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青森【金木】文豪の故郷へ、太宰治にふれる旅

by mapple

更新日:2018年4月3日

没後60年以上経った今でも根強い人気を誇る作家・太宰治。彼が育った金木町で、その足跡をたどってみよう。

 

太宰治ってどんな人?

明治42(1909)年生まれ。本名・津島修治。昭和10(1935)年に発表の『逆行』が第1回芥川賞候補となる。『人間失格』などの破滅的な作風で「無頼派」と称された。昭和23(1948)年、玉川上水で山崎富栄とともに入水自殺して死去。

生れて、すみません。(『二十世紀旗手』 1937年)
惚れたが悪いか。(『お伽草紙』1945年)
私が弱いのではなくて、くるしみが、重すぎるのだ。(『姥捨』1938年)
人間は、恋と革命のために生れて来たのだ。(『斜陽』1947年)
元気で行かう。絶望するな。では、失敬。(『津軽』1944年)

芦野公園に立つ太宰治銅像

太宰治 疎開の家「旧津島家新座敷」

太宰が作品を書いた書斎に座れる

大正11(1922)年に、生家の離れとして建てられ、終戦直前、太宰が妻子を連れて疎開した家。この家の一角を仕事部屋とした太宰は、1年4か月の間に23もの作品を手がけた。

太宰の仕事部屋に座ることができる

太宰治記念館「斜陽館」

太宰の父が建てた明治期の大豪邸

大地主だった太宰治の父親が、明治40(1907)年に建てた豪邸。館内には太宰の初版本、原稿、書簡などが展示され、約600点の資料を収蔵する。和洋折衷の入母屋造りの建物は、明治期の貴重な木造建築物としても高く評価されている。

建物には青森ヒバやケヤキが贅沢に使われている

応接室は重厚感たっぷりの洋室

1階には仏間や座敷がある

この土間に小作米が運ばれてきた

2階の一角にも洋風建築が取り入れられている

吹き抜けの板の間の中央には囲炉裏がある

記念撮影用のマントをはおれば太宰気分

津軽三味線会館

津軽三味線の生演奏を聴こう

金木は津軽三味線の発祥の地といわれている。ここでは楽器や写真、パネルなどを使って、津軽三味線の歴史を紹介。決まった時間に津軽三味線の生演奏も聴ける。事前に予約すれば、三味線の体験ができる。(有料)

世界の弦楽器の音色なども紹介されている

間近で津軽三味線の演奏が聴ける

太宰らうめんと郷土料理「はな」

太宰治をテーマにした料理をいただく

金木観光物産館内にあるレストラン。若生昆布のおにぎりやホタテの貝焼き味噌など、郷土色豊かなメニューがそろう。太宰の好物、若竹汁をヒントにした太宰らうめんが人気だ。

ワカメと若竹たっぷりの太宰らうめん750円

雲祥寺

太宰の記憶に深く刻まれている寺

太宰の作品『思ひ出』に登場する寺。子守りのタケに連れられて寺を訪れた太宰が、寺宝の十王曼荼羅(地獄絵)におびえたと記されている。

太宰がおびえた地獄絵

太宰治思い出広場

太宰の作品名が年代順に並ぶ

太宰治の母校、金木小学校の通学路にある小さな広場。レンガの壁には太宰の作品名が書かれたプレートが年代順に並んでいる。

入口の題字は太宰の長女によるもの

赤い屋根の喫茶店「駅舎」

太宰作品に登場した懐かしい喫茶

芦野公園の旧駅舎を活用した喫茶店。太宰の小説『津軽』にも登場した建物は懐かしい雰囲気でいっぱいだ。りんごとコーヒーがマッチした「りんごジャム~ン珈琲」400円を味わおう。

駅の隣にある店。後ろはすぐ線路だ

店内にはあちらこちらに駅舎の面影が

コーヒーのお供には太宰作品を

茶房 鄙家

ここへも行ってみよう!

築140年以上の古民家「かなぎ元気村」にあるカフェ。コーヒーや、添加物なしのりんごジュースがお菓子付で楽しめる。

築140年の古民家を利用した体験施設内にある

古民家特有の温かさに満ちている店内

馬まん(醤油・味噌)200円

鄙家珈琲300円。ぐるごま1個100円など米粉で作ったスイーツも楽しみ

筆者:mapple

まっぷる青森 弘前・津軽・十和田’18

発売日:2017年12月08日

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この記事の出典元は「まっぷる日光・那須 鬼怒川・塩原'19」です。掲載した内容は、2017年10月~2018年1月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される場合があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には改めて事前にご確認ください。

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