更新日： 2022年6月7日

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韓国に行けない今だから！「行った気になる」都内新旧コリアンタウン探訪

韓国好きの間では、「月1韓国」という言葉が使われるほど、日本人にとって身近な海外旅行先だった韓国。ところが新型コロナウイルスの影響で韓国旅行ができなくなってしまいました。その間には『愛の不時着』や『梨泰院（イテウォン）クラス』といった韓国ドラマが人気を集め、「第4次韓流ブーム」とも言われています。

韓国ロスに陥っている方のために、「韓国に行った気になれる」東京の新旧コリアンタウン・新大久保と三河島のホットスポットを取材しました！

異なる魅力を持つ2つのコリアンタウンを徹底紹介。日本にいながらにして韓国旅行気分を満喫してみませんか？

※記事の最後に動画もあります！

この記事の目次

【都内最大のコリアンタウン！　新大久保】
韓服を着て写真撮影や街歩きが楽しめる「OMOIDE」
オーガニック系コスメの新ブランドを発掘！「自然の森II」
２階のカフェスペースで「漢江ラーメン」を楽しもう！
韓国の家庭料理の味が楽しめる！「スミね食堂」
【韓国通にオススメ！三河島コリアンタウン】
手作りキムチや肉の品揃えが自慢！「丸萬（マルマン）商店」
小さいけれどディープな韓国食材スーパー「キムチの高麗」
韓国の出前の定番！　韓国式中華の店「東京ガーデン」
コリアンタウンで韓国旅行気分を満喫！

【都内最大のコリアンタウン！　新大久保】

東京にはいくつかのコリアンタウンがありますが、都内最大のコリアンタウンは新宿・新大久保。

新大久保のメインストリートは、JR新大久保駅前から伸びる「大久保通り」、地下鉄副都心線東新宿駅の利用が便利な「職安通り」、そしてこの2つの通りを結ぶ通称「イケメン通り」となり、この3つの通り沿いに人気の店が集まっています。

新大久保ならではの体験や、買い物が楽しめるお店を中心にご紹介します。

韓服を着て写真撮影や街歩きが楽しめる「OMOIDE」

まず初めに、韓服を着ての記念撮影や、街歩きができる「OMOIDE（オモイデ）」に行ってみましょう。

新大久保駅から徒歩3分、大久保通り沿いのビル3階にあります。

店内にある韓服は、最新のデザインのものから古典、さらには朝鮮王朝時代の扮装ができるものまで種類豊富。女性用はもちろん、男性用や子ども用があるほか、小物やウィッグ、靴なども揃っています。料金は1着・60分で、大人4,000円、高校生以下3,000円（各税込）です。

自分で好みの韓服を選んだら、着付けをしてもらい、さらに簡単なヘアセットもしてもらえます。

室内にはロールスクリーンを合わせて15の背景が

室内、室外共に撮影はOK。自撮りなので、撮影枚数の制限などもありません。
時間内であれば、韓服を着たまま新大久保の街歩きもしてみたいですよね。写真撮影のベストスポットも教えてもらえるので、ぜひ足を運んでみてください。まるで韓国で撮影したような写真が撮れますよ！

韓服に合うスポットも教えてもらえる！

「1人で韓服を来て歩くのは少し恥ずかしい……」という人のために、今後は韓服を着てのウォーキングツアーなども企画しているそう。

現在は新型コロナウイルス感染拡大防止対策で、店内に入場できるのは1組限定。換気や入場時の手洗い、韓服の除菌など、対策が徹底されています。
空きがあれば当日対応も可能とのことですが、事前予約をした方が安心ですよ！

■韓服体験・チマチョゴリの体験の店「OMOIDE（オモイデ）」
住所：東京都新宿区百人町　１−３−17足立ビル3 F
電話番号：070-7533-1333
交通：JR山手線新大久保駅より徒歩3分
営業期間：年中無休
営業時間：11:00-20:00（受付19:00まで）
公式サイト：https://omoide333.com

オーガニック系コスメの新ブランドを発掘！「自然の森II」

韓国コスメの専門店も数多く集まる新大久保。2020年7月、韓国コスメの激戦地にオープンしたばかりの「美はだ工房自然の森II」に行ってみます。場所は新大久保駅から徒歩3分、イケメン通りの大久保通り寄りにあります。

