【東京観光】東京ミッドタウンに上野動物園、いま注目の東京名所に行ってみよう
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更新日: 2022年11月17日
フォーやバインミーなど見た目も味わいも多彩なベトナム料理は、幅広い層から支持を受けるアジアご飯!
ここ数年のパクチーブームもあいまって、東京都内でも根強い人気を誇るベトナム料理のレストランが多数あります。
こちらの記事では、さまざまなベトナム料理の魅力が楽しめる東京のお店をご紹介します。
「ベトナムBISTRO Vang Field」は、繁華街から少し離れた小石川エリアにある隠れ家的なベトナム料理レストランです。東京ドームでにぎわう後楽園駅を背にして5分ほど歩くと、右手に見えてきます。
食事をゆっくりと楽しめる落ち着いた雰囲気の店内
「ベトナムは基本的にお米の文化です。料理によく使われるヌクマムという魚醤は発酵食品なので、味噌や醤油に慣れている日本人の味覚と相性がいいんですよ。野菜やハーブをたっぷり使ったグルテンフリーのヘルシーさは、ベトナム料理の特徴だと思います。」と語るのは、店主である中村誠人シェフ。
中村シェフがベトナム料理に着目したのは20年以上前で、当時はまだ都内でもベトナム料理の専門店は数が少なかったのだとか。国内でベトナム料理の修行をしながら、ベトナム現地でも食べ歩きをして研究したそうです。
ベトナムBISTRO Vang Fieldでは、現地の味を再現しつつ、さらに日本人の口に合うオリジナルのメニューを楽しめます。
プチバインミー各種308円~(2Pから注文可)
ベトナムの人気料理、バインミーをタパス風にアレンジしたプチバインミーは、いろいろな味を少しづつ食べたい!という人におすすめの一品。
ベトナムハム&レバーペーストや、スモークサーモン&アボカドなどのほか、季節メニューがお目見えすることもあるそうです。
ラムしゃぶのスパイシーフォー1,188円
フォーといえば牛肉や鶏肉が定番ですが、こちらでは珍しいラム肉を使ったオリジナルのフォーが人気ナンバーワン。半生のラム肉を温かいスープにしゃぶしゃぶしつつ、ピリ辛のスープと共にパクチーと麺を味わいます。
「パクチーは、福岡の糸島などから取り寄せる無農薬のものを使っています。国産のパクチーはベトナム現地の物と比べると、臭みや癖が少なく優しい味わいなので食べやすいですよ。」(中村シェフ)
特製 ローストチキン1,650円
元々テイクアウトのみで始めたものの、注文が殺到して店頭でも出すようになったというローストチキンは、レモングラスなどのアジアンハーブを使って焼き上げた自慢の一品。少し小さめの鶏を使っているので、2人で食べるのにちょうどいいサイズです。
お店のメニューは鍋ものからバインミーまで、すべてテイクアウトOK。お昼の時間はバインミーをテイクアウトされるお客さんが多いのだとか。小石川エリアを訪れる際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。
多国籍料理の名店がひしめく東京都大久保エリアに位置する「ベトナムちゃん」は、リーズナブルながら、ボリューム満点でおいしいベトナム料理が食べられるとあり、連日行列をなすほどの人気ぶり!一度行くとリピートしたくなると評判のお店なんです。
日替わりランチセット1,000円
ランチタイムにおすすめの日替わりランチセットは、日替わりのメインと副菜に加えて揚げ春巻きとサラダ、スープ、ご飯がつくというコスパ最強の大満足メニュー。上記画像では、メインはチキンカレー、副菜は豚肉と野菜の炒めものです。
ランチメニューはほかにも種類がありますよ。平日は11:55までに席を立つか、13時以降の来店で100円引きになります。12時台を避けるとお得!と覚えておきましょう。
バインセオ1,650円
