奈良 x 碑・像・塚・石仏群
奈良のおすすめの碑・像・塚・石仏群スポット
奈良のおすすめの碑・像・塚・石仏群スポットをご紹介します。不思議な幾何学模様「酒船石」、愛らしい表情は癒し系「亀石」、水を流すための巧みな装置「亀形石造物」など情報満載。
- スポット:21 件
- 記事:1 件
奈良のおすすめエリア
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奈良のおすすめの碑・像・塚・石仏群スポット
亀形石造物
水を流すための巧みな装置
近年発掘され、話題をよんだ石造物。亀の甲羅の部分には、水をためるようなくぼみがあり、水を流す装置の一部だったと考えられている。


亀形石造物
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村岡
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで20分、万葉文化館西口下車すぐ
- 料金
- 協力金=大人300円、小人100円/
金屋の石仏
泥板岩に線彫りした2体の歴史ある石仏
古墳石棺の蓋だった泥板岩を利用して浮き彫りされた、釈迦如来像と弥勒如来像が祀られている。いずれも高さが2.14m、幅が83.5cm、厚さ21.2cmで、平安時代後期~鎌倉時代の作といわれている。

昭憲皇太后野立碑
下千本桜を見下ろす写真の絶景ポイント
吉野、下千本桜が見下ろせる写真の絶景ポイント。七曲の上にあるロープウェイを降りてすぐの場所にある。昭憲皇太后野立碑と共に、桜の時期には絶景が眺められる。
鬼の雪隠・鬼の俎
想像をかき立てる不思議な形の石
花崗岩をくりぬいた箱状の石造物と大きな俎石で、飛鳥の謎の石造物のひとつ。伝説では鬼が霧で人を迷わせ、捕らえて俎で料理をしては食べ、雪隠で用を足したものだという。


穴薬師
鎌倉中期の作と伝えられる石仏が納められた祠
穴薬師は、建長6(1254)年の銘が刻まれた石仏。祠に納められた八角形の石に、3体の地蔵が彫られている。飯降薬師は天地左右3mもある凝灰岩の石仏で、桃山時代の作。
二面石
善と悪の表情をもつ石
人面のような彫りが見られる石。一つの石に二つの表情があり、善と悪の二つの顔を表すと伝えられる。聖徳太子生誕の地とされる橘寺の境内にある。


二面石
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村橘532橘寺境内
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで31分、川原下車、徒歩3分
- 料金
- 橘寺拝観料=大人350円、中・高校生300円、小学生150円/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者と同伴者1名100円引)
天誅組義士記念碑
宝泉寺の門前に建つ天誅組義士の記念碑
幕末、大和五条で挙兵した天誅組の志士の多くが村内で無念の最後を遂げたことから建てられた記念碑。毎年11月には天誅組義士や彦根藩士の菩提寺である宝泉寺で法要が営まれる。

當麻蹶速塚
相撲のルーツといわれる當麻蹶速を祀る
當麻蹶速と野見宿禰が力比べをしたのが相撲のルーツといわれ、この塚は負けて命を落とした蹶速を惜しんで作られたと伝わる。蹶速の姿を彫った碑と五輪塔、相撲館がある。
一針薬師笠石仏
石板に写実的に線刻された薬師如来像は快慶の作と伝わる
鎌倉時代に快慶が彫ったと伝わる。写実的に線刻された薬師如来像の左右には日光・月光両菩薩を配している。町文化財、高さ2.2m、幅2m。

面塚
神秘的な伝説が残る観世流発祥の地
室町時代のある日、一天にわかにかき曇り、空中から異様な怪音とともに一個の翁面と一束の葱が降ってきたという不思議な伝承に由来する塚。観世流創始者である観阿弥が結崎に住んでいたといわれており、そばには観世流発祥の地の碑も立つ。
ニホンオオカミの像
日本最後のニホンオオカミをモデルとしたブロンズ像
明治初期まで全国各地で生息していたニホンオオカミ。激減以降、明治38(1905)年に東吉野村で捕獲されたのが最後の一頭となり、記念のブロンズ像が建てられている。


不動明王磨崖仏
一心に願えば一つ願いを叶えるといい「一願不動」とも言われる
木が生い茂る山中の岩に、険しい顔をした等身大の不動明王立像が刻まれている。別名「一願不動」とも呼ばれ、一つの願いを一心に願えば叶えてくれるといわれ多くの人が訪れる。

疱瘡地蔵
疱瘡よけを祈願し彫られた磨崖仏
3m近い岩に彫られた大磨崖仏で、疱瘡よけを祈願して彫られた。一揆のときに農民が記した「正長元(1428)年より以前の負債は消滅した」という意味の碑文が地蔵の下に刻まれている。

当尾の石仏めぐり
静かな山里に石仏が点在
加茂地域南部に位置する当尾は、鎌倉時代の名工や修行僧が作った数多くの石仏が点在する。「一願不動」や「わらい仏」、また「ミロクの辻磨崖仏」「カラスの壺二尊」「薮の中三尊磨崖仏」「大門仏谷磨崖仏」などが道行く人を優しく見つめている。旬の野菜が並ぶ吊り店や四季折々の美しい山村の風景を楽しめる散策コース。


綿弓塚
芭蕉が一時住んでいたという興善庵には句碑が建つ
松尾芭蕉が門人千里の旧里である竹内に宿ったときに詠んだ句を記念し、文化年間に建てられた句碑がある。芭蕉が詠んだ「綿弓や琵琶になぐさむ竹の奥」の句は有名。
