飛騨高山の郷土料理おすすめの店5選!ふるさとの味を堪能しよう
高山に根強く残る、食材を丁寧に保存し、大切に味わう山国ならではの食文化。 中でも家庭で古くから受け継がれてきた食文化をふんだんに盛り込んだ郷土料理の店には、 多くの観光客がその滋味深い味を求めて集...
更新日: 2023年11月9日
高山ラーメンは昭和初期に屋台の味として親しまれた「飛騨中華そば」をルーツにもち、いまも多くの地元民や観光客に愛され続ける高山の味。
あっさりとした醤油味のスープに、細いちぢれ麺が絡んで、あっさりコク旨系が好きなラーメンファンにはたまらない一品です。
人気店にはつねに長蛇の列が…。近年ますます人気に拍車がかかっています。
シンプルなのに奥が深い、人気店の一杯をご紹介!
若き店主が作る昔懐かしい屋台の味
創業は2012年と新しくも、かつて高山にあった屋台の味を再現する人気店。メニューは中華そばだけに絞り、百年経っても愛される味を追求。あっさりスープが評判だ。
麺も具もスープもすべて自家製を追求
麺は、毎朝その日の分だけを打つ自家製麺。3種類の小麦粉を使い、食感や香りを追求している。スープは、代々受け継ぐ秘伝の醤油ダレ。メンマやチャーシューも自家製だ。
実食メモ
店主が毎日手もみで作る平打ち麺が絶妙
根強いファンに愛される元祖高山ラーメン
1938(昭和13)年創業の老舗。リヤカー屋台からスタートし、高山ラーメン発祥の店として知られる。カツオだしが香る真っ黒いスープと、自家製の細ちぢれ麺が独特。
実食メモ
独特の細ちぢれ麺に濃い口醤油スープがよく絡む!
創業以来五十余年守り継がれる
豚骨や岐阜県産の野菜など7種類の素材でだしを取り、特製の醤油ダレを加えたスープは、澄んでいるがコクがある。自家製チャーシューには岐阜の銘柄豚“けんとん”を使用。
実食メモ
酢やラー油を加えて、味の変化を楽しむのもおすすめ
昔ながらの原点を追求する
カツオ節が香るあっさりスープは、地元の濃口醤油をベースに、選りすぐりの魚醤を隠し味として加えている。自家製チャーシューは、ほろっとくずれるほどのやわらかさ。
実食メモ
自家製のちぢれ麺は細いながらもコシがある
後味はさっぱり濃厚スープに定評あり
約8時間以上かけて煮込むスープは、鶏ガラや煮干しの旨みが豊かで、細めのちぢれ麺とよく絡む。濃厚でコクがありながらも、後味は不思議なくらいさらりとして箸が進む。
実食メモ
チャーシューはほどよい弾力があり、かむほどうま味が広がる
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。