おんせん県大分の温泉を知ろう!個性豊かな最新人気温泉もご紹介
源泉総数がダントツ日本一の大分県。 名実ともに「おんせん県」である大分には、どんな温泉があるのか? どんな特徴があるのか? 大分の温泉について、テーマ別にわかりやすく紹介します。 自分の...
更新日: 2018年12月14日
くじゅう連山の北側には、古くから親しまれてきた山の湯どころが点在し、それらを総称して九重“夢”温泉郷と呼ぶ。その中から個性豊かな8か所の温泉をご紹介。
筋湯・龍門・長者原・寒の地獄・湯坪・壁湯・九酔渓・筌の口・宝泉寺・馬子草など九重町に湧く温泉の総称。
打たせ湯で知られる筋湯うたせ大浴場はじめ、昔ながらの素朴で味わい深い共同浴場に注目。
川端康成が小説『波千鳥』の構想を練るために滞在した湯治場として知られる。江戸中期から続く歴史ある温泉。【九重ICから約12㎞】
●源泉数:不詳
●泉温:約40〜50℃
●特徴:黄土色不透明、ほのかな酸味、ほのかな硫黄臭
●泉質:炭酸水素塩泉
鉄分たっぷりのにごり湯
湯治や静養向きのひなびた風情の共同浴場。鉄分を多く含む湯は、黄土色の濁り湯で効能豊か。鉄のような独特な匂いがする。
浴場は男女別に設置
万治元(1658)年開湯の由緒ある湯治場。玖珠川上流にあり、三つの共同浴場を中心に温泉街が形成されている。【九重ICから約22㎞】
●源泉数:不詳
●泉温:約60〜95℃
●特徴:無色透明、無味、無臭
●泉質:単純温泉ほか
轟音が響く打たせ湯でマッサージ
壁面から大きな音を響かせて落ちる打たせ湯は、温泉街のシンボル。勢いよく注ぐ十数本の打たせ湯を肩や腰に当てるとこりがほぐれる。
最初は痛いが徐々に体がほぐれてくる
昭和50年代前半に開湯した新しい温泉地で、景勝地として知られる龍門の滝を中心に旅館や入浴施設が建つ。【九重ICから約10㎞】
●源泉数:2
●泉温:43・48℃
●特徴:無色透明、無味、 無臭
●泉質:アルカリ性単純温泉
自然浴を満喫する貸切風呂
龍門の滝に隣接する温泉施設。4室ある貸切風呂は大理石、切り石、山石、川石の湯船を設け、自家源泉の湯は毎回入れ替え制。
洞窟風呂の壁湯、冷泉で知られる寒の地獄など個性派がめじろ押し。
湯元の「旅館福元屋」を一軒宿とする温泉。温泉が湧出する場所を清流と仕切って造られた自然湧出の天然洞窟風呂が名物。【九重ICから約6㎞】
●源泉数:3
●泉温:40℃
●特徴:無色透明、無味、無臭
●泉質:単純温泉
谷間の河畔に湧く洞窟温泉
川沿いの天然洞窟風呂で知られる宿。20畳ほどの広さがある混浴と女湯の洞窟風呂を備える。混浴では女性はバスタオルの着用可。
秘湯ムードが漂う天然の洞窟露天風呂
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