奈良 x 寺社仏閣・史跡
「奈良×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「奈良×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。大仏殿造営時の「試みのお堂」「喜光寺」、地蔵信仰で名高い寺院「十輪院」、室町時代の機能美、書院造り「今西家書院」など情報満載。
- スポット:39 件
- 記事:9 件
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喜光寺
大仏殿造営時の「試みのお堂」
養老5(721)年に行基が創建した古刹だが、現在の本堂は室町時代に再建されたもの。行基が東大寺造営の際に、このお堂を参考にしたという伝承から、“試みの大仏殿”と呼ばれる。行基終焉の地としても知られており、夏期(6月中旬~8月上旬)には境内を覆い尽くす約100種類200鉢を超える蓮の花が楽しめる。
喜光寺
- 住所
- 奈良県奈良市菅原町508
- 交通
- 近鉄橿原線尼ヶ辻駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観料=大人500円、小・中学生300円/ (障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門)、7月の土・日曜は7:00~
十輪院
地蔵信仰で名高い寺院
古くは元興寺の子院だったといわれ、中世の住宅を思わせる国宝の本堂に本尊を安置する石造りの厨子・石仏龕がある。ほかに南門や十三重石塔、興福寺曼荼羅石など見どころも多い。
十輪院
- 住所
- 奈良県奈良市十輪院町27
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩17分
- 料金
- 本堂拝観料=大人(高校生以上)500円、中学生300円、小学生200円/ (50名以上の団体は1割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)、本堂内拝観は10:00~16:30
今西家書院
室町時代の機能美、書院造り
興福寺大乗院・福智院家の居宅であったが、大正時代に造り酒屋の今西家が譲り受けた。室町中期の様式が残る書院は、銀閣寺の東求堂と並ぶ歴史的な建築。桜、牡丹、椿など、庭園も四季を通じて楽しめる。
今西家書院
- 住所
- 奈良県奈良市福智院町24-3
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人500円、学生400円、未就学児無料/ (70歳以上400円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:30~15:30(閉館16:00)
正倉院
奈良時代より数々の国宝級の文物を収蔵してきた宝物庫
校倉造りの宝庫。聖武天皇の御遺愛品などを収納していたが、現在は別の宝庫に移されている。毎年秋に奈良国立博物館で開かれる正倉院展で収納品の一部が出陳される。
正倉院
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町129
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通青山住宅行きバスで5分、今小路下車、徒歩8分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~15:00(閉館)
手向山八幡宮
静かにたたずむ東大寺の鎮守社
天平勝宝元(749)年、東大寺の建立にあたって宇佐八幡宮より勧請された、東大寺の守護神。現在の場所に遷ったのは建長2(1250)年のこと。紅葉の名所としても有名で、菅原道真の和歌にも詠まれている。
手向山八幡宮
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町434
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩15分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~16:30(閉門)
不退寺
平安歌人・在原業平ゆかりの寺
平城天皇が退位後に隠棲した地とされ、それを受け継いだ孫の在原業平(ありわらのなりひら)が、みずから刻んだ仏像を安置して寺としたのが始まり。業平自作とされる聖観音立像や、五大明王像、本堂などの建造物が重要文化財に指定されている。境内には業平にちなんだ椿やビナンカズラなど四季折々の花が咲く。
不退寺
- 住所
- 奈良県奈良市法蓮町517
- 交通
- 近鉄奈良線新大宮駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生200円/特別展=大人600円、中・高校生400円、小学生300円/業平忌(5月28日)=大人700円、中・高校生500円、小学生300円/ (20名以上の団体は割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:50頃
般若寺
奈良の秋を彩るコスモスの寺
平城京の鬼門を守るため飛鳥時代に創建され、その後般若経の学問寺として栄えた寺院。十三重石塔や三十三観音石像といった文化財があり、季節の花が観賞できる名所としても知られる。
般若寺
- 住所
- 奈良県奈良市般若寺町221
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通青山住宅行きバスで10分、般若寺下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生200円、小学生100円/花期特別拝観料(アジサイ5~7月頃・コスモス9~11月頃)=大人700円、中・高校生300円、小学生200円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)、短縮拝観時間(1~4・7・8・12月)は~15:30(閉門16:00)
興福院
徳川家綱の時代に僧院から再興された美しい尼寺
浄土宗知恩院派の尼寺。もとは僧院だが、徳川家綱の時代に尼寺として再興されたという。大門から広い清楚な庭をぬけ、中門の奥に本堂がある。本尊の阿弥陀三尊像は重文。
芳徳寺
高台に建つ柳生藩藩主の菩提寺
寛永15(1638)年に柳生宗むねのり矩が建立した臨済宗の寺院で、柳生家の菩提寺。本尊釈迦如来木像や宗矩の木像があり、本堂の裏には一族の墓が並ぶ。明治時代の廃藩置県後は荒廃したが、大正から昭和初期にかけ関係者の尽力により再興。
芳徳寺
- 住所
- 奈良県奈良市柳生下町445
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人200円、高校生150円、小・中学生100円/ (障がい者手帳、療育手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
