【伊豆】乗りたい!観光列車の楽しみ方!
伊豆への旅をより充実させる観光列車が、今注目されている。贅沢な空間、洗練された料理、そして車窓に広がる海絶景。移動することが旅の目的となる鉄道旅を楽しもう。...
伊豆半島の東海岸を走る路線は、車窓から海を眺められる絶好のロケーション。
特別感あふれる観光列車に乗って華やかな食事を味わえば、さらに忘れられない旅になりますよ。
車窓いっぱいの景色と共に食・お酒・会話を楽しめる列車。ピンク色の車体や人気シェフによるメニューが特に女性客の心をつかむ。座席タイプが複数あるので、利用人数に合わせて早めの予約を。
●運行区間●
小田原駅〜伊豆急下田駅
●プランと料金●
●予約方法●
1・3号車の申し込み・問い合わせはJR東日本の主要駅にある「びゅうプラザ」や旅行代理店へ。
4号車の指定席グリーン券は全国のJR主要駅および主な旅行会社で販売。
JR小田原駅には伊豆クレイル利用者の専用ラウンジを用意。乗車時刻までゆっくり過ごせる。
内装には小田原産の木材を使用
全4両のうち客席があるのは1・3・4号車で、それぞれタイプが異なるので人数に合わせて予約を。2号車にはバーやショップがある。
1号車
2人用席が2種類。海側を向いた横並び席と、山側の対面席がある
2号車
バーカウンターとラウンジがある。おみやげ品のショップもここ
3号車
3〜4名のグループにぴったり、個室感覚の海側コンパートメント席
4号車
1人でも利用しやすい進行方向向きの座席。2号車バーカウンターを利用可
伊豆の食材を盛り込んだオリジナルメニューは、人気フレンチレストラン「モルソー」の秋元シェフが監修したもの。内容は季節ごとに変わる。
寄木細工をイメージした箱に華やかな料理が並ぶ。デザートとコーヒー付き。食事のドリンクは地ビールや地サイダーなどから選ぶ
下田発の車内では軽食&デザートセットを提供。ドリンクはワインかオレンジジュースを選べる
2号車には、バーカウンター、地産品やオリジナルアイテムのショップ、自由にくつろげるラウンジがある。バーカウンターではお酒やソフトドリンクを販売、ラウンジではミニライブが開かれることもある。
「ニューサマーオレンジのメロンパン」290円。伊豆の人気店「東府やResort&Spa-Izu」がプロデュース
多くの車両デザインを手掛ける水戸岡鋭治氏による、ロイヤルブルーの豪華観光列車。天然木を多用し伝統工芸が散りばめられた内装は、オンリーワンの空間。地元の旬の食材を生かした料理とともに極上の時間を楽しもう。
●運行区間●
横浜駅〜伊豆急下田駅
●プランと料金●
横浜駅を11:50に出発。ここから始まる非日常の旅に期待でいっぱい。
車両は8両編成で1・2号車がゴールドグラス、5〜8号車がプラチナクラス。食事以外の時間は自由に行き来できるので車内をチェック。
1号車
木の明るさと落ち着きが調和する内装。家族向けに図書コーナーやファミリーシートも備える
5号車
木材を組み合わせて幾何学模様を作る組子などの伝統技法がちりばめられている
6号車
食事の際にはレストラン席に移動し、バイオリンとピアノの生演奏やコース料理を楽しめる
6号車の天井にはステンドグラスが輝く
箱根の伝統工芸である寄木細工がほどこされた床
料理監修は静岡出身の山田チカラシェフ(出発駅と便により異なる)。プラチナクラスではコース仕立て、ゴールドクラスではお重で提供。
地元食材の魅力が引き出されたメニュー。アルコールやソフトドリンクはフリー
※写真はイメージ
下田発の車内では「ななつ星 in 九州」の料理を手掛ける河野美千代さんがメニューを監修
※写真はイメージ
プラチナクラスでは食堂車でバイオリンの生演奏を聴くことができる
伊豆急行の「リゾート21」は全車自由席の普通電車。先頭車両の展望席や海側を向いた座席を備え、凝った内装も楽しめて、料金は通常運賃のみだからぜひ乗車したい!
問い合わせ
伊豆急行
電話番号:0557-53-1115
運行日時や区間はウェブを確認
ホームページ:https://www.izukyu.co.jp/resort21/
伊豆名物のキンメダイにちなんだ赤い車体。3号車では「キンメダイ博物館」として歴史や生態を紹介している。各市町の特産品PRもあるのであわせてチェック。
座席にもキンメダイの柄!
下田に来航した黒船にちなんだ黒い車体。車内で専用アプリを使うことで下田の街や歴史映像を見ることができる。3号車には「おさかな図鑑」コーナーも。
船のデッキをイメージしたデザイン
JR東日本が運行する、東京駅・新宿駅と伊豆急下田駅を結ぶ観光特急列車。全車に天窓付き、広い座席のプレミアムグリーン車を初採用など話題性十分。
4号車のヌードルバーでは麺料理を提供
4名または6名用のグリーン個室
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