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川越で街歩き!情緒あふれる蔵の街・川越一番街を散策しよう

まっぷるマガジン編集部

更新日: 2023年6月23日

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川越で街歩き!情緒あふれる蔵の街・川越一番街を散策しよう

歴史的な建物が並ぶ川越一番街や、昭和の面影が残る菓子屋横丁は、のんびり気ままな散歩にぴったり。

そんな散歩のおともに欠かせないのが、食べ歩きグルメ。
定番のいもスイーツのほか、だし醤油が香る焼きおにぎりなど、川越の味がそろいます。

懐かしさが楽しいレトロな町並みを、町角グルメ片手に歩いてみませんか。

観光するならここ! 川越一番街の必見スポット

仲町交差点から札の辻交差点まで約430mにわたって、歴史的な建物がずらりと並ぶ川越一番街。

レトロな町並みは気ままな散歩にぴったり!食べ歩きも楽しいですよ。

 

川越一番街おさんぽマップ

【川越一番街の必見スポット】埼玉りそな銀行 川越支店 蔵の街出張所

ルネサンス様式の目をひく洋館

大正7(1918)年、第八十五銀行本店として建築。伝統的な町並みの中で近代的なあゆみを示す象徴として、1996年、登録有形文化財に指定された。

【川越一番街の必見スポット】埼玉りそな銀行 川越支店 蔵の街出張所

大正7(1918)年建造

明治26(1893)年の川越大火後に再建。青銅色の屋根が印象的。8現在も銀行として営業中

【川越一番街の必見スポット】埼玉りそな銀行 川越支店 蔵の街出張所

シンボリックな青銅色のドーム屋根

埼玉りそな銀行 川越支店蔵の街出張所

住所
埼玉県川越市幸町4-1
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、一番街下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ)
休業日
無休
料金
情報なし

【川越一番街の必見スポット】時の鐘

小江戸川越、町のシンボル

江戸時代初期、酒井忠勝が川越藩主だった間に創建。以来、度重なる火災で焼失したが、その都度再建され、今も町に時を知らせる役割を担う。1日4回(6時、12時、15時、18時)鳴る鐘の音は、「残したい日本の音風景100選」にも選ばれている。

【川越一番街の必見スポット】時の鐘

明治27(1894)年建造

現在のものは明治26(1893)年の川越大火の翌年に再建された4代目。木造3階で、やぐらの高さは16m

時の鐘

住所
埼玉県川越市幸町15-7
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、一番街下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休
料金
情報なし

【川越一番街の必見スポット】大澤家住宅/民芸品店小松屋

築220余年一番街最古の蔵造り

重要文化財でもある建物は、一番街で最古の土蔵造りの店蔵。1階店内では民芸品や和雑貨を販売しており、古き良きたたずまいを色濃く残している。

【川越一番街の必見スポット】大澤家住宅/民芸品店小松屋

寛政4(1792)年建造

呉服太物商人、近江屋半右衛門が建設。川越大火から焼失を免れた。平成の大修理により、建設当時の姿に復元

【川越一番街の必見スポット】大澤家住宅/民芸品店小松屋

かわいい時の鐘の根付。台紙は一番街の地図

大澤家住宅 小松屋

住所
埼玉県川越市元町1丁目15-2
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、札の辻下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:30~17:00
休業日
月曜、祝日の場合は翌日休(年末年始休)
料金
無料

【川越一番街の必見スポット】陶舗やまわ

重厚な造りのおしゃれな陶器店

有形文化財に指定されている店蔵を生かした陶器店。地元作家の作品を扱うほか、陶芸教室も開催。カフェ「陶路子」を併設。

【川越一番街の必見スポット】陶舗やまわ

明治26(1893)年建造

現存する入母屋形式の土蔵造りでは、日本で最大級の規模。外観はフォトスポットとしても人気

【川越一番街の必見スポット】陶舗やまわ

作家ものからふだん使いできる陶器まで幅広い品ぞろえ

陶舗やまわ

住所
埼玉県川越市幸町7-1
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、一番街下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~18:00、水曜は~17:00
休業日
不定休
料金
マグ=1100円~/湯呑み=1100円~/ごはん茶碗=1100円~/蔵のまちマグカップ=1320円/蔵のまち手ぬぐいタオル=770円/

