有田
有田のおすすめのスポット
ガイドブック編集部が厳選した有田のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。焼物と酒のテーマパークで絵付け体験「有田ポーセリンパーク・のんのこの郷」、有田焼専門店が集まる買い物スポット「アリタセラ」、「カネアオ」など情報満載。
有田のおすすめのスポット
- スポット:71 件
- 記事:7 件
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有田の魅力・見どころ
日本の磁器発祥の地で、多くの窯元が集まる大生産地
佐賀藩藩祖の鍋島直茂が朝鮮から連れてきた陶工・李参平が、元和2(1616)年にこの地で磁器を焼いたのが日本の磁器発祥とされており、現在も多くの窯元が集まる大産地となっている。上有田駅に近い内山地区は、江戸時代に始まった磁器生産の中心地。今も江戸時代から昭和初期の町屋や洋館が建ち並び、重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。通りには焼物関係の美術館や商店などもあり、近くにたたずむ「陶山神社」には有田の名工が技を競って奉納した白磁の大鳥居や狛犬などが立つ。
有田ポーセリンパーク・のんのこの郷
焼物と酒のテーマパークで絵付け体験
ドイツのドレスデン市にあるツヴィンガー宮殿を再現した建物が目を引く「有田ポーセリンパーク・のんのこの郷」は、焼物と酒のテーマパーク。江戸幕末から明治初期までの有田焼の作品を展示するほか、旬鮮酒房「蔵」、山海酒房「のんのこ」などの飲食施設がある。「有田焼工房」では、湯呑み、四寸皿、六寸皿、茶碗、マグカップなどに呉須による下絵付けができる。


有田ポーセリンパーク・のんのこの郷
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙340-28
- 交通
- JR佐世保線有田駅からタクシーで9分
- 料金
- 入場料=無料/ツヴィンガー宮殿=500円/絵付け体験(有田焼工房)=864円(湯呑み)、864円(四寸皿)、1080円(六寸皿)、1080円(茶碗)、1080円(マグカップ)/ (障がい者と同伴者1名はツヴィンガー宮殿内展示室無料、15名以上の団体は大人400円)
アリタセラ
有田焼専門店が集まる買い物スポット
約2万坪の敷地に、有田焼を扱う店舗とギャラリー、ホテル、レストランが軒を連ねる。繊細な絵付けが美しい伝統的な器からモダンなデザインのもの、美術工芸品まで幅広いラインナップ。
陶山神社
白磁製の大鳥居が立つ
応神天皇、鍋島直茂、陶祖の李参平を祀る有田町の総鎮守。白磁製の大鳥居をはじめ狛犬、大灯籠、大水瓶、陶柱などが磁器でつくられている。絵馬やお守り、御朱印帳まで磁器で奉製されている。


ハーブ&喫茶 Run.らん.ラン
女性の支持が高い「ごどうふパフェ」
地元の名物を使い、女性向けのメニューとして考案したごどうふパフェが人気。メニューのなかでも、オリジナルの焼きカレーとごどうふパフェ、サラダのセットのオーダーが多い。オーナーが手がけた1500坪ほどの庭園も見ごたえがある。

ハーブ&喫茶 Run.らん.ラン
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町戸矢乙681-6
- 交通
- JR佐世保線有田駅からタクシーで9分
- 料金
- オリジナル焼きカレー+ごどうふパフェ(中)+サラダ=1680円/ごどうふパフェ(中)=680円/有田名物ごどうふ定食=1480円/佐賀牛ハンバーグ定食=1290円/有田どり唐揚定食=1290円/
佐賀県立九州陶磁文化館
九州各地の陶磁器を展示
およそ2万5000点の所蔵品を誇る九州最大規模の焼物博物館。欧州へ輸出された古伊万里(有田焼)を集めた蒲原コレクション、江戸時代の有田焼の歴史がわかる柴田夫妻コレクションは必見。


佐賀県立九州陶磁文化館
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町戸杓乙3100-1
- 交通
- JR佐世保線有田駅から徒歩12分
- 料金
- 無料、特別企画展開催中は大学生以上別料金の場合あり (障がい者、高校生以下は特別企画展の観覧無料)
ギャラリー有田
有田の名物「ごどうふ」が味わえるカフェ
国道35号沿いの喫茶店。有田名物の「ごどうふ」が味わえるほか、2000種以上の有田焼、伊万里焼のカップとソーサーから好みのものを選んでコーヒーが飲める。


質実庫
ギャラリーで手にする作家の器
有田町の中心部から車で10分ほどの場所にあるギャラリー。成田国際空港の一角を飾る有田焼の大皿を手がけた岩永浩さんをはじめ、岡晋吾さん、横田勝郎さんの作品とオリジナルを展示、販売する。店を訪れる際は事前に連絡を。


お食事処 本陣
ごどうふをおかずやデザートで
有田名物のごどうふがすべてのメニューに付く。煮物や小鉢などが並ぶ「ごどうふ御膳」は、ゴマ醤油と酢味噌の2種類のたれで食べ、さらに食後のデザートでもごどうふが楽しめる。


高島豆腐店
餅のように艶のある「ごどうふ」
創業80年を超える豆腐店。豆乳、甘しょ葛、タピオカのでんぷんを使い、弱火で1時間ほど練り込んだごどうふは、独自のなめらかさと艶がある。黒みつごどうふはデザートに最適。


KILN ARITA
有田駅の近くにある複合観光施設
焼物の里として有名な佐賀県有田町。JR有田駅から歩いてすぐの場所にある複合観光施設で、観光案内所のほか、地元産の材料を使ったメニューが味わえる「Cafe Hestia」が入る。


深川製磁本店
初代の思いを受け継ぎ進化する
宮内庁御用達の磁器メーカー。初代深川忠次の感性から生まれた「透白磁」と「フカガワブルー」と呼ばれる発色のいい青に特徴がある。美と使いやすさを追求した「手わざ」シリーズは人気が高い。


有田陶磁美術館
有田焼の名品が鑑賞できる
明治7(1874)年に建てられた石倉を改造した美術館。古伊万里、鍋島などおよそ120件162点を展示している。「染付有田皿山職人尽し絵図大皿」は佐賀県の重要文化財。
2016/SHOP
有田焼の創業400年を記念したショップ
有田焼職人の技と海外デザイナーの感性を融合させた作品は、食器だけでなくアクセサリーやステーショナリーなどさまざま。オリジナルのカップでコーヒーが飲めるカフェスペースがある。
まるぶん
有田焼の可能性を徹底追求
使い勝手とデザイン性を重視したオリジナル商品を開発、販売する。有田の若手陶工らによる「究極のラーメン鉢」、匠の蔵シリーズの「至高の焼酎グラス」などは有田一の品ぞろえ。


有田町歴史民俗資料館東館・有田焼参考館
有田の生い立ちが見えてくる
歴史民俗資料館東館では、登り窯などの模型を使って有田皿山の成り立ちを紹介。隣接する有田焼参考館は、天狗谷や山辺田などの有田古窯跡から出土した陶磁片を展示している。


有田町歴史民俗資料館東館・有田焼参考館
- 住所
- 佐賀県西松浦郡有田町泉山1丁目4-1
- 交通
- JR佐世保線上有田駅から徒歩12分
- 料金
- 入館料=大人100円、高・大学生50円、小・中学生30円/ (障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料、20名以上団体割引あり)