トップ > 日本 > 関東・甲信越 > 信州・清里 > 木曽谷

木曽谷

木曽谷のおすすめの観光スポット

ガイドブック編集部が厳選した木曽谷のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。時代を超えた風格が漂う国内屈指の宿場「奈良井宿」、江戸時代の姿をとどめる宿場の街並み「妻籠宿」、江戸情緒あふれる宿場町「馬籠宿」など情報満載。

木曽谷の魅力・見どころ

山懐に抱かれた旧中山道の面影がいまも残る歴史の里

木曽山脈に挟まれる細長い谷底平野に木曽川が流れる木曽谷には、江戸と京都を結んだ中山道の宿場町として、また名産の木曽檜の集積拠点として発展した街が点在する。旧街道沿いには日本一の長さを誇る奈良井宿、江戸時代の建物が残る妻籠宿、島崎藤村の故郷として知られる馬籠宿などをはじめ、往時の宿場町の面影を残す街並みが残る。また木曽川の急流が生み出した、奇岩が続く寝覚の床や、森林浴発祥の地である赤沢自然休養林などの自然の景色も楽しめる。

続きを読む
  • スポット:190 件
  • 記事:19 件

木曽谷のおすすめエリア

奈良井

往時のにぎわいを彷彿させる日本一の長さの宿場町

木曽福島・上松

関所が置かれた木曽の中心の宿場町と木曽川が刻んだ奇岩の風景

妻籠・馬籠

江戸時代の旅人気分で歩きたい、中山道の宿場町

木曽谷のおすすめスポット

1~20 件を表示 / 全 190 件

奈良井宿

時代を超えた風格が漂う国内屈指の宿場

宿場全体が国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、史跡や名刹など見どころが多い宿場町。家の2階部分がせり出した出梁造りの家が並び、千本格子が美しく端正な調和を見せる。

奈良井宿の画像 1枚目
奈良井宿の画像 2枚目

奈良井宿

住所
長野県塩尻市奈良井
交通
JR中央本線奈良井駅からすぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由(奈良井宿観光案内所は9:00~17:00)

妻籠宿

江戸時代の姿をとどめる宿場の街並み

昭和43(1968)年に全国に先駆けて集落保存事業が進められ、江戸時代の景観を残す宿場としてよみがえった妻籠宿。なかでも光徳寺の階段下、桝形跡付近は趣のある街並みが続き、人気のスポットとなっている。

妻籠宿の画像 1枚目
妻籠宿の画像 2枚目

妻籠宿

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻2196-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きまたは保神行きバスで7分、妻籠下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

馬籠宿

江戸情緒あふれる宿場町

江戸と京を結ぶ五街道のひとつとして、かつて多くの大名や旅人に利用された中山道43番目の宿場町馬籠。山の斜面を登る石畳の坂道には、格子造りの民家や宿など、趣あふれる建物が軒を連ねる。また作家の島崎藤村の生誕地としても知られ、馬籠を舞台にした彼の作品には、実際に暮らしていた人々が登場するものも。文豪ゆかりの町をしっとりと散策し、歴史と文学の世界に想いを馳せよう。

馬籠宿の画像 1枚目
馬籠宿の画像 2枚目

馬籠宿

住所
岐阜県中津川市馬籠4300-1
交通
JR中央本線中津川駅から北恵那バス馬籠行きで25分、終点下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

南木曽町博物館

宿場の往時をしのぶ歴史館

明治10(1877)年に建て替えられた脇本陣奥谷と、平成7(1995)年に復元された妻籠宿本陣、歴史資料館からなる博物館。本陣の建物は、島崎藤村の母の生家を江戸後期の絵図をもとに復元した。

南木曽町博物館の画像 1枚目
南木曽町博物館の画像 2枚目

南木曽町博物館

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻2190
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスで7分、妻籠下車、徒歩3分
料金
3館共通券=大人700円、小・中学生350円/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1名半額)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)

寝覚の床

木曽川の急流が生み出した名勝

木曽川の浸食でできた地形。寝床のように平らな岩が並ぶ奇勝は、浦島太郎伝説が生まれたり、歌人・文人の作品の題材になってきた。古来より人々の想像をかきたててきた奇勝だ。

寝覚の床の画像 1枚目
寝覚の床の画像 2枚目

寝覚の床

住所
長野県木曽郡上松町寝覚
交通
JR中央本線上松駅からきそバス南部幹線上松・坂下系統で5分、寝覚の床または中山道ねざめ下車、徒歩5分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

