【和歌山】1泊2日おすすめコース!目的別にチェック!
世界遺産に絶景スポット、温泉に魚介グルメと飽きることない魅力の宝庫、和歌山を満喫する最強のコースを5本ご紹介!...
名勝奇勝が続く串本の海沿いはドライブがおすすめ!本州最南端の潮岬、自然豊かで釣りやダイビングも楽しめる紀伊大島などをめぐるルートを海風とともに走り抜けよう。
●道はそれほど混雑しない。潮岬を周遊する道路は景色も良く、潮岬、樫野ではゆっくり時間をとって過ごしたい。
●串本は高速道路のICから遠かったが、紀勢自動車道がすさみ南ICまで延びたので、マイカーでのアクセスもラクになってきている。
【Start】JR串本駅
↓ 約2.1㎞/3分
橋杭岩
↓ 約10㎞/20分
潮岬
↓ 約14㎞/20分
樫野埼灯台
↓ 約170m/1分
トルコ軍艦遭難慰霊碑
↓ 約200m/1分
トルコ記念館
↓ 約2㎞/4分
日米修交記念館
↓ 約20m/1分
海金剛
↓ 約5㎞/10分
金山展望台
↓ 約7㎞/15分
【Goal】JR串本駅
弘法大師伝説が残る不思議な岩々の奇勝
串本の街から対岸の大島に向かって大小40余りの岩が整然と並ぶ景勝&天然記念物。弘法大師と天の邪鬼が橋を架ける競争をしたという伝説も残る。朝日の美しさでも知られる。
約850mにわたり岩が連なる。干潮時には中ほどまで渡れる
見渡す水平線に地球は丸いと実感
北緯33度50分59秒、東経135度45分45秒の本州最南端に位置する岬。岬の南西端に建つ潮岬灯台や望楼の芝生を見下ろす潮岬観光タワーに上れば、遮るもののない紺碧の太平洋が見晴らせる。
潮岬観光タワーの展望塔から、灯台方面を望む
潮岬観光タワーでもらえる「本州最南端訪問証明書」
レストランやみやげ店などがある潮岬観光タワー
潮岬灯台から海を一望
本州最南端のシンボル。灯台の最上階からは太平洋最南端の絶景を臨むことができるほか、1階には灯台資料館も併設している。
明治6年の初点灯以来、沖行く船を照らし続けている
樫野の断崖上に立つ日本最古の石造灯台
1870(明治3)年に点灯され、今も現役の灯台。明治時代のトルコ軍艦エルトゥールル号の悲劇はこの灯台の下の岩礁で起こった。灯台前にある灯台旧官舎は国の登録有形文化財。
灯台外壁にはらせん階段が設けられ、展望台に上れる
トルコ軍艦遭難の悲劇を記録する
明治23(1890)年、トルコ皇帝の特使を乗せた軍艦エルトゥールル号は横浜からの帰路に樫野崎で遭難、乗組員580余人が犠牲になった。その翌年に慰霊のため建てられた記念碑。
慰霊碑では5年ごとに追悼式典が開催される
今も続くトルコとの友好の証の記念館
エルトゥールル号の模型や遺品、写真など貴重な資料が展示され、当時の様子をうかがい知ることができる。ほか、友好関係にあるトルコ政府から寄贈された品々も展示している。
エルトゥールル号の模型や遺品が並ぶ
遭難現場となった岩礁「船甲羅」も見られる
トルコ雑貨をGET!
トルコ館に隣接するトルコ雑貨の店。トルコブルーが鮮やかなタイルや絵皿、壺など、普段使いできる雑貨はおみやげにもぴったり。
細かな模様がキュートなトルコ製飾り皿 1000円~
初めての日米交流を記念して建てられた博物館
ペリーの黒船来航より62年も前の1791(寛政3)年に、2隻のアメリカ商船が大島に来訪。これが公文書に記録された初の日米交流である。館内では当時の様子を写真などで展示。
館内では来航したアメリカ船の模型も展示している
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。