こちらはオーガニックやドクターズコスメの品揃えが自慢のお店。

韓国初の自然派コスメブランドとして、韓国国内だけでなく、海外でも人気の「innisfree（イニスフリー）」や、天然由来成分と生命工学技術により作られた「MieV(ミエブ)」などの品ぞろえが豊富な店として、幅広い年齢層から支持されています。

人気の美容マスクの種類も豊富！

美容マスクの種類も充実していて、韓国発の美容マスク専門ブランド「MEDIHEAL(メディヒール)」のシートパックを、自由に組み合わせて買えるセットが特に人気なのだとか（10枚2,000円）。

■「美はだ工房自然の森II」「森CAFÉ」
住所：東京都新宿区百人町１−16-19
電話番号：070-1377-0153
交通：JR山手線新大久保駅より徒歩3分
営業期間：年中無休
営業時間：11:00-21:00（１階コスメ・新型コロナウイルス対策のため変動あり）、12:00-20:00（2階カフェ）

２階のカフェスペースで「漢江ラーメン」を楽しもう！

「自然の森II」の2階はカフェスペースになっていますが、ここで楽しめるのが「漢江（ハンガン）ラーメン」です。

ソウルの真ん中を流れる川、「漢江」沿いの公園にあるコンビニでインスタントの袋ラーメンを購入し、コンビニにある専用の機械で作って食べるスタイルが人気となり、ハンガンラーメンのファンが続出。現地のコンビニにいけば、「これでもか！」という数のラーメンが売られています。

「一度漢江ラーメンを体験したい！」という人も多いのですが、その夢がなんと、新大久保で叶うのです！

1階のコスメ売り場では、北海道の人気お菓子やラーメンも取り扱っており、辛いのが苦手な人でも安心です。

ルーフトップでしばし韓国気分を味わおう！

3階には屋上があり、ここでラーメンを食べることができます。『梨泰院クラス』に登場した店の雰囲気にちょっと似ていると話題のルーフトップで、しばし韓国気分を満喫できそうです！

韓国の家庭料理の味が楽しめる！「スミね食堂」

韓国のベテラン女優で、レシピ本も出版しているキム・スミさんがプロデュースする店が新大久保にあります。キム・スミさんは、その料理上手ぶりから『スミネパンチャン』という料理番組をもつほど。

韓国の食堂に来た気分にさせてくれる店内の奥には、壁一面にキム・スミさんの写真が貼られた個室スペースもあります。韓国で人気を集めたドラマ『田園日記』などを知るファンであれば、まさに感涙もの！

カルビタン1,400円

韓国のオモニ（お母さん）の味、パンチャン（おかず）の美味しさが人気で、通常はパンチャンも調理済みのものを韓国から直輸入しているそう。ただし現在は新型コロナウイルスの影響で、店内で調理しているのだとか。
店の一番人気のメニューは「ドルケジャン」（イシガニ醤油漬・1,200円）で、店のメニューはテイクアウトも可能です。

■スミね食堂
住所：東京都新宿区大久保2-26-1 B1F
電話番号：03-6457-6065
交通：JR山手線新大久保駅より徒歩5分
営業期間：月曜日
営業時間：11:00-22:00（L.0.21;30 新型コロナウイルス対策のため変動あり）

【韓国通にオススメ！三河島コリアンタウン】

新大久保以外にもいくつかコリアンタウンがありますが、都内で一番古い歴史を持つといわれるのが「三河島コリアンタウン」です。

JR常磐線・三河島駅にある三河島コリアンタウンは、新大久保のようにストリート沿いに店があるのではなく、商店街や住宅街の中に点在しているのが特徴です。

手作りキムチや肉の品揃えが自慢！「丸萬（マルマン）商店」

三河島駅から歩くこと約3分。韓国食材店が集まる尾竹橋通り沿いの場所に、三河島コリアンタウンを代表する「丸萬（マルマン）商店」があります。

各種韓国食材やマッコリ、さらには冷麺の元祖・平壌式細麺を再現したオリジナル冷麺などを扱う丸萬商店ですが、一番人気はなんといっても手作りのキムチ類。

一般的な白菜や大根のキムチだけではなく、プチトマトのキムチ（100g 250円・税込）やセロリのキムチ（100g200円）、ハチミツ漬けの梅干しのキムチ（ワンパック540円・税込）、そして夏場限定で冷麺や素麺と相性ぴったりのミョウガのキムチ（100g 200円・税込）など、すべて自家製で種類も豊富！

キムチは苦手という人でも、1度この店のキムチを味わえば、きっとキムチに対するイメージが変わるはずです。