【新潟】いつ行く!季節の見どころ&イベントをチェック!
人々の生活の営みと自然豊かな風景が、四季折々に移りゆく新潟。海や山の恩恵を受けた旬の食べ物に、伝統的な祭りやイベントなど、訪れる時期によって、さまざまな楽しみが待っている。...
更新日: 2023年1月8日
日本海に面し日本でも指折りの豪雪地帯として知られる新潟県。
国内で5番目に面積が広く魅力的な街がいくつもあり、いろいろな楽しみ方をすることができます。
新潟タウンは信濃川の河口に広がる大都会で、県内からうまいものが集まってくるグルメの街でもあります。パワースポットとして名高い「彌彦神社」がある弥彦や、上杉謙信の居城があった春日山、城下町の街並みが残り鮭の街としても知られる村上など、散策が楽しい街もたくさん。
また、越後湯沢や月岡、妙高などのいで湯や、雄大な自然が残る佐渡、日本初の世界ジオパークに認定された糸魚川など、その魅力は尽きることがありません。
新潟旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
さっそく新潟の魅力をみていきましょう!
新潟は、きれいでおいしい水のおかげでコシヒカリや日本酒といった、全国に名を馳せた特産物が数多くあります。そのうえ、壮大な自然を身近に感じることのできるスポットです。
広~い新潟を訪れる前に知っておきたい、新潟観光のポイントを紹介します。
海岸線の長さが東海道新幹線の東京〜名古屋間に相当するほど、南北に長い新潟県。鉄道も高速道路も通っているが時間を要するので、移動する際はしっかりと計画を立てましょう。
山岳地帯が続き、冬の積雪量も多い内陸部。沿岸部は雪こそ少なめですが、冬に強風が吹くことが多です。沿岸部は晴れていても、内陸部では雨が降るなど、両者の天候は大きく変わります。
佐渡を除く新潟県は古くから3つの名で呼ばれてきました。南から上越、中越、下越となるのは、かつての都・京都から見た順番によります。上越、長岡、新潟タウンがそれぞれの中心地。
新潟の基本情報をチェックしたら、次はエリアの位置関係や特徴を押さえておきましょう。各エリアのおすすめ観光スポット、人気のグルメスポットもあわせて紹介するので、行き先に迷っている方は要チェックです!
各エリアの位置関係は下のマップから把握しておきましょう。
ご当地グルメもおみやげも集結した新潟の旅の起点!
古くは北前船が寄港し、幕末には開港5港のひとつとなるなど、古くから栄えた新潟県の中心地。県内随一の数を誇る飲食店やショップをめぐりながらの街歩きが楽しめます。個性派ショップが集まるエリアにも注目を。
6連アーチが美しい街のシンボルである萬代橋
郷土料理からオシャレカフェまでグルメが充実
信濃川に架かる旧市街地と新市街地を結ぶ昭和4(1929)年に建造された橋。当時の最先端技術を生かした六連のアーチがある重厚な姿が美しい。平成16(2004)年、国の重要文化財に指定。
地上約125mに位置し、日本海側随一の高さを誇っている展望室。新潟市街地はもちろん、日本海、佐渡島、五頭連峰などの景色を一望できる360度の大パノラマが好評。
福島潟は冬の渡り鳥「オオヒシク」や、2mを超す葉をつける「オニバス」などが生息する、新潟の原風景ともいえる湖沼。7階屋上まで全ての階で福島潟と越後平野を見渡すことができる。他に、映像展示室、写真展や作品展なども開催している。
豪商齋藤家の4代目喜十郎が、大正7(1918)年に別邸として造営した。砂丘地形を利用した回遊式の庭園と、開放的な近代和風建築が美しい。庭園では、四季折々の景観が楽しめる。
日本海側有数の規模を誇る水族館。屋外には新潟ならではの里山の風景を再現した「にいがたフィールド」を設置。ペンギン海岸は陸地が広く、プログラム内容充実の「イルカショー」は毎日開催している。