ベトナム風お好み焼きと呼ばれているバインセオは、ベトナムちゃんの人気メニューのひとつです。薄くパリパリに焼かれた生地に、もやしやエビ、豚肉などを包んだ料理で、レタスやパクチーなどと一緒にタレにつけて味わいます。お皿からはみ出るほどの大きさですが、食べ始めると止まらないおいしさですよ。
また、2021年には吉祥寺にも「ベトナムちゃん 吉祥寺」がオープンしました。大久保店とは少し雰囲気が異なるので、こちらもおすすめです。いずれも街の雰囲気が全く異なるので、違った気分でベトナム料理が楽しめそうですよね。
ベトナム料理好きには知る人ぞ知る名店として有名な「BiaHoi chop」。ポップな色とりどりのインテリアに思わずわくわくしてテンションが上がります。
サブカル感漂う中野というエリアと、ベトナムのローカル具合は不思議とマッチするような気がしますね。
ブンリュウクア(エビ団子入りカニ汁麺) 平日ランチ単品880円、ランチセット税込1,130円
ブンリュウクアはベトナム北部の港町ハイフォンの名物料理で、ハノイでもよく食べられているメニューです。海老団子が入った麺料理で、真っ赤なスープが辛そうに見えますが、これはトマトやカニのペーストの色からくるもので、辛いわけではないのでご安心を。カニのだしがきいたスープが少し太めの麺によく絡んでおいしいですよ。
ボーラロット(牛肉のラロットの葉包み焼き)970円
ボーラロットは、香りのあるラロットというゴマ科の植物の葉で牛ひき肉を包んで焼いた料理。ラロットの独特の風味が、お酒のつまみとしても人気があるメニューです。ベトナムでは、ストリートフードとして広く知られる料理なのだとか。
BiaHoi chopは本格的なベトナムローカル料理だけでなく、日本のお米を使用したフォーが食べられるのも特徴です。前述のおすすめメニューと合わせて、ぜひ食べてみてくださいね。
渋谷ストリーム内にある「BANH MI STAR SHIBUYA by Nha Viet Nam」は、人気ベトナム料理店「Nha Viet Nam」が手がけるお店。
スタイリッシュなカウンター席が並ぶ店内で食べることもできますが、全メニューテイクアウトも可能です。
バインミーセット1,200円
レモングラス風味の豚焼き肉やパクチーなどの野菜を、レバーパテを塗ったパンに挟んだバインミー 。外はカリッと、中はふんわりしたパンにたっぷりの具材が入っているので食べ応えがあります。
フライドポテトとドリンクがつくバインミーセットは、豚焼き肉のほかにも、グリルチキンや魚のすり身焼きチリソース、6種のベジタブルサラダという4種類から選べますよ(バインミー単品は900円)。
あっさり蒸し鶏のフォー・ガー960円
鶏のだしがきいたあっさりとしたスープがおいしい、シンプルでヘルシーな蒸し鶏のフォー。お腹が空いたけど軽めのものがいいなという時にぴったりです。
こちらのお店のフォーは、パクチーはデフォルトではなくトッピングとして追加(100円)するスタイルです。パクチーが苦手という人はプレーンでそのまま食べられますね。
ベトナムの有名コーヒーブランド「チュングエンコーヒー」のベトナムコーヒーや、ハノイ発祥のヨーグルトコーヒーなどもおすすめです。また、高級ベトナムチョコレートブランドMarouのチョコレートを使ったドリンクなどもぜひ試してみてくださいね。
ちょっぴり大人な街、日比谷にある「東京ミッドタウン日比谷」の地下1階には、さまざまな飲食店が集まる「HIBIYA FOOD HALL」というグルメスポットがあります。そのひとつであるベトナム料理店「VIETNAMESE CYCLO」は、一人でも入りやすいフードホールならではの開放感あるお店です。
鶏飯”コムガー”定食
VIETNAMESE CYCLOのロングセラーメニュー、鶏飯”コムガー”定食は、ベトナム風のチキンライスです。ヌクマム(魚醬)、ライムリーフと柔らかく煮込んだ鶏肉をパリッとジューシーに揚げて、醤油とアジアンソイソース、砂糖、みりんを合わせた特製のソースで仕上げています。
