【福島】いつ行く!季節限定の旬情報をチェック!
四季折々に美しい自然があり、地域ごとに独自の歴史と文化が息づく福島。その季節でしか味わえない旅のツボをおさえて、魅力満載の福島を遊びつくそう。...
更新日: 2021年6月11日
日本三大桜のひとつで、町のシンボルとして愛されている三春滝桜。満開のシダレザクラが滝のように巨木を薄紅色に染める様子は圧巻。まさに日本の春を象徴するような美しい光景だ。
【車】
磐越自動車道船引三春ICまたは郡山東ICから案内看板や誘導員に従って通行。開花期間中は滝桜周辺の交通規制もある。渋滞が予想される土・日曜は三春町運動公園から無料シャトルバスも運行。
【バス】
JR三春駅へはJR郡山駅から磐越東線で15分。開花期間中はJR三春駅〜滝桜間を往復する臨時バス滝桜号(片道15〜20分)が運行する。料金1日1000円(観桜料含む)。運行日など詳細はみはる観光協会のホームページで。
「春」を町名に持つ三春を代表するのが、全国区の知名度を誇るこの滝桜。樹齢1000年以上のベニシダレザクラは国指定の天然記念物で、枝の広がりは東西25m、南北20mもある。
ライトアップ期間はホームページで確認を
Q 見ごろはいつ?
A 4月中旬頃。開花状況の確認は、みはる観光協会のホームページでチェックできる。
Q 見学時間はどれくらいかかる?
A 滝桜の周囲には遊歩道が整備されており、ぐるっとまわって30分〜1時間程度。
Q 混雑はどれくらい?
A 満開時の週末9〜15時頃は見物客で混雑するので、早朝や夕方の時間帯がおすすめ。
遊歩道を歩きながら観賞できる。見ごろは混雑する
郡山から三春にかけてはたくさんの桜の木があり、樹齢が100年を超える巨木もあちこちに。滝桜と併せて訪ねてみよう。
⇩ 車で30分
樹齢約350年と推定されるシダレザクラ。不動明王を祀るお堂の境内にあることからこの名がついた。
市指定の天然記念物で、滝桜の子孫ともいわれている
⇩ 車で20分
三春滝桜の娘といわれる樹齢約400年のシダレザクラ。見事な枝振りと濃いピンク色の花が特徴。滝桜と併せて多くの人が見物に訪れる。
市指定の天然記念物。桜の下には地蔵堂がある
⇩ 車で10分
⇩ 車で10分
三春町に約2000本あるシダレザクラのひとつ。八十内公園内の小高い丘にあり、樹齢約350年。ライトアップも行なっている。
三春町の天然記念物に指定されている
⇩ 車で12分
三春藩主・田村家の菩提寺に咲くシダレザクラで、満開時は迫力満点。約450年前に滝桜から植え継いだといわれている。
ソメイヨシノとシダレザクラの競演を楽しんで
地元の老舗豆腐店、おおはたやが営むカフェ。厳選した国産大豆と清らかな水で作る豆腐や豆乳を使った食事とデザートがいただける。大豆製品のアレンジメニューはどれも評判。
滝桜から車で7分
外観は手にのせた豆腐をイメージ
豆乳のシフォンケーキ540円
明治時代の蔵を利用した、城下町の雰囲気漂うレストラン。レトロな空間の中で、ピザやパスタなどの食事やティータイムが楽しめる。店内では三春の桜で染めた小物も販売している。
滝桜から車で10分
明治時代に造られた蔵は白いなまこ壁が特徴
トマトのパスタ860円
木のぬくもりあふれる店内は居心地がいい。ホームメイドのケーキと一緒に、香り高いコーヒーや紅茶が味わえる。内容は日替わりのおまかせケーキプレートが人気。
滝桜から車で10分
テラス席も用意している
春のケーキプレート650円(4月バージョン)
ハーブを中心にバラ、宿根草をはじめとする季節の草花や、ハーブティー、アロマグッズを販売。自然食のビュッフェレストラン「Sarara」(0024-942-1465)も併設。
滝桜から車で15分
イングリッシュガーデンをイメージした園内
農産加工品をメインに、“作り手の顔が見える”アイテムがそろうコンセプトショップ。生産者自らが交代で店頭にたち対応してくれるので、商品について詳しく知ることができる。
滝桜から車で15分
商品の魅力を伝えるディスプレイもおしゃれ
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