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【木曽路十一縮めぐり】中山道の宿場の面影を今なお残す

【木曽路十一縮めぐり】中山道の宿場の面影を今なお残す

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更新日:2018年6月28日

中山道において当時の面影が今もよく残っているのが木曽路にある十一宿。宿場をめぐって、しばし江戸時代へのタイムスリップ散歩を楽しもう。

木曽路

中山道沿いに宿場の文化が栄えた
中山道69宿のうち11宿が木曽谷にあり、今も風情ある宿場町の面影が色濃く残っている。木曽檜の美林や水辺の景勝なども魅力だ。

アクセス

[電車]
新宿駅
⇩ JR中央本線特急あずさ+JR中央本線特急しなの(塩尻駅乗り換え)3時間30分 7450円
木曽福島駅

[車]
長野自動車道塩尻IC
⇩ 20号線、19号線 約43km 1時間10分
木曽福島駅

[問い合わせ]
木曽町観光協会 0264-22-4000
塩尻市観光協会 0263-54-2001
上松町観光協会 0264-52-1133

木曽路の宿場町の歩き方

景観がよく保たれたかつての宿場町。古い家並みがそのまま残る宿場もあれば、町の一部に江戸時代の面影をわずかに残す宿場もある。歴史や伝統文化に触れたら、木曽特産の漆器などの伝統工芸品、五平餅など素朴な味覚も味わいたい。

木曽十一宿とは?

中山道の木曽川沿いに険しい山々を抜けていくのが木曽路。厳しい山道の連続だが、東海道のように長期の川止めが少なかったことから、江戸と京都を往復する旅人で賑わった。

木曽十一宿とは?

1 贄川宿

贄川関所が復元された木曽路の北の玄関口。かつては温泉が湧く宿場だったという言い伝えが残る。

1 贄川宿

贄川関所

住所
長野県塩尻市贄川1568-1
交通
JR中央本線贄川駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉館17:00)、12~翌3月は~15:30(閉館16:00)
休業日
月曜、祝日の翌日、月曜が祝日の場合は翌日休冬期は臨時休あり、12月29日~翌1月3日休

2 奈良井宿

詳細は後記

3 藪原宿

鳥居峠の麓にあり、江戸時代から続く特産品のお六櫛の産地として栄えた。今も老舗が伝統を伝えている。

3 藪原宿

4 宮ノ越宿

征夷大将軍までのぼりつめた武将・木曽義仲が少年期を過ごした。腕のよさで知られた木曽大工発祥の地。

4 宮ノ越宿

5 福島宿

中山道で37番目の宿場にあたり、木曽の中心として発展。江戸時代には箱根などと並ぶ、重要な関所があった。

5 福島宿

福島宿

住所
長野県木曽町福島
交通
JR中央本線木曽福島駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休

6 上松宿

古くから木曽檜の集散地として栄えた。木曽八景のうち5か所がそろい、上町に残る古い家並みも見どころ。

6 上松宿

7 須原宿

民家の軒先に水をたたえた水舟が見られる、湧水に恵まれた宿場。江戸時代には旅籠が30軒ほど並んでいた。

7 須原宿

須原宿

住所
長野県大桑村須原
交通
JR中央本線須原駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休

8 野尻宿

外敵を防ぐため、七曲がりと呼ばれる細く曲がりくねった道筋が今も残る。奈良井宿に次ぐ長さの宿場だった。

8 野尻宿

9 三留野宿

御殿と呼ばれた木曽氏の館があった、中世からの交通の要衝。本陣跡が往時の名残を伝える。

9 三留野宿

10 妻籠宿

詳細は後記

11 馬籠宿

詳細は後記

福島関所資料館

中山道の要衝にあった関所
日本四大関所のひとつが福島関所。関所跡に隣接する資料館では、関所通行に関する資料や当時の武具などを展示している。

福島関所資料館

関所の内部を綿密に再現している

福島関所資料館

住所
長野県木曽町福島5031-1
交通
JR中央本線木曽福島駅から徒歩20分
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:30(閉館)
休業日
無休、12~翌3月は火曜、祝日の場合は翌日休12月29日~翌1月3日休

奈良井宿

日本最長の宿場町を歩く
木曽路で最も隆盛を極めた宿場町

鳥居峠の登り口にある鎮神社から、奈良井川沿いを北東へ約1㎞にわたって形成される日本最長の宿場町。樹齢300年以上の木曽檜を用いて造られた木曽の大橋や杉並木など、ほかのエリアにはない必見スポットがめじろ押しの宿場だ。

奈良井宿

アクセス

電車 JR奈良井駅からすぐ
  長野自動車道塩尻ICから国道19号を名古屋方面へ約35分
  奈良井宿駐車場、木曽の大橋 東・西駐車場、権兵衛橋駐車場(有料)利用
問い合わせ 奈良井宿観光案内所0264-34-3160

街歩きのポイントは?