長岡市の県立近代美術館と共有する収蔵品は6000点。新潟ゆかりの作家をはじめ、日本美術から世界各国の作品が企画展で1~2ヶ月ごとに随時展示される。
“越後・魚沼のドラマを食で語る”をコンセプトに新潟の自然や食文化の情報発信をするテーマ型ショップとなっている。駅に直結しているため連日大人気。越後湯沢店も同じく駅直結だ。
昭和30~50年代にはにぎやかだったものの、しだいにシャッター通りに。平成22年頃から空き店舗をショップや工房にする若者が増え始め、街は活気を取り戻した。毎月第1日曜に朝市を開催する。
古町通1~4番町にある上古町商店街は、「カミフル」と呼ばれ、親しまれている。古くからある老舗と今どきのハイセンスな店が軒を連ねる人気スポット。
日本海や佐渡沖で獲れた魚に産直野菜・果実、そのほか新潟産コシヒカリ、県内各所から集めた銘酒の数々まで、食にまつわるありとあらゆる新潟の名物が一堂に集まる。
6つのエリアにみやげ物店や飲食店が集まる新潟駅の駅ビル。新潟で楽しみたい名物グルメやみやげ物の多くがそろっているので、時間をかけてゆっくり館内をめぐるのがおすすめです。
■6つの館に分かれています
・地酒の殿堂とグルメが魅力「CoCoLo新潟 西館」
・新幹線改札が目の前で便利「CoCoLo新潟 西N+」
・飲食店で新潟の味を「CoCoLo新潟 南館」
・市内の名店がズラリと並ぶ「CoCoLo新潟 本館」
・新幹線の出発直前でも安心「CoCoLo新潟 東」
・南口のゲートエリア「CoCoLo新潟中央」
仕入れたネタをその日のうちに使う店。魚介類と新潟の郷土料理を楽しめる。料理6品と上生寿司、みそ汁が付く丸伊コースや、「極み」を含めた特別コースも人気だ。
定番の具材を中心に、おにぎりは常時20種類と豊富。店の母体が寿司店なので、具材に使う食材は豊富で新鮮。かけそばやうどんなどのセットメニューもおすすめだ。
世界に誇る金属加工製品やパワースポット詣でが楽しみ
モノづくりの街として栄えてきた燕&三条市周辺に広がるエリア。日本海側には県内屈指のパワースポット・彌彦神社、新潟の奥座敷・岩室温泉、魚介の宝庫・寺泊などがあり、旅の楽しみがいっぱい!
世界レベルといわれる職人が生み出した品々を見つけるのが楽しい
燕三条駅周辺でゲットできる
寺泊港に水揚げされた新鮮魚介を堪能!
天照大神の曾孫にあたる天香山命を祀る越後一宮。万葉集の昔から厚く信仰され、県下一の参拝客を誇る。明治の大火で焼失し、大正5(1916)年に荘厳な社殿が再建されて平成27(2015)年で100年を迎えた。
平成3年完成の国上山中腹にかかる美しい赤い吊り橋。長さは124m。この橋のおかげで国上寺から五合庵、朝日山展望台へのルートが歩きやすくなった。国上山のシンボル。新潟の橋50選に選ばれた。
国内外で高い評価を受けている刃物作りの製造現場を自由に見学できる。ギャラリーやショップもあるので立ち寄ってみよう。
燕三条駅構内にあり、地場製品の展示販売を行う。グッドデザイン賞受賞の作品をはじめ、デザイン性・機能性に優れた日曜雑貨などをラインナップ。観光情報も手に入る。
キッチン用品&日用雑貨のファクトリーアウトレット。地元メーカーの在庫品や少しだけ傷のついたワケあり商品を5~9割引きで販売。燕三条の逸品を地域最安値で手に入れよう。
寺泊名物の魚の市場通り。角上魚類、寺泊中央水産、山六水産、寺泊浜焼センターといった大型鮮魚店が国道402号線沿いに複数の店を出して賑わう。寺泊や出雲崎などに揚がる地物が購入できる。
燕市周辺が工場地帯だった頃、おいしいものを食べてもらいたいという思いから、出前に行ってものびない麺にする為、現在の加水率の多い麺と背脂がのるスープになったという。
ニッポン全国物産展で「全国ご当地おやつランキング」1位を獲得したパンダ焼きが名物。米粉とタピオカ粉を使った生地はモチモチの食感。
冬のスキーリゾートとして知られる秘湯やコシヒカリが楽しみな山間部
