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日光【中禅寺湖畔】美しき外国大使の別荘が残る

by mapple

更新日:2018年4月7日

文明開化期の日本に大きな影響をもたらした諸外国の人々が、避暑地として選んだのが中禅寺湖湖畔。明治中頃から昭和初期にかけて欧米各国の大使館や外国人の別荘が数多く建てられた。異国情緒漂うエリアをのんびり散策しよう。

英国大使館別荘記念公園

森に囲まれた静かな別荘で英国文化の黄金期に触れる
中禅寺湖湖畔の南岸にある英国大使館別荘は、もともとは明治維新に大きな影響を与えたアーネスト・サトウが明治29(1896)年に建設した個人別荘。2016年より一般公開がスタート。内部では国際避暑地の礎となった歴史や当時の英国文化などを暮らしぶりとともに見学できる。

大使らが2008年まで利用したのちに、建物を復元して一般に公開された

窓からの風景も素晴らしい

中禅寺湖が目の前に広がる2階の広縁。絵に描いたような風景が広がる

1F 展示室

英国外交官アーネスト・サトウの生涯や、サトウが愛した奥日光の自然、建物について展示。2階では当時の英国文化を紹介。

調度品なども必見

2F ティールーム

日光ステーションホテルクラシックが運営する英国文化交流室「Tea Room 南4番Classic」。駐日英国大使館シェフが監修したスコーンと紅茶のセットなどが楽しめる。

スコーン(英国紅茶付き)1500円
スコーンは館内で焼き上げている

中禅寺湖を眺めながらティータイムを過ごそう

イタリア大使館別荘記念公園

日本の伝統とモダニズムが融合したデザイン性の高い木造建築美
昭和3(1928)年に建築家アントニン・レーモンドが建築した別荘で、当時の設計図をもとに復元・公開。中禅寺湖の景観を生かした設計や、杉皮や竹をめぐらせた独特な内外装など、「周辺環境との調和」に注目したい。1階の「Caffe Como」ではコーヒーやクッキーなどが楽しめる。

本邸

1997年まで歴代の大使が使っていた。1階は食堂・居間・書斎のワンルームで、2階が寝室。ゆったりと過ごせる空間だ。

80年以上前のアンティーク家具がずらり。ソファーはもちろんイタリア製生地だ

1階の広縁から中禅寺湖を一望できる。大使たちが見た景色に思いを馳せよう

細やかな内装に注目!
竹で六角形や菱形などにデザインされた天井や、多彩な模様に変身させた杉皮の壁など、意匠を凝らした内装は必見だ

大使が使っていたテーブルセットを展示

国際避暑地歴史館(副邸)

敷地内に隣接する副邸では、国際的な社交倶楽部を生んだ中禅寺湖の歴史を展示。本邸とは違い、森の中の景観を生かした設計となっている。

森の中の景観を生かした和を感じさせる外観

筆者:mapple

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