奈良井宿観光案内所

江戸の昔へタイムスリップ!
軒を連ねる千本格子の家々や6か所ある水場など、奈良井千軒と謳われた宿場の情緒を色濃く残す景観は必見。

奈良井宿観光案内所

奈良井宿観光案内所

住所
長野県塩尻市奈良井497-3
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)
休業日
無休年末年始休

奈良井宿のおみやげは?

奈良井宿のおみやげは?

木曽漆器や木曽檜を加工した曲げ物などがある、漆器物は実用的な逸品揃い。切り絵作家・柳沢京子さんデザインの日本手ぬぐいも人気。

奈良井宿

住所
長野県塩尻市奈良井
交通
JR中央本線奈良井駅からすぐ
営業期間
通年
営業時間
見学自由(奈良井宿観光案内所は9:00~17:00)
休業日
無休12月29日~翌1月3日休

茶房 こでまり

漆器で味わう洋菓子にホッとひと息…
漆器工房店に併設されたカフェ。木造古民家のクラシカルな雰囲気のなか、地元の原料を生かしたスイーツを美しい漆器を使って味わえる。

茶房 こでまり

3種類の味が楽しめる五平餅のセット660円

茶房 こでまり

住所
長野県塩尻市奈良井721
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00(閉店17:30)、冬期は~16:30(閉店17:00)
休業日
火曜、祝日の場合は翌日休冬期は臨時休あり、12月29日~翌1月1日休、8月11~12日休

漆アート花筏

日常生活で使える漆器を提案
漆器を中心に、地元の職人の工芸品を集めた店。木曽檜を用いた弁当箱や小鉢椀など、使い込むほどに味が出る品を豊富に取りそろえる。

漆アート花筏

アイデア次第で和食器が粋な小道具に変身!

漆アート花筏

住所
長野県塩尻市奈良井579
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00
休業日
不定休GW・盆時期・年末年始は営業

徳利屋郷土館

旧旅籠屋で味わえる絶品そばと五平餅
郷土料理と喫茶の店。江戸時代には旅籠として使われていた建物は情緒抜群。メニューは手打ちそばや五平餅、粟ぜんざいなど。

徳利屋郷土館

五平餅定食1730円

徳利屋郷土館

住所
長野県塩尻市奈良井516
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
11:00~16:00(売り切れ次第閉店)、12月中旬~翌3月中旬は土・日曜、祝日のみ営業、平日は予約制
休業日
不定休、祝日の場合は営業8月13日休、年末年始休

松坂屋

漆を熟知した塗師の技
中山道を往来する旅人にみやげ物として人気だった塗櫛。店内には色鮮やかな塗櫛のほか、実用的な日用漆器が所狭しと並ぶ。女性みやげに最適。

松坂屋

軒先に吊るされた朱の塗櫛の看板が目印

松坂屋

上品な漆櫛は8000円から

松坂屋

住所
長野県塩尻市奈良井515-3
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩9分
営業期間
通年
営業時間
8:00~19:00
休業日
無休

上問屋史料館

奈良井宿の往時をしのぶ
江戸時代初頭から明治までの歴史的資料約400点を展示している。古文書や日常生活に使用していた陶器や漆器などを見ることができる。

上問屋史料館

現在の建物は1840(天保11)年に建築

上問屋史料館

住所
長野県塩尻市奈良井379
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩10分
営業期間
3~11月
営業時間
10:00~17:00(閉館、3・11月は~16:00)
休業日
期間中不定休GWは営業