木曽馬の里

木曽馬を間近に見学する

長野県の天然記念物である木曽馬が30頭放牧されており、間近に見ることができる。有料で引き馬や乗馬も体験できる。場内馬場もあるので雨天でも楽しめるのがうれしい。

木曽馬の里の画像 1枚目
木曽馬の里の画像 2枚目

木曽馬の里

住所
長野県木曽郡木曽町開田高原末川5596-1
交通
JR中央本線木曽福島駅からきそバス開田幹線神田宮前行きで36分、木曽馬の里入口下車、徒歩10分
料金
引き馬(1人)=800円~/一人乗り乗馬(20分、繁忙期はクローズあり)=4400円/
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉園)、乗馬受付は10:00~11:50、14:00~15:50

そば処 まつば

伝統の発酵食品を使用、ヘルシーそばを味わう

開田高原産の玄そばを、使う分だけ自家製粉して打った本格そばが味わえる。自家製のスンキを熱いそばににのせた「スンキそば」は、酸味が秀逸な名物だ。

そば処 まつばの画像 1枚目
そば処 まつばの画像 2枚目

そば処 まつば

住所
長野県木曽郡木曽町開田高原末川3904-1
交通
JR中央本線木曽福島駅からおんたけ交通西野行きバスで43分、大畑野下車すぐ
料金
すんきそば=1180円/
営業期間
通年
営業時間
11:00~17:00(閉店、時期により異なる)

藤村記念館

島崎藤村の作品と生涯をたどるミュージアム

島崎藤村の生家跡に立つ。復元した冠木門、藤村記念堂、本陣時代から残る隠居所などがある。書簡や、『嵐』『夜明け前』の自筆原稿、絶筆『東方の門』などの作品資料を展示。島崎藤村宅(馬籠宿本陣)跡は日本遺産に認定されている。

藤村記念館の画像 1枚目
藤村記念館の画像 2枚目

藤村記念館

住所
岐阜県中津川市馬籠4256-1
交通
JR中央本線中津川駅から北恵那バス馬籠行きで30分、終点下車、徒歩7分
料金
入館料=大人500円、学生400円、小・中学生100円/ (障がい者手帳持参で割引あり、団体割引あり)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)、12~翌3月は~15:45(閉館16:00)

大黒屋茶房

小説でも描かれた栗こわめしを堪能

街道時代は造り酒屋。10代目大脇兵右衛門信興の日記は島崎藤村の『夜明け前』の資料となった。名物は『夜明け前』にも記述のある栗こわめし。

大黒屋茶房の画像 1枚目
大黒屋茶房の画像 2枚目

大黒屋茶房

住所
岐阜県中津川市馬籠4255
交通
JR中央本線中津川駅から北恵那バス馬籠行きで30分、終点下車、徒歩7分
料金
栗こわめし定食(2種類)=1500円・2000円/ざるそば=800円/栗ぜんざい=800円/わらびもちと抹茶のセット=750円/
営業期間
3月中旬~12月上旬(併設のギャラリーショップは通年)
営業時間
9:00~16:00(閉店16:30)

道の駅 奈良井木曽の大橋

大きな芝生公園が広がる駅。奈良井宿へは歩いて5分

奈良井川のほとりにある水辺の憩いスポット。川にかかる総檜造りの太鼓橋を渡ると、青々とした芝生が広がる公園があり、ファミリーにも好評。特産品の販売所や食事処はなし。

道の駅 奈良井木曽の大橋の画像 1枚目
道の駅 奈良井木曽の大橋の画像 2枚目

道の駅 奈良井木曽の大橋

住所
長野県塩尻市奈良井1346-3
交通
長野自動車道塩尻ICから国道20号・19号を木曽方面へ車で約25km
料金
施設により異なる
営業期間
通年
営業時間
24時間、情報スペースは9:00~17:00

奈良井宿観光案内所

江戸の昔へタイムスリップ

江戸時代後期の建物を利用した公共の観光案内所。奈良井宿の観光や宿泊に関する問合せに対応している。

奈良井宿観光案内所

住所
長野県塩尻市奈良井497-3奈良井会館
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩10分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)

馬籠脇本陣史料館

脇本陣上段の間を復元

島崎藤村の『夜明け前』に登場する造り酒屋でもあった桝田屋。小説の資料『蜂谷源十郎覚書』、その他脇本陣当時使用した什器や絵画などを展示し、江戸時代の人々の暮らしを紹介。

馬籠脇本陣史料館の画像 1枚目
馬籠脇本陣史料館の画像 2枚目

馬籠脇本陣史料館

住所
岐阜県中津川市馬籠4253-1
交通
JR中央本線中津川駅から北恵那バス馬籠行きで30分、終点下車、徒歩10分
料金
入館料=大人300円、学生100円/ (障がい者100円、団体30人以上2割引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(時期により異なる、1・2月は要予約)

おんたけロープウェイ

標高2150mへ。片道約15分の空中散歩

御嶽山の5合目から7合目にかかるロープウェイ。80基の6人乗りカプセル型のゴンドラは約20秒間隔で発着運行。秋の紅葉はもちろん、赤そばの花やコスモスが咲く季節もおすすめ。

