【北海道】料理自慢のおすすめ厳選宿!
地元の食材にこだわったオーベルジュや温泉ホテルなど多彩。客室数が少なめで上質なサービスを受けられることも人気の秘密。...
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原始の森に点在する5つの湖。自然の息吹を五感で味わう地上遊歩道と、高台からの眺望のよさが魅力の高架木道、あなたはどちらの方法で楽しむ?
【体験のツボ】
地上歩道はカッパ、高架木道は傘が必要
所要時間 40分~
体力度 ★★☆ 地上遊歩道は簡単なハイキングレベル 高架木道は幅広い年齢層OK
難易度 ★☆☆ 初心者でも安心
服 装 虫よけや日焼け防止のため長袖・長ズボン推奨
知床半島の羅臼岳と硫黄山のふもと、原生林の中に点在する5つの不定形な湖。各湖には固有の名称がなく、便宜的に「一湖」、「二湖」…と呼ばれている。
一湖
地上遊歩道と高架木道の両方から眺められる。原生林に囲まれたほかの4つの湖と異なり、向こう岸が開けている
二湖
周囲約1.5kmと5つの湖のなかで最も大きい。ヒグマが木の実を取るために、木に登った跡が残る場所も。地上遊歩道のルートから見ることができる。
三湖
湖面に浮かぶ小島が特徴。5月下旬~6月下旬にはミズバショウ、6月中旬以降にはネムロコウホネが咲き誇る
四湖
五湖から歩いて約3分、駐車場からいちばん離れた場所にあり、原生林の中にひっそりとたたずんでいる
五湖
知床五湖のなかで最小で、周囲は0.4㎞程度。5月頃、エゾアカガエルの産卵の時期には、水際をチェックしてみよう
【じっくり楽しみたい人向け】
時期により利用方法が異なります!
五湖周辺をぐるりとまわれる地上遊歩道。一周約3㎞ほどの距離があり、ヒグマやエゾシカなどの野生動物の痕跡を目にすることができる。ただし、植生保護期(開園~5月上旬、8月~閉園)とヒグマ活動期(5月上旬~7月)に利用するには、立ち入り手続きやレクチャーの受講が必要。さらにヒグマ活動期は登録引率者によるガイドツアーでの利用が必須。
混雑にともなう植生侵食やヒグマ出没の危険対策として、植生保護期の立ち入り手続きの制度を導入。申請書への記入とヒグマ遭遇回避に関するレクチャーの受講で散策が可能になる。
立入認定書がもらえます!
一湖~五湖を見てまわる約3kmの大ループ、一湖・二湖をまわる約1.6kmの小ループがある。
ヒグマ活動期
知床五湖登録引率者に登録されたガイドによるツアー(要予約)でのみ利用可能。大ループ所要約3時間、料金5000円程度(ツアーオフィスにより異なる)、小ループ所要約90分、3000円。
植生保護期
知床五湖フィールドハウスで申込書に記入してから講習を受ける。大ループ所要約1時間30分、小ループ所要約40分。料金は250円。書類はWEBでダウンロード可能。
寒さ対策はもちろん、スズメバチなどの虫よけや日焼け防止のため夏でも長袖・長ズボンがベスト。
帽子
天気の良い日は日差しが強くなるので、熱中症の予防に
インナー
汗などが乾きやすい化学繊維素材やウールのものを身に着けよう
パンツ
濡れても乾きやすい化学繊維素材が◎。乾きにくいジーンズは避けて
リュック
飲み物などを持ち歩くので両手が使えるリュックが便利
アウター
防水性が高く、動きやすい、やや大きめのサイズのものがおすすめ
靴
サンダル、ミュールはNG。トレッキングシューズかスニーカーで
【3つの展望台がある】
開園中は自由に利用できます!
ヒグマが出没して地上遊歩道が利用できないときのために造られた高架木道。高さは約2~4mで、全長は800m。パークサービスセンター横からスタートし、連山展望台、オコツク展望台、湖畔展望台が設けられている。高架木道から見ることができる湖は「一湖」のみ。
すぐそばまでエゾシカがやって来ることもあるが、エサやりは厳禁
知床五湖の入口に位置するショップで、軽食やみやげ物を販売している。地元産の食材を使ったメニューがそろう。
知床五湖を散策するための拠点(地上遊歩道の入口)。植生保護期にはここでレクチャーを受けてから、地上遊歩道を利用できるシステム。
地上遊歩道を歩くなら、知床の自然を知り尽くしたガイドと一緒がいい。下記に知床五湖ツアーを実施しているツアーオフィスを紹介。事前予約が基本で、詳細はHPなどで確認をしよう。
おもなツアーオフィス
●知床ネイチャーオフィス 0152-22-5041 http://www.sno.co.jp
●シンラ 0152-22-5522 http://www.shinra.or.jp
●知床オプショナルツアーズSOT! 0152-24-3467 http://www.shiretoko.info
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