神戸 有馬温泉 おすすめの宿
日本最古の温泉のひとつともいわれている、歴史と伝統ある関西の奥座敷「有馬温泉」。 金泉・銀泉を楽しめる日帰り温泉や足湯もあり、風情あふれる温泉街は旅情たっぷり。 そんな有馬温泉で、ごちそうを食べ、...
更新日: 2023年11月27日
有馬温泉は、古くは和泉式部や小野小町、太閤秀吉、近代は谷崎潤一郎やグレース・ケリーまで訪れたという関西を代表する温泉地。
日帰りで楽しむ観光客も多く、こちらの記事では日帰り温泉、おみやげ、ランチスポットをご紹介します。
大阪・神戸の街なかから近く、忙しい日常のリフレッシュにピッタリな有馬温泉。
自然豊かな山間の風景に包まれて、日帰り湯やおいしいグルメを楽しむ旅はいかが?
電車▶ 神戸電鉄有馬温泉駅下車
電車は三宮から市営地下鉄と神戸電鉄を乗り継いで有馬温泉駅下車。大阪、三宮、宝塚、京都駅八条口方面から直通バスもあり。
車▶ 阪神高速7号北神戸線有馬口出口から有馬中心部まで約3㎞
車は阪神速有馬口出口から中心部へ。
大阪・神戸の奥座敷ともいわれる、関西を代表する温泉名所。茶褐色の金泉、無色透明の銀泉などの名湯を有し、日本三古湯や三名泉のひとつに数えられる。戦国武将の豊臣秀吉が戦で疲れた心身を癒し、温泉地の発展に尽力したことでも有名。
歴史探訪クアテーマパーク
有馬の金泉・銀泉・炭酸泉(人工)を多彩な風呂や岩盤浴で楽しめる日帰り温泉。有馬の恵みを満喫できる和食レストランや、四季の自然を感じる大露天風呂、リラクゼーション施設なども備える。
入館料(平日)2750円、(土・日曜、祝日)2970円、(GW、盆、正月) 3300円
関西屈指の温泉場の褐色湯。鉄分と塩分が濃厚な金泉
有馬名物「金泉」専用の外湯。大浴場は有馬の伝統工芸に欠かせない竹がテーマの「一の湯」と瑞宝寺公園の紅葉をイメージして造られた「二の湯」がある。タオルが赤茶色に染まる有馬ならではの湯の味わいを楽しみたい。有馬ならではの湯でリフレッシュしよう。
入浴料大人800円(平日は650円)
小路にひっそりある無色湯。炭酸泉とラジウム泉の銀泉
有馬の炭酸泉、ラジウム泉だけを利用する「銀泉」専用の共同浴場。落ち着いた和風のたたずまいで、大浴場は秀吉が入ったといわれる岩風呂をイメージ。ちょっとした休憩コーナーもある。
入浴料大人700円(平日は550円)
有馬温泉といえば赤茶色の「金泉」と無色透明の「銀泉」がある。それぞれの特徴を知って湯あみを楽しもう。
含鉄-ナトリウム-塩化物強塩泉で、空気にふれると酸化して茶褐色に着色することから金泉と呼ばれている。海水よりも塩分が多く保湿効果が高いので湯冷めしにくいのも特徴。
銀泉の湯は金泉とは違い無色透明なのが特徴。二酸化炭素泉(炭酸泉)で毛細血管を拡張し、血液の流れを増加する働きがある。銀泉は飲用することもでき、胃腸病などにも効くといわれている。
ほっこりと有馬の湯につかった後はランチの店探しをしましょう。温泉や町並みを楽しみながら、兵庫県産の食材を使った各店自慢の料理も味わる店へ!