【川越一番街の必見スポット】龜屋本店

一番街の入口に構える重厚な蔵造り

天明3(1783)年創業、代々川越藩御用を務めた老舗。店名にちなんだ亀の最中98円や、こがね芋152円などは、おみやげにも最適。

【川越一番街の必見スポット】龜屋本店

明治27(1894)年建造

川越大火翌年に建設。豪壮な蔵造りは一見の価値あり。建物は店蔵と袖蔵からなる袖蔵形式

【川越一番街の必見スポット】龜屋本店

看板商品の亀の最中

【川越一番街の必見スポット】龜屋本店

川越いもシュー

紫芋とさつま芋の2種類がある

龜屋本店

住所
埼玉県川越市仲町4-3
交通
西武新宿線本川越駅から徒歩10分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00
休業日
無休
料金
亀の最中=108円(1個)、1944円(16個入)/こがね芋=162円(1個)、1350円(7個入)/亀どら(つぶあん・こしあん)=227円(各1個)、2376円(10個入)/初雁焼=594円/

【川越一番街の必見スポット】川越まつり会館

いつでも川越まつりを体感できる

毎年10月に開催される川越まつりの資料を集めた資料館。実際に祭りで使われる本物の山車を2台、定期的に入れ替えながら展示している。日曜、祝日にはお囃子の実演も開催。

【川越一番街の必見スポット】川越まつり会館

高さ8mもの巨大な山車は迫力満点! 精巧な彫刻なども間近で見られる

【川越一番街の必見スポット】川越まつり会館

入口には各町のちょうちんがずらりと並ぶ

【川越一番街の必見スポット】川越まつり会館

近隣の町並みに溶け込むように、蔵造りの意匠が施された建物

川越まつり会館

住所
埼玉県川越市元町2丁目1-10
交通
西武新宿線本川越駅から東武バス(蔵のまち経由)「札の辻」下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:30~18:00(閉館18:30、10~翌3月は~17:00<閉館17:30>)
休業日
第2・4水曜、祝日の場合は翌日休(12月29日~翌1月1日休)
料金
入館料=大人300円、小・中学生100円、未就学児無料/(20名以上の団体は大人240円、小・中学生80円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名入館料無料)

【川越一番街の必見スポット】大正浪漫夢通り

大正時代の建物が残る商店街

かつては銀座通り商店街といい、大正から昭和初期には県下一とまでいわれる賑わいを見せた。現在も当時の商店が残り、御影石の石畳と洋風の看板建築は往時をしのばせる。

【川越一番街の必見スポット】大正浪漫夢通り

ロケ地としても有名なレトロな町並みが続く

【川越一番街の必見スポット】大正浪漫夢通り

大正浪漫夢通り商店街

住所
埼玉県川越市連雀町
交通
西武新宿線本川越駅から徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
店舗により異なる
休業日
店舗により異なる
料金
店舗により異なる

グルメ片手に観光しよう! 川越一番街で食べあるき

定番のいもスイーツに懐かしい味の焼きおにぎり、名物のいもソフトクリームなど、川越の味がずらりと勢ぞろいします。

小江戸おさつ庵

ほのかな甘味がやみつきに

数多くのいも菓子をそろえるいも菓子の専門店。開店時間の前にはいつも行列ができている。

小江戸おさつ庵

おさつチップ

カップ入りで食べ歩きにぴったり

小江戸おさつ庵

住所
埼玉県川越市幸町15-21
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、一番街下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
11:00~17:00
休業日
水曜
料金
おさつチップ=350円/

かのん

もっちり食感のたこ焼きをパリパリのせんべいでつぶして食べる

2018年12月に菓子屋横丁から一番街へと移転。シンプルなおいしさのたこせんは、老若男女問わず定評がある。

かのん

鐘つきたこせん

パリパリ&もっちりの組み合わせが◎

かのん

住所
埼玉県川越市幸町15-9
交通
西武新宿線本川越駅から徒歩15分
営業期間
通年
営業時間
10:30~17:00(時期により異なる)
休業日
不定休
料金
鐘つきたこせん=150円/

