【飛騨牛】高山名物グルメNo.1! 絶対食べたい!
多彩な味で旅人をもてなしてくれる飛騨高山で、もっとも人気を集めているグルメと言えば、飛騨牛。 全国的にも名高いブランド牛のとろけるような食感と甘みを、さまざまなメニューで満喫しよう。 こちらの記事...
更新日:2021年6月19日
北アルプスなどの険しい山々に囲まれ、季節ごとの美しい自然に包まれる岐阜県飛騨地方。
城下町の面影を残す高山の町並みは歴史感じる美しい景観を誇り、人々で賑わいます。
脈々と受け継がれてきた伝統と文化が息づく町をゆっくりと楽しむ癒しの旅に出かけましょう。
また、飛騨牛をはじめ、高山ラーメンや郷土料理、和カフェでいただくスイーツなど、おいしいものも見逃せません。
そんな飛騨高山観光で抑えておきたい定番スポットをご紹介。
飛騨高山旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
高山は、天領として栄えた江戸時代の面影を残す「古い町並」が一番の見どころ。国内外からも多くの観光客が訪れ、春と秋に行われる高山祭はとくに多くの人でにぎわいます。町の歴史や伝統を伝える施設や飛騨牛をはじめとする名物料理、匠の技が光る工芸品や和菓子など、多彩な魅力が多くの旅人を引きつけています。
高山からひと足のばすと、飛騨古川があります。白壁土蔵の古い町並みが残り、匠の技を伝える施設や工芸品も見どころ。大ヒットしたアニメ映画『君の名は。』の舞台としても注目され、“聖地巡礼”に訪れる人も多いです。
そんな魅力あふれる飛騨高山の観光ポイントを、まずは動画でサクッと押さえておきましょう!
高山のみ、もしくはプラス1エリアの滞在なら、1泊2日でOK。もう1エリアへも足を延ばしたい、温泉宿でゆっくりしたいなどの希望があれば、2泊3日だと余裕をもってめぐれます。
飛騨高山の旅で外せない「古い町並」をはじめ、高山陣屋、宮川朝市などへの主要観光スポットへは、JR高山駅から徒歩で約10分。駅前には観光案内所や、各エリアへの移動に便利なバスの乗り場(高山濃飛バスセンター)もあるので、旅の拠点にするのがおすすめです。
人気の観光地や話題のエリア、さらにインスタ映えする最新スポットなどをピックアップ!まっぷる推薦の定番スポットを参考に、旅のプランを練ってみてはいかがでしょうか。効率よくまわるためにも、あらかじめ行きたい場所を決めておくのも旅の大事なポイントです。
幕末に全国六十数か所あったといわれる郡代・代官所の中で唯一、主要な建物が現存する陣屋であり、国の史跡に認定されている。かつて飛騨の行政を司る役所として、年貢の取り立てなどを行なった。3000坪を超える敷地内で、往時の役所の様子や建築に施された匠の技など、300年以上の歴史を伝える貴重な建物を見学できる。
天平18(746)年、聖武天皇の命により全国に建立された国分寺のひとつ。重要文化財に指定されている本尊薬師如来像や境内の三重塔、大イチョウなど見どころ満載。
明治40(1907)年に再建された日本を代表する町家建築。重要文化財に指定されており、立体的な格子の美しさは海外からも評価が高い。漆塗が施された柱や梁など繊細で優美な意匠にも注目を。
白壁土蔵の古い町家が多く残り、約500mに渡って続く、情緒豊かな散策スポット。建物の袂には瀬戸川が流れ、約1000匹もの鯉が目を楽しませてくれる。「岐阜の名水50選」にも選ばれる清流だ。
数々の伝説を秘めた大小さまざまな滝が全長約900mにわたって連なる。初夏には、15万本のクリンソウやササユリが咲く花園やキャンプ場、芝生広場等も備える。近くには天然温泉しぶきの湯がある。