上越新幹線や関越自動車道が中央を縦断し、東京方面からのアクセスのいいエリア。冬のスキー以外にも、魚沼産に代表されるコシヒカリや郷土料理であるへぎそば、山間の温泉など多彩な楽しみがそろっている。
おいしいコシヒカリが生まれる棚田の絶景
ふのりをつなぎに使ったへぎそばも名物
「にほんの里100選」に選ばれた松代地域にある棚田。春先、水鏡のような風景はとりわけ美しい。初めて見る人にも郷愁を抱かせる、日本の原風景がここにある。
清津峡小出温泉から上流の八木沢まで約12.5kmにわたる渓谷。日本三大峡谷のひとつとされ、渓谷トンネルから眺められる柱状節理の岩肌と清津川の清流は、季節を問わず素晴らしい。
八海山の麓から4合目まで行けるロープウェー。山頂駅には展望台があり、四季を通じて壮大な景色が望める。晴れた眺望の良い日には遠く佐渡まで望むことができるほど。
立ち姿がじつに美しい、樹齢約90年のブナが生い茂る松之山の林。周辺より気温が2度ほど低いといわれている。自由に散策できるので、きれいな空気を吸いに出かけてみよう。
天文3(1534)年に建立されて以来、約500年の歴史を誇る西福寺には、幕末の名匠・石川雲蝶の彫刻や絵画、漆喰細工の数々が施されている開山堂がある。寺院内での撮影は禁止されている。
見ごたえのある彫刻が本堂いっぱいに施された禅宗の寺。幕末の彫刻家、石川雲蝶の手で、13年余を費やして彫り上げられた欄間彫刻・灯台・香台がある。家康の孫忠直の位牌も安置されている。
金城山の麓に佇む古刹。本堂は近世寺院建築として優れ、新潟県の文化財に指定されている。宝物殿には上杉景勝の遺墨や武田信玄書状など、戦国武将の古文書が展示されている。
日本海と江戸を結ぶ旧三国街道沿いにある塩沢地区は、かつて宿場町として栄えていた。その風情が残る牧之通りは、江戸時代に『北越雪譜』を著した鈴木牧之にちなんでつけられた名前。雁木造りの商店街、蔵造りの家々、看板など、通りを歩くだけでも当時の暮らしぶりがわかる。
八海山麓の広大な敷地に、醸造蔵やショップ、食事処など13の施設が点在。雪中貯蔵庫も見学できる。日本酒のほかにも地ビールやみやげ物も充実している。
創業大正11(1922)年の老舗そば屋。新潟名物として知られるへぎそばだが、その特徴である布海苔(海藻)のつなぎを考案したのは、この店の初代・小林重太郎氏といわれる。
米が食卓に並ぶまでの工程をパネル展示で学べるミュージアム。米の選別工程や食味検査をガイドの案内で見学できる。米の食べ比べや米粉入り手打ちそば体験もできる。
浴衣が似合う美人の湯に泊まって山深い清流で舟下りやSL旅を
新潟タウンの北側から東側に広がる地域。電車でアクセスしやすい月岡温泉は、石畳が続く温泉街と美肌効果の高い湯が人気。自然豊かな阿賀野川の内陸部では舟下りなどを楽しみたい。
しっとりとした雰囲気の月岡温泉
阿賀野川沿いに蒸気機関車が走る
明治維新まで12代続いた新発田藩10万石の城跡。国の重要文化財である旧二の丸隅櫓と本丸表門、平成16(2004)年に復元された三階櫓と辰巳櫓がある。堀部安兵衛の出身地でもある。
越後の広大な田園と五頭連峰に囲まれたのどかな環境にある県内有数の大温泉地。大正時代に湧出した湯は美肌成分の含有量が日本有数で、古くから親しまれている。地魚を扱う寿司店も充実。
JR磐越西線で、新潟~会津若松間を限定日程で運行する観光列車。昭和44(1969)年の廃止から30年の時を経て、平成11(1999)年に復活した蒸気機関車の「C57-180」が専用客車を牽引。全席指定で指定席券と乗車区間の乗車券が必要。
豊かな自然が織りなす、阿賀野川の景勝を観賞できる船上の旅。約50分の舟下りコースは出発地の白崎乗船場から「道の駅阿賀の里」までの渓谷美を堪能できる。屋形船なので、雨天時も乗船可能。
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