元町珈琲店 ちもと

川越名物いもソフトの元祖

大きなコーヒーミルが目印。店頭で販売するソフトクリームはいも、カフェ、ミックスの3種。

元町珈琲店 ちもと

いもソフトクリーム

さつまいもの甘みが生きている

元町珈琲店 ちもと

住所
埼玉県川越市元町2丁目3-12
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、札の辻下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
11:00~17:30(閉店18:00)
休業日
月曜、祝日の場合は翌日休(12月28日~翌1月4日休、時期により異なる)
料金
いもソフトクリーム(テイクアウト)=300円/いもソフトデラックス=605円/ブレンドコーヒー=495円/アイスコーヒー=550円/

Mio Casalo

ジューシーなソーセージのホットドッグ

「小江戸黒豚」を飼育する大野農場の直営店。食材の味を生かした自家製ハムやソーセージも販売する。

Mio Casalo

黒豚ドッグ

噛むと肉汁があふれだす

Mio Casalo 川越 蔵のまち店

住所
埼玉県川越市元町1丁目15-3
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、札の辻下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~18:00(閉店)
休業日
水曜
料金
黒豚ドッグ600円

中市本店

かつお節の中に隠れた焼おにぎり

かつお節を中心にさまざまな乾物を取りそろえる。店頭で焼く焼おにぎりが名物。

中市本店

ねこまんま焼おにぎり(かつお節、いわし節)

自家製のだし醤油の良い香り

中市本店

住所
埼玉県川越市幸町5-2
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、一番街下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
10:00~19:00、焼きおにぎりは12:00~
休業日
水曜
料金
ねこまんま焼きおにぎり=220円/

一番街から徒歩3分! 菓子屋横丁の駄菓子屋もおすすめ

どこからか甘い香りが漂い、飴菓子を食べながら散歩する人々が行き交う。昭和の雰囲気たっぷりの菓子屋横丁では、思わず誰もが童心に返っちゃいます。

 

菓子屋横丁マップ

江戸屋

カラフルな飴を量り売り

店内には、懐かしさを感じる駄菓子や、ベーゴマなどのおもちゃが並んでいる。商品の数はなんと300種類! 店内を眺めているだけでもワクワクする。はかりあめは、色鮮やかな飴から好きなものを自由に選べるという楽しさがあり、オリジナルのおみやげを作るのにおすすめ。

江戸屋

はかりあめ(100g~)

カラフルな飴や金平糖をスプーンですくって詰めよう

江戸屋

駄菓子

「懐かしい!」と思わずたくさん手に取ってしまいそう

江戸屋

店内では家族でも友だち同士でも、会話がはずむこと間違いなし!

江戸屋

駄菓子屋ならではのポップな外観

江戸屋

住所
埼玉県川越市元町2丁目7-1
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、札の辻下車すぐ
営業期間
通年
営業時間
9:30~18:00
休業日
無休
料金
はかりあめ=300円~(100g)/駄菓子=20円~/

松陸製菓

大きなふ菓子が名物の老舗飴屋

95㎝のふ菓子を1本ずつ手焼きしている「日本一なが〜いふ菓子」が有名なお店。そのインパクトから川越みやげの人気商品となっている。現在、店を切り盛りするのは8代目の主人。先代から続く秘伝の技と味を今も守る。

松陸製菓

黒糖ふ菓子

おみやげにすると喜ばれそう

松陸製菓

細工あめ

色鮮やかな飴は見た目も愛らしい

松陸製菓

老舗店らしい店構え

松陸製菓

住所
埼玉県川越市元町2丁目11-6
交通
西武新宿線本川越駅から東武バスウエスト札の辻方面行きで3分、札の辻下車、徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
10:00~17:00
休業日
月曜、祝日の場合は営業
料金
ニッキ飴=250円/細工あめ=250円~(1袋)/黒糖ふ菓子=600円~/

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