【福島】いつ行く!季節限定の旬情報をチェック!
四季折々に美しい自然があり、地域ごとに独自の歴史と文化が息づく福島。その季節でしか味わえない旅のツボをおさえて、魅力満載の福島を遊びつくそう。...
更新日: 2021年6月9日
長い時間をかけて雨水と地下水によってできた地底の鍾乳洞。あぶくま洞や入水鍾乳洞では、気軽に洞窟探検が楽しめる。地上では見られない幻想的な地底世界をのぞいてみよう!
およそ8000万年という年月がつくり出した鍾乳洞。全長は600mほどあり、床下から伸びる石筍や、つららのような鍾乳石がつくり出す、幻想的な世界を楽しもう。なかでも、洞内最大のホールである「滝根御殿」は見逃せない。
もっと探検したいなら
探検コース入口の「洗心の池」の地下水が長い歳月をかけて鍾乳洞をつくり上げた。コースは狭いところをかがんだり、丸太の橋を渡るなどスリル満点。探検家気分が味わえる。3200円(別途)
天井から落ちる水滴が長い時間をかけてこんな形に。まるでつららのような鍾乳石だ。
大自然のアートに感動!!
あぶくま洞内でも最も大きいホールで、高さは29m。照明のなかにさまざまな形をした鍾乳石が幻想的に浮かび上がって見える。
名前のとおり、下から見ると表面の凹凸が、きのこの笠のように見える石柱。
巨大な石筍は雪化粧したクリスマスツリーのよう。むっくりとした樹氷は上部のつらら石とつながった石柱。
探検のラストを盛り上げる!
舞台演出用照明で幻想的な雰囲気に。ここではおもな鍾乳石をすべて見ることができる。
国の天然記念物にも指定されている入水鍾乳洞では、本格的なケイビング(洞窟探検)を体験できる。全長900mの洞窟は、A・B・Cの3つのコースがある。Bコースから先は立って歩くのも難しいルートが続き、スリル満点。
Aコースの中ほどにある一休洞は広々とした空間。このあたりはまだまだ気軽に歩ける。
洞窟内に反響する音が不思議なBGMに聞こえてきて、探検気分がさらに盛り上がる。
隙間をくぐり抜けよう
Bコースは本格的なケイビングのコースに。狭いところも通るので服装も気をつけて。
鍾乳石が幾重にも連なって五重塔のような姿に。長い歳月をかけてできあがった芸術品だ。
冷たい水にも負けない!
狭いところを通ったあとは、水に浸かりながら四つんばいになって通り抜ける部分もある。
かわいい岩をなでてみて
難しいコースにあって、思わず笑みがこぼれるユニークな形。自然の造形とは思えない。
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