【信州】こんなトコ!人気エリア&基本情報をチェック!
信州は南北に長い高原の国。地形や文化をもとに7つのエリアに分けて、それぞれの魅力をチェック。旅の前に信州の全貌をつかんでおこう。...
更新日: 2021年5月4日
2016年大河ドラマの主人公・真田信繁(幸村)ゆかりの地として注目を集めた上田。上田城跡公園をはじめ、壮大な歴史のロマンを感じる町を歩いてみよう。おみやげやご当地グルメも要チェック!
大坂冬の陣における「真田丸の戦い」では徳川勢を次々に撃退。夏の陣でも果敢な戦いの末に討死し「日本一の兵(ひのもといちのつわもの)」と称された。
JR上田駅前では信繁(幸村)の騎馬像がお出迎え
1583(天正11)年、真田昌幸によって築城。徳川軍を2度も退け、難攻不落の城として真田家とともにその名を轟かせた。現在は公園として整備され、市民の憩いの場となっている。
緑が多く、春は桜の名所としても有名
上田藩に関するものやかつての主要産業であった養蚕に関するものなど、中世以降の上田についての資料や文化財を展示。別館では真田氏関連などさまざまな企画展を開催している。
真田昌幸の具足など、歴史マニアにはたまらない展示が多数
城にただひとつ残る櫓に資料を展示したのが始まり
西櫓(にしやぐら)
江戸時代初期の建造当初そのままの場所と姿で現存する、県宝にも指定されている貴重な櫓。周辺からは城の南側の景色を一望できる。
真田井戸(さなだいど)
本丸唯一の大井戸。中には横穴があり、城のはるか北方にある太郎山や上田藩主居館に続く抜け穴として使われていたという伝説も残る。
上田城本丸跡に鎮座する神社。真田家を筆頭に、仙石家や松平家の歴代上田藩主を祀っている。戦略家であり、知将として知られる信繁(幸村)にあやかり知恵の神様として人気。
境内には信繁の象徴、巨大な赤備えの兜がある
時代小説の大家・池波正太郎と、その代表作『真田太平記』の魅力を紹介する文学館。館外の蔵にはギャラリーとシアターがあり、小説の挿絵原画や迫力の映像を楽しめる。
貴重な取材ノートなども展示された真田太平記コーナー
見学の所要時間は約1時間半と見ごたえたっぷり
上田城跡公園の入口近くにある上田観光の拠点。売店には銘菓や地酒などの上田名物のほか、真田家グッズも豊富にそろう。そのほか館内にはそば処や喫茶スペースもある。
800種類以上のおみやげがそろう。上田のおみやげはここでゲット
2階には真田三代の甲冑レプリカや大河ドラマ仕様の戦備えも展示
上田が舞台のアニメ映画「サマーウォーズ」のグッズも販売
上田「七蔵」の地酒が勢ぞろい
全国でも数少ない女性が杜氏を務める1665(寛文5)年創業の蔵元。ひとごこちや美山錦といった長野県産の米と菅平水系の水を使って造る酒は、女性ならではの繊細な味わいが特長。
店はかつて宿場町として栄えた柳町にある
代表銘柄の信州亀齢(720ml)1400円
蔵元限定販売の小堺屋平助(720ml)16800円
柳町にある天然酵母パンの人気店。2階には畳カフェ「茶房 烏帽子」を併設しており、パンやドリンクのほか、信州の自然を盛り込んだランチメニューも提供している。
パンはほとんどのものを量り売りで販売している
パンとお惣菜が付いたスープランチ1200円
ニンニクの効いた上田名物のタレ「美味(おい)だれ」をかけた焼き鳥を午前中から味わえる居酒屋。改良を重ねた店オリジナルの美味だれは、りんごを加えたやさしい甘みが特長。
やきとり盛り合わせ1000円。美味だれをたっぷりつけて
朝10時開店。美味だれも販売しているのでおみやげにもおすすめ
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