【えちぜん鉄道】のどかな景色を求めて列車旅!
地元では「えち鉄」の愛称で親しまれているローカル鉄道。福井の名所をつないでいて、列車窓からはのどかな景色が広がる。都会の喧騒から逃れて、ゆったりのんびり列車の旅へ。...
更新日: 2024年3月27日
苔むした景色が美しい中世の宗教都市を彷彿とさせる、平泉寺白山神社。
見事な杉の大木と苔に守られた、静寂の世界は境内を一周散策すると約1時間30分ほどの広さです。
境内を包み込む幽玄な空気を全身で吸収しましょう。
霊峰・白山の信仰の拠点として、養老元(717)年に開かれた白山平泉寺。最盛期には数十の社と堂、数千もの坊院が存在したといわれ、明治初期の神仏分離令によって、平泉寺白山神社となりました。
❶「美しい日本の歴史的風土100選」
❷「かおり風景百選」
❸「日本の道百選」
❹「歴史の道百選」
杉と苔に覆われた境内、石畳の参道、白山へ続く参拝道は、いずれも百選にふさわしい景観です。
天正2(1574)年に焼失したものの、平成元(1989)年からの発掘調査によって遺構が確認され、坊院跡も徐々に明らかに。旧境内は200haにわたって広がり、現在も地道な発掘が続いています。
平泉寺の歴史や発掘状況などを展示している総合案内施設です。休憩施設としても使えます。
江戸末期に建てられたものです。往時の拝殿の面影として、柱を支えていた礎石が残っています。
寛政7(1795)年、福井藩主の寄進で建造されました。両脇の社とともに白山三山の神が祀られています。
鳥居をくぐると、樹齢数百年の杉に導かれるように、苔むした石畳の参道が本殿へ続きます。
境内の南に広がる南谷にはかつて3600の坊院があり、発掘で現れた遺構や石畳を見学できます。
神社創始者・泰澄が訪れた際、白山の神が現れたと伝わる池。平泉寺の地名の由来になりました。
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