【富士山麓】いつ行く? 季節の見どころ&イベントをチェック!
歴史ある祭りや季節を感じさせる多彩なイベントが数多く催される富士山麓。事前にチェックして旅の計画を立てよう。...
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富士宮市のシンボルであり、世界遺産のひとつでもある富士山本宮浅間大社は、富士山信仰の総本宮。
富士山の雪解け水が湧く特別天然記念物の湧玉池、徳川家康が造営した社殿など、多くの見どころがあります。
周辺の門前町とあわせて、のんびり散策してみてはいかがでしょうか。
全国に1300社ある浅間神社の総本宮。かつては修行の身にある人が富士登山前に浄めをする場所であった。富士山信仰の中心地で、世界遺産「富士山」の構成資産のひとつ。
浅間大社の神様は?
山霊の怒りを表す富士山の噴火を鎮めるため、木花之佐久夜毘売命・別名浅間大神をまつっている。
富士山との関係は?
富士山頂を保有しているのが、この浅間大社。山頂には奥宮が建っており、富士山八合目以上は奥宮の境内にあたる。
誰が造営したの?
古くから武家の崇敬を集めていたが、なかでも武田信玄や徳川家康の信仰が厚く、社殿の造営や修復を行っていた。
2階入母屋造り、正面と両脇に扉がついた荘厳な建物。門に掲げられた扁額は、文政2(1819)年に製作されたもの。
拝殿と、その後ろに見える本殿。本殿は他に類を見ない二重の楼閣造りになっている。ともに徳川家康の寄進。
授与所には、富士山をモチーフにした絵馬やお守りがある
浅間大社の御朱印もここでいただける
古来より御霊水として信仰されてきた湧玉池。その水を司る神が鎮座している神社。水は容器に入れて持ち帰りもOK。
特別天然記念物に指定された富士山の湧水池。清流にしか咲かないバイカモの花や、ニジマスの姿が見られる。
参拝後は、大社からすぐのお宮横丁へ。敷地中央には富士山の伏流水が湧き出る井戸があり、その周りのテーブルでゆっくりとくつろげます。ご当地グルメを楽しみませんか。
富士山グッズをはじめ、富士宮市の名物や銘菓、地酒などが豊富にそろっている。
各種おみやげが並ぶ店内
富士宮やきそばは塩とソースが味比べできるハーフ&ハーフなど各種あり。天むすび(2個)350円、団子(3本)300円なども販売。
製餡所直営店なだけあり、ぜんざい400円は小豆のうま味にうっとり。牧野酒造の甘酒150円も人気。
ぜんざい 400円
朝霧高原の牛乳を使った自家製ジェラートが自慢。3時間かけて仕込むとあり濃厚な味わい。
ジェラートダブル 400円
御くじ餅 300円は、富士山の伏流水で白玉粉を練り上げる。1箱につき、1枚おみくじが入っている。
御くじ餅 300円
おいしいビールを造るために欠かせないのが、なんといっても“水”。富士山からの伏流水で仕上げた一杯は、今まで味わったことのない感動をくれるはずです。市内屈指の名店で乾杯しましょう!
猟師&農家のオーナーが「なるべく自分たちの手で作ったものを」と、自ら栽培した大麦やホップで醸造した地ビールをサーブ。無濾過でやさしい口当たりが特徴だ。のどごしのよい一杯は、つい何杯も注文してしまうほどのうまさ。ビールがすすむジビエを使ったおつまみも召し上がれ。
(左)年貢
(右)MIYAHOP
(1パイント)各 900円 / (ハーフパイント)各 600円
醸造順で時期ごとに種類が変わる。お米入り(左)やすべて自家栽培の素材のみで作った(右)ビール
テイスティング(5種)700円
本日のラインナップを飲み比べできる
(手前)ヨーグル豚の田舎風パテ 500円
(奥)鹿ハツのやわらかオイル煮 500円
カウンターで注文しよう
大社からすぐの好立地
柚野地区で醸造している
富士山の湧き水の味わいが感じられるようにと、軽い口当たりになるよう地ビールを仕上げている。女性でもスッキリ飲める、優しい飲み口の白ビールやフルーツの香りがするものまでさまざま。レストランなのでランチやディナーも評判だ。
(左)山吹富士
(中)黒鳶富士
(右)藤黄富士
(M)各 960円~ / (S)各 730円~
常時4種類のクラフトビールがそろっている。何が飲めるかはその日のお楽しみ
黒鳶富士は苦味が少なく、奥深いコーヒーのような味わい
タリーズコーヒー併設。居心地の良い店内
外国からの観光客も多いそう
天保元(1830)年に創業した歴史ある酒造。富士山の伏流水を使い、伝統的な山廃仕込みを代々守り続けている。飲み口はとてもやさしく、スッキリ。また、江戸時代の酒造道具類などを展示した蔵も見学可能だ(要予約)。
山廃仕込純米吟醸 3240円
静岡や伊豆、日光、栃木、岐阜エリアの旅行ガイドブックの編集から取材執筆、撮影などに携わっている、静岡を拠点とする編集プロダクションです。
代表の志水は、静岡のローカル情報番組のコメンテーターを歴任するなど、20年以上にわたり旅と暮らしに関わり続けています。乗り鉄&呑み鉄旅が好き。日本各地の手ぬぐい収集癖がある一方、引っ込み思案。
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