【富士山麓】いつ行く!季節の見どころ&イベントをチェック!
歴史ある祭りや季節を感じさせる多彩なイベントが数多く催される富士山麓。事前にチェックして旅の計画を立てよう。...
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全国区の知名度を誇る富士宮のローカルフードといえば、もちろん「富士宮やきそば」です。
地域密着度、歴史、知名度、どれをとってもまさにキング・オブ・ご当地グルメ!
そんな富士宮やきそばの知れば知るほど奥深い、長い歴史のなかで積み上げられた流儀と味をご堪能あれ。
さまざまな店で食べられるのが特長。なかでも富士宮やきそばの文化を支える核となるのが「鉄板焼き店」。駄菓子屋さんに鉄板という形態は富士宮っ子の心のよりどころ。喫茶店や食堂、中華料理店、大衆酒場にだって富士宮やきそばはある。
店主とお客が鉄板をはさんで向かい合うスタイルのお店では、目の前で焼く臨場感たっぷりのパフォーマンスが味わえる。ここはぜひ、優しい笑顔のおかあさんたちとの会話を楽しんでみよう。
富士宮やきそばと、富士宮お好み焼きを一度に味わえるのが「しぐれ焼き」。関西などで「モダン焼き」と呼ばれるものに似ている。地元では日常的に親しまれている味。
蒸し麺
市内の製麺所で長年作り続けられる、富士宮やきそば最重要食材。コシと歯ごたえが抜群。
キャベツ
鮮度や品質にこだわり、季節によって切り方などを工夫。自家栽培する店もある。
肉かす
ラードを搾った後に残るかす。昔ながらのコクを出すのに欠かせない素材。
紅ショウガ
酸味が脂っぽさを中和し、全体の味を引き締める。見栄えも良い。
削り粉
イワシやサバなどの乾物を削ったもの。静岡の郷土料理全般を支えるうまみ。
ソース
「ワサビ印」「太陽」など地元ブランドを独自にブレンドする店が多い。
約30年使いこんだ鉄板で焼き上げるやきそばは、肉かすの鮮度にこだわりつつも量は少なめで、味付けはあっさり。富士宮やきそばとお好み焼きを合体させた「おたふく焼き」も人気。【富士宮駅からバスで20分】
富士宮やきそばイカ・玉子入り 450円
季節によって自家栽培のキャベツを使用する。玉子は目玉焼きにするか、麺に混ぜて焼く
店内は店名どおりに微笑ましい雰囲気
お酒も飲めるお好み焼き店として開店し40余年。豚肉とイカを麺やキャベツと一緒に炒めて、トロトロの半熟玉子焼きをのせた「ミックスそば」が看板メニュー。【富士宮駅から徒歩15分】
ミックスそば 650円
コクのあるソースをからませ、魚粉と青のりをたっぷりかける
築約100年の古民家を利用した居心地のいいカフェ。やきそばはオリーブオイルで炒めるというカフェらしい一品。自家製手ごねパンもご一緒に。【西富士宮駅から徒歩15分】
ペイジ特製富士宮やきそば(サラダ、パン付) 1100円
店内は落ち着いて過ごせるシックな雰囲気
やきそば、お好み焼き、しぐれ焼きは、すべて卵、豚肉、イカ入りのミックス。ラードは少なめに抑えている。【富士宮駅から徒歩10分】
焼きそば 450円 / (大盛り) 500円
うれしい目玉焼き付
根強いファンをもつキムチ入りやホルモン入りなど、約15種類のやきそばが味わえ、ボリュームも満点。富士市には伝法店がある。【富士宮駅から車で8分】
富士宮やきそば焼肉 1155円
ふわふわのお好み焼きも人気の店
たっぷりのソースをかけて焼くのがおじまや流。皿に取らず鉄板から直接食べていくと、時間が経つほどに香ばしさが増し変化が楽しめる。【西富士宮駅から徒歩7分】
富士宮やきそば(並) 500円
肉カス、ラードを使った昔ながらの味わい
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