観光鍾乳洞の中では日本一高い、標高900mに位置し、洞内には無数の鍾乳石が連なる。世界の美術品や装飾品など約1000点が展示された大橋コレクション館も併設。
せっかく飛騨高山に来たからには、飛騨高山ならではのセンスが光るおみやげをゲットしたいところ。そこで、古い町並みの風情あふれる和雑貨から、定番のおみやげ店、おみやげ探しの合間に楽しみたい食べ歩きグルメまでをラインアップ。きっと欲しいものが見つかるはずです。
宮川に沿って、鍛冶橋から弥生橋までの間で毎日実施されている朝市。新鮮な野菜や季節の果物、民芸品、漬物などを求めて、地元の人や観光客で賑わう。
「飛騨牛まん」は、飛騨牛の赤身とバラ肉、国産の野菜に、飛騨産の味噌を加えたこだわりのあんがたっぷり入っており、肉のうまみが凝縮されている。もっちもちの皮とのバランスも絶妙だ。
みやげものを売る店先でテイクアウトメニューを販売している。肉汁たっぷりでやわらかい飛騨牛の串焼きなどの名物を気軽に味わえる。バニラと抹茶のソフトクリームも人気。
飛騨牛三種盛りは5等級の飛騨牛のみを使ったぜいたくな握り寿司と軍艦巻き。飛騨牛を手軽に味わえると好評。
飛騨の伝統的な豆腐を豊富に揃える老舗。飛騨の御馳走「こもとうふ」や焼いて食べる味付揚げ「あげづけ」は素朴なお土産として好評だ。
多彩でユニークなソフトクリームや小さくてかわいらしい子鯛焼きなど、散策途中にぴったりのスイーツが充実。和モダンな雰囲気が広がる店内で、気軽にひと休みできる。
高山陣屋の北門横にある屋台のだんご屋。周囲には醤油の焼ける香ばしい匂いが漂う。甘くない醤油ベースのタレを使うのが、この地方のみたらし団子の特徴だ。
明治創業の和菓子処。天然よもぎとつぶ餡が絶妙な草まんじゅうや10数種の果物をラム酒に1年以上漬込んだ土蔵フルーツケーキ、路地裏の猫をイメージした招福猫子まんじゅうが話題。
若き店主が創作する和菓子が好評の福壽庵による、フルーツ大福専門店。果物によって、一つひとつ異なる、やわらかな餅と白あんとのマッチングは絶妙。季節ごとに商品が入れ替わり、10種類ほどが並ぶ。
パンの世界大会「クープ・デュ・モンド2005」で日本代表として3位に入賞、平成24(2012)年に優勝した際にチームの監督を務めたシェフの店。クロワッサンやバゲット、ペストリーが評判。
150種類にものぼる種類豊富なお香をはじめ、香炉や香立など、香りにまつわるアイテムがせいぞろい。おみやげに選びやすい、手ごろな商品も充実している。
創業200年以上の老舗。伝統の技を継承し昔ながらの酒造りにこだわっている。敷地内には飛騨牛を始め飛騨の味覚を味わえるレストランを併設し飛騨高山を一気に満喫できるようなスポットとなっている。日本酒コスメも開発するなど、幅広く日本酒の魅力を伝えている。
民芸品をメインにそろえた店。カラフルな生地にさるぼぼをあしらったハンカチはこの店オリジナルのもの。飛騨地方の銘菓や漬物も多く、手ごろな値段でみやげものが買える。
広い店内には、全国から集結したバラエティ豊かなうさぎグッズがぎっしり。ここだけで入手できるオリジナル商品もあり、キュートなうさぎ雑貨たちの表情を見ているだけで癒される。
ポーチや財布などの小物類から暖簾やテーブルクロスまで、針目の美しいさしこの布を使ったオリジナルグッズを販売する店。特注のさしこ糸や手作りキットもそろう。
子どもから大人まで幅広い世代に支持される、博物館や体験館を要チェック。名物のさるぼぼづくりもおすすめです。ファミリーやカップル、お友達と目いっぱい楽しんで、かけがえのない思い出を作りましょう!