有馬で人気のそば処
芦屋のそば名店「土山人」の有馬店。人気のすだち蕎麦はすだちの香りとそばの風味がたっぷり。冷たいそばは細挽きか粗挽きかを選ぶことができ、両方を食べ比べするのもおすすめ。
但馬玄を使った贅沢バーガー
有馬の食材を取り入れたハンバーガーやサンドウィッチ、旬のジャガイモから作るポテトフライを広々とした店内でいただける。なかでも但馬牛の最高峰といわれる但馬玄のパティを挟んだメニューが好評。
温泉街で味わう兵庫・神戸のローカル食材
ゲストハウスBrücke hostel & cafeが営むカフェ。神戸牛や神戸ポーク、有馬山椒、タズミの卵といった兵庫県産の食材を使った洋食やパンケーキなど、豊富なメニューがランチやディナーで楽しめる。
赤穂の塩で食べるそば
香り高い二八そばや十割そば、栄養素ルチンが豊富なたたら十割が名物。美しい屋敷跡の庭を眺めながら食事ができる。
具だくさんのできたて釜飯
淡路島周辺でとれた新鮮な海の幸や選りすぐりの山の幸を使った釜飯が人気。注文後に生米から炊くため少々待つが、アツアツの炊き立てが食べられる。
歴史ある温泉街でありながら、神戸らしいレトロでおしゃれな雰囲気も漂う有馬温泉には、個性豊かなカフェが点在。お目当てのメニューを求めて訪ねてみよう。
老舗の炭酸煎餅を使った新感覚スイーツ
炭酸煎餅の老舗、三津森本舗が営むカフェ。和風の喫茶スペースで、炭酸煎餅をアレンジした、ティラミスやフレンチトースト、ピザが楽しめる。炭酸を加えたふわふわ生地の「炭酸和ッフル」は食べ歩きに人気。
築100年の古民家を利用した路地裏カフェ
昭和レトロなインテリアをセンスよく配した趣のある店内で、オムライスやカレー、パスタなど、昭和の頃から親しまれている洋食などが味わえる。今も現役で遊べるピンボールマシンにも注目。
地元食材のおいしさを堪能できるジェラート
ジェラートワールドツアー日本選手権2019優勝の日本一のジェラート。六甲山麓の濃厚な牛乳をはじめ、季節ごとの果物や野菜など、厳選した素材を使い、見た目や温度設定など細部までこだわっている。
作りたてのわらび餅とひきたての抹茶を堪能
本わらび粉100%を使って注文後に作る「本生わらび餅」は、コシのある弾力となめらかな食感が人気。店内の石臼でひいた新鮮な抹茶や茶鑑定士がブレンドした香り高い日本茶とともに味わいたい。
和洋のセンスが融合したおしゃれカフェ
店自慢のポルトガルの焼き菓子「セリカイア」はどこか懐かしくやさしい味わい。ガラス職人でもあるオーナー作の器や照明が和みの時を演出。
定番の炭酸せんべい食べ比べセットなど、新しい名物も増えている。おすすめの有馬温泉みやげBEST5をご紹介!
1907(明治40)年の創業当初からの製法で一枚一枚焼き上げる炭酸せんべいを販売。サクッと軽い歯ざわりは飽きがこない。
地元限定販売の地ビール「有馬麦酒」は湯上りに飲んでみたい一品。ほかに食べ比べができる「炭酸せんべいアソート」や「ありまサイダー」などの有馬みやげのほか、兵庫県の選りすぐりの食品やお酒が種類豊富にそろう。
1868(明治元)年から続くみやげ店。有馬温泉の温泉分析書に基づいた入浴剤、温泉水を配合した石けんやコスメはここだけしか買えないスグレモノ!
有馬山椒を石臼でていねいに挽いた粉山椒をはじめ、山椒の可能性を追求したオリジナル商品を販売する山椒専門店。ドレッシングや菓子など気軽に山椒を楽しめる多彩な商品が並ぶ。
室町時代から伝わるかわいい人形筆
筆を立てるとぴょこんと顔を出す、不思議な仕掛けの人形筆を販売。一本一本店先で手作りされている有馬温泉の貴重なみやげ品。
コンパクトな温泉街だからこそ、湯上り散策が楽しめる。気になるスポットをチェックしてみよう。
秀吉をしのぶ大茶会が開かれた
京の伏見城から移築した門と石の基盤が残る紅葉の名所。「錦繡谷」または「日暮らしの庭」と呼ばれる境内の跡には楓が多く紅葉が美しい。入園自由。
遊ぶ楽しさも体験できるおもちゃの博物館
ブリキやからくりのおもちゃなど幅広いジャンルの玩具を展示。ミュージアムショップのアリマリでおもちゃの販売も行っている。
入館料大人800円、小人(3歳以上)500円
散策や湯めぐりのひと休みに最適
1階には温泉ギャラリーや食事、休憩処、2階には和洋の休憩室(洋室1時間700円)を設備。金の湯か銀の湯の入浴+タオル+休憩室2時間分がセットになった湯ったりパック(1室2名利用時、1人1100円)がお得。
入館料無料
神戸ブランドで足元から快適に
日本最大の靴生産地、神戸長田製の靴や鞄を取り扱う専門店。履きやすさと歩きやすさにこだわった靴に、リピーターも多い。
【大人編】神戸の遊ぶところ2024 定番から穴場スポットまでおすすめ10選ご紹介
King&Princeの聖地巡礼おすすめ9選【関西編】ティアラさん必見のとっておき聖地をご紹介!
神戸の日帰り温泉20選!サウナなど充実の街なか・見晴らし◎空間◎の郊外!神戸のおすすめ日帰り温泉
赤ちゃん連れ旅行を実現!子どもウェルカムな関西エリアのおすすめ宿15選
【関西】憧れの高級旅館~温泉宿ガイドブックのプロがおすすめする、一度は泊まりたい至高の宿
【神戸】夏におすすめの涼しいスポット33選 夏こそおでかけしよう
【新型コロナ】<兵庫県>観光施設の再開情報※5月29日更新
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。