【伊勢神宮内宮】お参りモデルコースをチェック!
日本人の大御祖神とされる天照大御神を祀る内宮は、古くから人々が憧れてきた特別な聖地。緑豊かな宮域を歩き、清らかな心で正宮へ。神様に日頃の感謝を伝えよう。...
「伊勢河崎商人館」から「伊勢神宮内宮(ないくう)」へは30~40分ほどの自転車旅。公共交通機関を利用する場合は宇治山田駅まで歩き、そこから路線バスで20分ほどかかります。レンタサイクルであれば自由度が大幅に増し、より伊勢の街を楽しめますね!
ルート検索してみると、古市を通るコースと皇学館大学の前を通るコースの2通りが出てきますが、アップダウンの少ない皇学館大学前のコースをおすすめします。
そこからは宇治橋を渡って五十鈴川を越え、いよいよ神域内へ。背後に山がそびえる自然豊かな環境の中、玉砂利を踏みしめて歩いていきます。
参道をまっすぐ進み、一番奥にあるのが天照御大神をお祀りする正宮です。写真撮影を許可されているのは階段下までなのでご注意を。無事内宮まで来られたことを感謝し、お参りしましょう。
内宮の神域内にも、荒祭宮(あらまつりのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)といった別宮があるので、時間のある人はこちらへも足を運んでみてください。
内宮の門前町である「おはらい町 」や「おかげ横丁 」には、たくさんの土産物店や飲食店が立ち並び、多くの人で賑わっています。せっかくですから、ここで伊勢名物の食べ歩きをしてみましょう。
おかげ横丁には駐輪所がないので、自転車は宇治橋前に置いたまま行くのがよさそうです。
まずは「赤福本店 」を目指します。伊勢名物「赤福」は、柔らかなお餅になめらかなこし餡をのせた素朴な餅菓子。
赤福を食べたら、すぐ前にある「おかげ横丁」へ。ここには飲食店や土産物店、伝統工芸品、資料館などの専門店が50軒も並ぶ伊勢名物の宝庫です。
団子、かき氷、フレッシュジュース、漬物、田楽、ビールなど数あるテイクアウトグルメの中でもおすすめなのが、伊勢かまぼこの「若松屋」と老舗肉店の「豚捨(ぶたすて)」です。
「若松屋」では店頭でかまぼこを揚げており、アツアツのできたてが食べられます。人気は「チーズ棒(380円)」、「伊勢ひりょうず(400円)」など。良質の魚を使ったかまぼこはぷりぷりで旨みがじゅわっ!と口の中にひろがります。
「豚捨」の人気食べ歩き商品は「コロッケ」。サクサクのころもの中にホクホクのじゃがいもと甘みの強い牛肉が入って、大人も子供も大好きな味です。1個100円という価格もうれしい限り。
ここでしっかり食べて飲んで、エネルギーをチャージしましょう!
宇治橋前で自転車に乗ったら、5分ほどの場所にある「猿田彦(さるたひこ)神社」へも立ち寄ってみましょう。ここは「みちひらきの神」と言われる猿田彦大神(さるたひこおおかみ) を主祭神としてお祀りする神社です。
境内には芸能の神様である天宇受売命(あめのうずめのみこと)をまつる「佐瑠女(さるめ)神社」もありますので、芸事の進展を願う人はこちらへもお参りを。
帰り道は、猿田彦神社と外宮を結ぶ道、通称「御木本道路」を進めば迷うことはありません。
伊勢市駅前手荷物預かり所までは30~40分です。
今も昔も参拝者を温かく迎えてくれる伊勢。季節を変えて訪れれば、その時にしかない景色や味覚が楽しめることでしょう。ぜひ四季折々の伊勢を味わいに来てくださいね!
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