ジャスミンライスはヌクマムとライムリーフを炊きあげ、鶏肉のソースとも相性抜群です。定食には生春巻などのベトナム惣菜とスープがセットでついてきますよ。
ブンボーフエ定食1,400(ブンボーフエ単品は1,200円)
ベトナム北部の町フエで親しまれている伝統麺料理ブンボーフエ。豚ゲンコツと鶏ガラをレモングラス、唐辛子と一緒に長時間ていねいに煮込んだこだわりのスープが、もっちりした丸太麺のブン(米の麺の一種)によく合います。定食にはジャスミンライスと、生春巻などのベトナム惣菜がついてきます。
気楽な雰囲気でひとりでも入りやすいフードホールでぜひ、おいしいベトナム料理を味わってみてくださいね。
2019年日本に上陸した「THE PIG & THE LADY」は、ハワイ・ワイキキのチャイナタウンに位置するモダンベトナムレストラン。
本店のオーナーシェフであるアンドリュー・レイ氏はベトナム系2世で、彼の母親が作るベトナム料理をベースにフレンチの要素を加えた、モダンなベトナム料理を楽しむことができます。2022年3月にカジュアル感も残しつつラグジュアリーな雰囲気にリニューアルオープンしました。
ビーフバインミー フレンチディップスタイル ランチ1,700円/ディナー1,800円
アンドリュー氏が考案した、スープにつけて食べるという斬新なフレンチディップスタイルのバインミーは、お店を代表する人気メニューのひとつ。ふっくらと焼き上げたパンに、じっくり煮込んだホロホロの牛バラ肉、パクチー、オニオンを挟んでいます。
秘伝のだしを使用したフォーのスープにディップして食べましょう。これは新感覚!
アンドリューのフライドチキン(2ピース) ランチ1,100円/ディナー1,200円
本国で注文しない人はいないほど人気のアンドリューのフライドチキンは、カリッとジューシーに揚げた鶏手羽を、アップルサイダービネガーを使用した甘酸っぱいソースを絡めて仕上げるお店のシグネチャーメニューです。ライムをふんだんに使用しているため、さっぱりとした味わいで爽やかな後味が楽しめますよ。
2019年にはアメリカのライフスタイルメディアサイト「Thrillist」にて「アメリカのベスト28ベトナム料理レストラン」に選出されたという、実力派レストランの味をラグジュアリーな空間で味わってみませんか。
有楽町駅前の有楽町イトシア地下1階にある「バインセオ サイゴン 有楽町店」は、色鮮やかな美しいアオザイを着たスタッフが出迎えてくれる明るいお店。まるでベトナムの屋台や市場にいるような雰囲気で食事を楽しめます。
バインセオ1,210円(2022年4月取材時点での価格)
店名にも掲げているように、ベトナムの本格的なバインセオが楽しめるというのがお店の自慢。バインセオは米粉を使った生地で、外はパリパリ、中はもちもちです。
生地が黄色いのは卵の色?と思いきや、実はターメリックの色。パクチーなどと一緒に葉野菜で巻いて、甘酸っぱい特製ダレの「ヌクチャム」につけて食べるヘルシーメニューです。野菜のおかわりは1回無料とお得ですよ。
空芯菜のガーリック炒め982円(2022年4月取材時点での価格)
アジア野菜の王様とも言われる空芯菜は、ベトナム料理でも欠かせない食材です。香りの良いガーリックと一緒に炒めた空芯菜はあとを引くおいしさ。
中が空洞のようになっている空芯菜は独特の歯応えがあり、ベトナムビールにもぴったりです。バインセオのお供にいかがでしょうか。
バインセオサイゴン 有楽町には、バナナやココナッツアイスとともに楽しむ甘いバインセオというのもあるんです。ベトナムシェイク、シントーなどドリンクも豊富にそろっていますよ。カフェ利用するのもおすすめです。
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