おんたけロープウェイの画像 1枚目
おんたけロープウェイの画像 2枚目

おんたけロープウェイ

住所
長野県木曽郡木曽町三岳1
交通
JR中央本線木曽福島駅からおんたけ交通バス御岳ロープウェイ行きで1時間、御岳ロープウェイ前下車すぐ(バスは運行日要確認)
料金
ロープウェイ(往復)=大人2600円、小・中学生1300円、未就学児無料/ (障がい者手帳持参で半額)
営業期間
6月下旬~11月上旬(年により異なる)
営業時間
8:30~16:15(下り最終運行)

中山道(木曽路)

風情が残る木曽の街道

京と江戸を結ぶ江戸時代の五街道のひとつ。木曽を通ることから「木曽路」とも呼ばれ、街道には今も贄川宿~馬籠宿の11宿があり、奈良井、妻籠、馬籠などの趣のある街並みが残る。

中山道(木曽路)の画像 1枚目
中山道(木曽路)の画像 2枚目

中山道(木曽路)

住所
長野県木曽郡木曽町日義、塩尻市贄川~岐阜県中津川市馬籠
交通
中央自動車道伊那ICから県道476号、一般道、国道361・19号、県道267号を木曽町方面へ車で26km
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

妻籠宿本陣

当時の本陣を忠実に復元

島崎氏が庄屋を兼ねて務めていた本陣。島崎藤村の母の生家であり、最後の当主は藤村の実兄。明治時代に取り壊されたが、島崎家所蔵の江戸後期の絵画をもとに、平成7(1995)年に復元。

妻籠宿本陣の画像 1枚目
妻籠宿本陣の画像 2枚目

妻籠宿本陣

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻2190
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスで7分、妻籠下車、徒歩3分
料金
妻籠宿本陣入館料=大人300円、小人(小・中学生)150円/脇本陣奥谷・歴史資料館入館料=大人600円、小人300円/全館共通券=大人700円、小人350円/ (障がい者手帳持参で割引あり)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)

澤田屋(丁兼)

檜の年輪のようにあんこが入った「老木」が自慢

伝統の栗菓子・老木はあんこの重ね具合がまるで檜の年輪のよう。栗の風味がしっかりといかされた栗きんとんもおいしい。

澤田屋(丁兼)の画像 1枚目
澤田屋(丁兼)の画像 2枚目

澤田屋(丁兼)

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻805-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで9分、妻籠橋下車すぐ
料金
老木=1950円/栗きんとん=1440円(6個入り)/そばまんじゅう=1190円(6個入り)/
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00

鳥居峠

山深い道でハイキングをしながら森林浴を

塩尻市と木祖村の境となる鳥居峠は標高1197mに位置する。積雪期以外はハイキングが楽しめる。奈良井宿から峠を通り、藪原宿までは約6km・所要3時間。芭蕉の句碑や石仏がみられる。

鳥居峠の画像 1枚目
鳥居峠の画像 2枚目

鳥居峠

住所
長野県木曽郡木祖村薮原
交通
JR中央本線藪原駅から徒歩3時間
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
情報なし

上嵯峨屋

旅人と庶民の暮らしを今に伝える

江戸中期の木賃宿を昭和44(1969)年に解体復元した上嵯峨屋。内部の中央が通り土間になっており、旅人は左手奥の座敷で雑魚寝した。町の有形民俗文化財に指定されている。

上嵯峨屋の画像 1枚目

上嵯峨屋

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻妻籠
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩8分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)

茶房ゑびや

古民家の畳座敷で栗菓子と抹茶を味わう

格子戸越しに中山道の町並みを眺めながら、特産の栗を使った甘味が味わえる。なかでも栗がたっぷりと入った栗餡しるこや、甘さひかえめに仕上げた栗ぜんざいが人気だ。

茶房ゑびやの画像 1枚目
茶房ゑびやの画像 2枚目

茶房ゑびや

住所
長野県木曽郡南木曽町吾妻2176-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩3分
料金
抹茶と栗きんとん=700円/
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:30(閉店17:00)

徳利屋郷土館

島崎藤村も泊まったという旅籠

両替商や脇本陣を務めた旅籠で、郷土館、茶房として公開している。名物の五平餅はおにぎり形で、たれはくるみ、黒ごま、山椒みその3種類。1日40食限定で打つそばもおいしい。

徳利屋郷土館の画像 1枚目
徳利屋郷土館の画像 2枚目

徳利屋郷土館

住所
長野県塩尻市奈良井516
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩8分
料金
五平餅(3個1皿)=660円/そば=1100円/五平餅定食=1800円/
営業期間
通年
営業時間
11:00~16:00(売り切れ次第閉店)、12月中旬~翌3月中旬は土・日曜、祝日のみ営業、平日は予約制