正暦寺
美しい自然に囲まれた静かな寺
奈良屈指の紅葉の名所として知られる。山の辺の道から山中に入った場所にある10世紀創建の名刹。重文の本尊、薬師如来倚像は白鳳期の作で秘仏。年3回開扉される。
正暦寺
- 住所
- 奈良県奈良市菩提山町157
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅からタクシーで25分(11月は正暦寺行き直行バスあり)
- 料金
- 拝観料=500円/ (20名以上の団体は400円、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名200円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(12~翌2月は~16:00)
春日山石窟仏
国指定史跡の磨崖仏
東西二つの石窟からなる。山肌の岩を彫った約20体の石仏が見られ、春日山へのハイカーも多く訪れる。また、付近には樹齢300年を超える杉も見られる。
春日山石窟仏
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで6分、破石町下車、徒歩1時間
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
白毫寺
境内から奈良市街が一望
天智天皇の皇子、志貴親王の山荘跡といわれ、阿弥陀如来坐像、地蔵菩薩立像や、閻魔大王とその眷属の像があることで知られる。奈良三名椿のひとつ「五色椿」や秋のハギの花も見事。
白毫寺
- 住所
- 奈良県奈良市白毫寺町392
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通藤原台または山村町行きバスで8分、高畑住宅下車、徒歩20分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生200円/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1名半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
旧柳生藩家老屋敷
柳生藩の家老・小山田主鈴の旧邸
柳生藩の財政再建に力を尽くした小山田氏の屋敷。母屋はほぼ嘉永元(1848)年に創建された当初の姿をとどめている。屋敷内には当時の武具や生活用具などが展示されている。
旧柳生藩家老屋敷
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町155-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩7分
- 料金
- 入館料=350円/ (高齢者は奈良市老春手帳持参で無料、障がい者無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
添御県坐神社
全国的にも貴重な南北朝時代建築の神社
永徳3(1383)年築の本殿はベンガラ塗りで五間社流造。檜皮葺きで正面に千鳥破風をもち、蟇股などが特徴的。南北朝時代の神社建築は全国的にも貴重。国の重文。
添御県坐神社
- 住所
- 奈良県奈良市三碓3丁目5-8
- 交通
- 近鉄奈良線富雄駅から徒歩8分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(社務所窓口は8:30~17:00頃)
霊山寺
八体仏霊場では十二支と星座を組み合わせたお守り本尊を祀る
天平8(736)年、聖武天皇の勅命で行基が開いた。国宝の本堂をはじめ、多くの重文仏像や建造物を所蔵。境内には1200坪のバラ園や薬湯風呂などがあり、懐石などの食事や宿坊も人気だ。
霊山寺
- 住所
- 奈良県奈良市中町3879
- 交通
- 近鉄奈良線富雄駅から奈良交通若草台行きバスで8分、霊山寺下車すぐ
- 料金
- 入山拝観料=大人500円、小・中学生250円/入山拝観料(バラの見頃期)=大人600円、小・中学生300円/薬師湯入湯料=大人600円、小学生300円、幼児100円/ (秋バラと秘仏宝物展期間中は本堂入堂料別大人200円、小・中学生100円、車いす利用者は入山拝観料無料)
- 営業期間
- 通年(バラの見頃は5月上旬~6月中旬、10月中旬~11月上旬)
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門、御朱印・本坊寺務所)、本堂内拝観は10:00~16:00、バラ園は8:00~17:00(閉園)、薬師湯は10:30~18:30(最終入湯受付)
奈良豆比古神社
能楽の起源を幻想的に再現
天智天皇の子で、万葉歌人の志貴皇子を祀る神社。創建は宝亀2(771)年。本堂裏の樹齢120年のクスノキは天然記念物で、高さ30mを誇る。能楽の原点といわれている「翁舞」が奉納されるのは毎年、秋祭りの宵宮である10月8日の夜。
奈良豆比古神社
- 住所
- 奈良県奈良市奈良阪町2489
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通青山住宅行きバスで15分、奈良阪下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(資料館は10:00~15:00<要予約>)
旧柳生藩陣屋跡
少し遅めの桜見物ができる
もとは柳生宗矩が寛永19(1642)年に建設した藩主の陣屋だが、延享4(1747)年に全焼。現在は史跡公園として整備され、春は奈良の中心部より遅れて桜見物ができる名所として人気。
旧柳生藩陣屋跡
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町339
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
戒壇堂
鑑真が戒律を授けたとされる場所に建つ堂で四天王立像が安置
唐から来日した鑑真が、大仏殿前に戒壇を築き、聖武天皇・光明皇太后らに戒律を授け、翌年戒壇院が建立された。国宝の四天王立像が安置されており、高い土塀が建物を取り囲んでいる。
戒壇堂
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人(中学生以上)600円、小学生300円/ (30名以上の団体は大人550円、高校生500円、中学生400円、小学生200円、高齢者は奈良市老春手帳持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名大人400円、小学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:30~17:30(閉門、時期により異なる)
