に残る旅が楽しめます。過ごしやすい季節には、札所めぐりなども楽しんでみてください。
<秩父の歩き方>
散策の拠点は西武秩父駅や秩父鉄道秩父駅。
ほぼ徒歩圏内に見どころが集まっており、小鹿野方面へは小鹿野町営バスを利用しましょう。
荒川の美しい流れに身を任せて遊ぶ
長瀞ラインくだりをはじめ、SUP(スタンドアップパドルサーフィン)やカヤックなどのアクティビティも盛んな長瀞。
宝登山ハイキングや、阿左美冷蔵の「かき氷」にも注目です。
<長瀞の歩き方>
長瀞駅の東側に岩畳が、西側に寳登山神社があり、いずれも徒歩圏内。
野上や上長瀞など近隣へは秩父鉄道を利用しましょう。
神聖な空気が漂うエリア
三峯神社は人気のパワースポットで、「氣守り」が配布される毎月1日は、周辺には大行列ができるほど。大陽寺の宿坊体験もおすすめです。
<奥秩父 三峰の歩き方>
見どころが点在するので車が便利。三峯神社へは秩父駅や三峰口駅から西武観光バスを利用しましょう。
街の周囲に緑が広がる
花の名所として名高い巾着田のある越生、滝のマイナスイオンがここちいい黒山三滝など、人気のハイキングコースがそろっています。
<奥武蔵 飯能・巾着田の歩き方>
広域のエリアなので車が便利。ハイキングの場合は、西武池袋線やJR八高線の各駅を基点に出発しましょう。
【秩父へのアクセス方法】
① 池袋駅
↓ 西武特急「ちちぶ」 1時間20分/1480円
② 西武秩父駅
【長瀞・三峰へのアクセス方法】
① 池袋駅
↓ 東武東上線 快速・急行(小川町乗換え) 1時間30分/890円
② 寄居駅
↓ 秩父鉄道 16分/470円
③ 長瀞駅
↓ 秩父鉄道 21分/470円
④ 御花畑(芝桜)駅
↓ 秩父鉄道 25分/440円
⑤ 三峰口駅
【飯能へのアクセス方法】
① 池袋駅
↓ 西武池袋線 快速急行・急行・準急 50分/470円
② 飯能駅
【越生へのアクセス方法】
① 池袋駅
↓ 東武東上線 快速・急行・準急 45分/590円
② 坂戸駅
↓ 東武越生線 20分/250円
③ 越生駅
【秩父・長瀞・三峰へのアクセス方法】
① 練馬IC
↓ 関越自動車道 28km/20分
② 鶴ヶ島JCT
↓ 関越自動車道 28km/15分
③ 花園IC
↓ 国道140号
秩父 30km/50分
長瀞 17km/25分
三峰 65km/2時間10分
【飯能へのアクセス方法】
① 練馬IC
↓ 関越自動車道 28km/20分
② 鶴ヶ島JCT
↓ 圏央道 9km/7分
③ 狭山日高IC
↓ 国道299号ほか 6km/15分
飯能
【越生へのアクセス方法】
① 練馬IC
↓ 関越自動車道 28km/20分
② 鶴ヶ島JCT
↓ 関越自動車道 2km/2分
③ 鶴ヶ島IC
↓ 国道407号ほか 12km/25分
越生
早春の訪れを告げる関東三大梅林のひとつ
古くから奥武蔵に春を伝える風物詩として親しまれてきた越生梅林。広大な敷地に白加賀、越生野梅など、約1000本の梅が植えられています。なかには樹齢650年を超える古木もみられます。
【開催期間】2月下旬~3月中旬
カラフルな花のじゅうたんと勇壮な武甲山を眺める
春の訪れとともに、羊山公園芝桜の丘には多くの観光客が訪れており、丘一面にピンクや白の芝桜が密集して咲くさまは、圧倒される美しさです。見ごろとなる4月中旬〜5月上旬に芝桜まつりが開催されます。
【開催期間】4月中旬~5月上旬
マンジュシャゲの真紅のじゅうたんは壮観
その昔、巾着形に蛇行する高麗川の内側に水田を造った地、秋はマンジュシャゲやコスモス、春は桜や菜の花の名所として知られています。
【開催期間】9月中旬~10月初旬
青空に舞い上がる手作りロケット
およそ400年続くといわれる秩父市吉田の伝統行事。龍勢とは松の丸太をくりぬいて火薬を詰め、竹竿にくくりつけて発射する手作りロケットのこと。毎年10月の第2日曜に、椋神社例大祭の付祭りとして30本ほど奉納、打ち上げられます。その歴史は古く、一説によれば天正3(1575)年に初めて打ち上げられたとも言い伝えられています。
【開催日時】10月第2日曜
秩父の人々の一年を締めくくる荘厳華麗な大祭
300年以上の歴史を誇る秩父の総社・秩父神社の例大祭。江戸時代に秩父を潤した秩父絹の市がその起源とされ、お蚕祭りとも呼ばれていました。2日間にわたり、山車の曳き廻しや秩父歌舞伎などが行なわれます。
【開催日時】12月2~3日
秩父名物豚みそ丼発祥の店「野さか」
味噌漬けは、かつて狩猟したイノシシを保存するために作られていた秩父の伝統料理で、自家製の味噌だれに漬けた豚肉を炭火で焼き上げた豚みそ丼が人気。ロースと脂ののったバラ肉が選べます。
羊山公園のふもとにある老舗「懐石料理 田舎家」
竹林に囲まれた個室でゆっくりと食事が楽しめます。メニューはいわなや岩茸など地元の旬をふんだんに使ったおまかせ懐石コースのみ。シメの鮎飯は予約時にぜひリクエストしておきましょう。
BGMにはジャズが流れる「元祖『打込みそば』とらや」
そば殻ごと石臼で自家製粉した粗挽きの地粉に、さらに粉を加えて練り上げる独自の製法で作る打込そば。もちもちした太めのそばには、辛めのつゆがよく合う。新そばの季節にはつなぎを一切使わない十割そばが味わえます。
なめらかな舌ざわりがくせになりそう「武蔵屋本店」
店内の大きな窓からきれいな庭を眺めながら、素朴でおいしいみそポテトに舌つづみが打てる。量が多いので、一皿食べればおなかがふくれてしまいそう。駅に近いので、電車の待ち時間に利用できるのもうれしいポイントです。
秩父の大自然がはぐくむ野菜や果物はどれも絶品。
昔からつくられてきた漬け物、岩魚すしなどの伝統食や地酒、趣向のこらしたスイーツなど、バラエティに富んだおみやげが秩父にはそろっています。
古くから伝わる伝統の味をお持ち帰りしましょう!
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