茅葺き屋根の合掌造りや、榑(くれ)葺き民家など、飛騨特有の家屋を移築した野外博物館。かつて盛んに行われていた養蚕の作業場や、当時の暮らしを再現した展示が見もの。伝統工芸の実演や各種行事の開催もあり、飛騨の民芸や文化を体験することができる。
エコロジーがテーマのミュージアム。築200年の合掌造りの館内ではテディベアだけではなく、オーラ撮影や恋愛のパワースポット“ベアーズチャペル”も人気。カフェ、ショップも併設。
美術・歴史・自然史・書に分かれた展示室はどこも見応え十分。作品はもちろん、建築と空間の美も魅力的だ。ライムストーンに囲まれた癒しの空間でアートの世界に浸ることができる。
国の重要文化財で、高山祭に曳き出される実物屋台を展示。一年中、高山祭の雰囲気が味わえる。400年の歴史と技が光る豪華な屋台は必見だ。櫻山八幡宮の巫女が案内してくれる。
10種類以上の体験が予約なしで楽しめる体験施設。高山みやげの定番さるぼぼ作りのほか、手焼きせんべい、マイはしなどのエコクラフト体験もできる。
4倍にふくらむせんべいの手焼き体験ができる。たまり、塩、ゴマ、イカ、ハートすべてにチャレンジでき、焼き上がりは認定証とともに持ち帰れるのもうれしい。
飛騨高山には飛騨牛や、高山ラーメンなど、全国に知られるおいしいものがたくさん!ご当地名物が味わえる、選りすぐりの名店をご案内します。本場ならではの味を堪能してくださいね。
「でこなる」は飛騨の言葉で大きくなるという意味。昔なつかしい雰囲気の屋台村には、飛騨とらふぐが食べられる天ぷらの店やジビエ料理店など16店舗が軒を連ねる。射的などもある。
昭和39(1964)年創業のステーキ専門店。厳選したA4~A5ランクのさまざまな飛騨牛をとりそろえ、店独自の焼き方で仕上げる。ハンバーグ&グリルベーコンやビーフストロガノフも人気だ。
江戸時代末期に建てられた町屋造りの食事処。料理旅館として創業し、当時から愛されてきた朴葉味噌や山菜料理を提供する。店内の随所に飾られている骨董品や美術品は、正月やひな祭りなど季節ごとに入れ替えられる。
飛騨高山で唯一、造り酒屋蔵元が経営する食事処。オープンキッチンの広々した店内で飛騨牛をメインとした御膳や、酒蔵で造られた新鮮な日本酒を楽しむことができる。酒粕を練りこんだ自家製の「酒粕豆腐」や「赤かぶの粕漬け」なども味わえる。
昭和13(1938)年創業の老舗で、リヤカー屋台からスタートしたという高山ラーメン発祥の店。鰹だしが香る黒めのスープと自家製の細ちぢれ麺が長きにわたって多くのファンに愛されている。
かつて高山にあった屋台の味を再現する人気店。メニューを中華そばだけに絞り、シンプルかつインパクトのある「百年たっても愛される味」を追求する。
100%飛騨産の玄そばをひきたて・打ちたて・ゆでたての「三たて」で味わえる。岐阜県産の品を使用する店として「県産品愛用推進宣言の店」に認定されているなど、素材へのこだわりはお墨付きだ。
ハンバーガーが約20種類そろう専門店。飛騨牛をビーフパテに使ったハンバーガーは、肉のうまみを堪能できる逸品として特に人気が高い。豊富なサイドメニューや外国産ビールも併せて楽しみたい。
高山の人気雑貨店「青」が手がけるカフェ。歴史ある建物を生かしつつ、小物使いなどに心浮き立つ憩い空間に。飛騨リンゴなどの季節のフルーツや飛騨牛乳など、素材にもこだわったメニューが味わえる。
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