中村邸

古人の生活様式を学ぶ
櫛問屋の中村利兵衛が1837(天保8)年の大火のあとに建てた屋敷。奈良井宿における典型的な町屋の様式がわかる。

中村邸

建物は市指定有形文化財に登録されている

中村邸

住所
長野県塩尻市奈良井311
交通
JR中央本線奈良井駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉館17:00)、12~翌3月は~15:30(閉館16:00)
休業日
無休、12~翌3月は月曜、祝日の場合は翌日休、祝日の翌日年末年始休、冬期は臨時休あり

妻籠宿

江戸時代の家並保存度が高い
住民の努力によって破壊を免れた街並み

中山道42番目の宿場。飯田街道との分岐点にあたり、交通の要所として栄えた。戦後、交通機関の発達により日本各地の町並みが変化するなかで景観の保存運動に取り組み、現在のような観光名所として知られるようになった。

妻籠宿

妻籠宿

住所
長野県南木曽町吾妻2159-2
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きまたは保神行きバスで7分、妻籠下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休

アクセス

電車・バス JR南木曽駅から保神行き、または馬籠行きバスで約7分、妻籠下車すぐ
 中央自動車道中津川ICから国道19・256号で約30分
 町営第二駐車場、町営第三駐車場、中央駐車場利用(有料)
問い合わせ 妻籠観光協会 0264-57-3123

街歩きのポイントは?

妻籠の町並みに合わせた郵便局。趣のあるデザインのポストがユニーク。郵便関係の資料館になっている。

街歩きのポイントは?
by PIXTA - ©takaji

周囲にマッチした郵便局の建物

妻籠宿のおみやげは?

丸田屋

職人がひとつひとつていねいに作った、木曽檜の「めんぱ」(曲げ物)を販売。店先で制作している様子を見学するのもおすすめ。

丸田屋

電子レンジで使えるめんぱもある

丸田屋

住所
長野県南木曽町吾妻2207
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩3分
営業期間
3月中旬~12月中旬
営業時間
9:00~17:00
休業日
期間中不定休GW・盆時期は営業

やまぎり食堂

名物の五平餅を堪能
たっぷりのくるみとゴマ、砂糖と醤油で作ったコクのあるタレが決め手の五平餅。タレはおみやげ用としても販売しており、さまざまな料理に使える。

やまぎり食堂

五平餅は2本で550円

やまぎり食堂

住所
長野県南木曽町吾妻下町2179-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉店17:00)、冬期は10:30~
休業日
火曜冬期は臨時休あり

茶房ゑびや

古民家の畳座敷で栗菓子と抹茶を味わう
格子戸越しに中山道の町並みを眺めながら、特産の栗を使った甘味が味わえる。なかでも栗がたっぷりと入った栗餡しるこや、甘さひかえめに仕上げた栗ぜんざいが人気だ。

茶房ゑびや

抹茶とお菓子のセット500円

茶房ゑびや

住所
長野県南木曽町吾妻2176-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
8:00~16:40(閉店17:00)
休業日
不定休GW・盆時期・年末年始は営業

南木曽町博物館

妻籠宿の繁栄を学べる博物館
1877(明治10)年に建て替えられた脇本陣奥谷と、1995年に復元された妻籠宿本陣、歴史資料館からなる博物館。本陣の建物は、島崎藤村の母の生家を江戸後期の絵図をもとに復元した。

南木曽町博物館

江戸時代は禁制だった檜をふんだんに使って建てられた脇本陣

南木曽町博物館

住所
長野県南木曽町吾妻2190
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスで7分、妻籠下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)
休業日
無休12月29日~翌1月1日休

上嵯峨屋・下嵯峨屋

庶民の暮らしが見えてくる
上嵯峨屋は18世紀中期の建築で、当時の木賃宿だった建物。1969(昭和44)年に解体復元された。下嵯峨屋は三軒長屋の民家で、柱に檜が使われている。1968(昭和43)年に解体復元された。

上嵯峨屋・下嵯峨屋

上嵯峨屋は妻籠宿で最古の家のひとつ

上嵯峨屋

住所
長野県南木曽町吾妻
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)
休業日
無休

下嵯峨屋

住所
長野県南木曽町吾妻寺下805-1
交通
JR中央本線南木曽駅からおんたけ交通馬籠行きバスまたは保神行きで7分、妻籠下車、徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)
休業日
無休
筆者:mapple

この記事の出典元は「まっぷる信州'19」です。掲載した内容は、2017年12月~2018年2月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

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