【2026年に行きたい】国内旅行おすすめ10選！まっぷる編集部が選ぶ注目エリア

2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟！』の主人公は、豊臣秀吉の弟・秀長。その秀長が百万石の居城として整備し、長く繁栄の礎を築いた場所こそが、奈良県の大和郡山市です。

ドラマの放送に合わせて、舞台となる「大和郡山城跡」や城下町には、歴史ファンをはじめ多くの観光客が訪れることが予想されます。「金魚のまち」としても知られる大和郡山ですが、2026年は戦国ロマンに浸る旅がおすすめ。

また、2026年は奈良市に新しい観光スポットが誕生！国の重要文化財である「旧奈良監獄」を活用した「奈良監獄ミュージアム」、ホテル「星のや奈良監獄」の開業など、星野リゾートが手掛ける新しい体験が話題になりそうです。

古都・奈良の新たな一面を発見する一年になるでしょう。

世界的権威のある旅行雑誌『ナショナル ジオグラフィック』の「Best of the World 2026」に選出され、海外からも熱い視線が注がれている山形県。蔵王の樹氷や山寺（立石寺）、銀山温泉といった、日本の原風景とも言える神秘的な景観が評価されています。

2026年は、その国際的な評価を背景に、改めて「日本の美」を再発見する旅行者が増えることが予想されます。地元の食文化である芋煮や山形ラーメン、極上の日本酒など、美食の宝庫でもあります。混雑する前の「穴場」的な魅力が残る今のうちに、世界が認めた山形の奥深さに触れてみませんか？

後水尾天皇が二条城へ行幸した「寛永行幸」からちょうど400年という歴史的な節目の年を迎える京都府。二条城を中心に、江戸時代の豪華絢爛な文化を振り返る特別公開やイベントが期待されます。歴史ファンにとっては見逃せない一年となるでしょう。

一方で、宇治市を舞台にした人気アニメ『響け！ユーフォニアム』の映画公開や、任天堂の旧本社社屋を活用したホテル「丸福樓」がジャパントラベルアワード2026に選出されるなど、ポップカルチャーの聖地としての側面も進化中。

2024年に開業した「ニンテンドーミュージアム」も、引き続き大盛況！訪れる際は事前予約をお忘れなく。

千年の都が誇る重厚な歴史と、世界に誇る日本のコンテンツ文化。その両方を一度に楽しめるのが、2026年の京都の面白さです！

2026年に県誕生150周年という大きな節目を迎える長野県。なかでも松本市は「東アジア文化都市2026」に選定されており、文化芸術イベントで大いに盛り上がることが予想されます！

上高地や美ヶ原高原など、美しい自然が楽しめるエリアの玄関口としても人気の松本。国宝・松本城はもちろんのこと、クラフトショップ巡りやカフェでのひとときを楽しむのも良いでしょう。

アートスポットも多いため、知識好奇心をくすぐられる旅を楽しみたい方にもぴったり。信州の壮大な山岳風景と、洗練された都市文化の両方を欲張りに楽しめます。

2026年4月から6月にかけて、JRや自治体などが連携して実施する大型観光キャンペーン「デスティネーションキャンペーン（DC）」の舞台となるのが福島県です。「しあわせの風 ふくしま」をキャッチコピーに、春の花々や新緑、そして美味しい食の魅力が旅行者を迎えてくれます。

三春滝桜をはじめとする桜の名所や、只見線の絶景鉄道旅など、フォトジェニックなスポットが満載の福島県。

DC期間中は特別な観光列車が運行されたり、普段は公開されていない文化財が見られたりと、特別なプランが用意されるので要チェックです！

国内屈指の人気観光エリアである北海道。特に2026年は、3月13日(金)に公開予定の映画『ゴールデンカムイ 網走監獄襲撃編』の舞台として「網走」エリアへの関心が高まると予想されます。偶然にも、先ほど紹介した奈良に引き続き「監獄」スポットが話題の１年となりそうですね！

実際に使われていた建築物群を移築・復原した「博物館 網走監獄」では、当時の刑務所の様子をはじめ、監獄がかかわった北海道開拓の歴史も学ぶことができます。

冬のオホーツク海を埋め尽くす流氷観光と合わせれば、その厳しくも美しい自然環境に圧倒されるはず。

新鮮なカニや海鮮丼など、オホーツクならではのグルメも忘れずに！

2026年度前期の連続テレビ小説『風、薫る』の舞台となるのが、栃木県大田原市。豊かな自然と清流に恵まれたこの地は、ドラマのタイトル通り、心地よい風を感じられる癒やしのスポットとして注目を集めそうです。

大田原市は「アユの漁獲量日本一」を誇る那珂川が流れ、釣りや温泉、里山の風景が魅力。近隣の那須エリアとあわせて、新緑が美しい春から初夏にかけてベストシーズンを迎えます。

ドラマのロケ地巡りを楽しみながら、都会の喧騒を離れて深呼吸…そんなリラックス旅を楽しめるおすすめエリアです。