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気軽に行ける秘境の旅! 美しすぎる秘境の風景9選

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2021年2月10日

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気軽に行ける秘境の旅! 美しすぎる秘境の風景9選

新型コロナウイルスの影響で、制限がある日々を過ごしているとストレスがたまり、気分転換にどこかへ行きたくなりませんか?ただGo Toキャンペーンが利用できるといっても、遠出となると連休を使わなければならないし、費用もかさんでしまいます。

そうお悩みの方に、この秋オススメしたいのが「気軽に日帰りでも行ける秘境の旅」。非日常の時間が流れ、絶景が広がる秘境スポットを全国から厳選して9箇所ご紹介します。

① 【北海道の秘境】壮大な地形美と海の融合!孤高の「神威岬」

①	【北海道の秘境】壮大な地形美と海の融合!孤高の「神威岬」
神の名を冠するにふさわしい荘厳な地形美

まずは、積丹(しゃこたん)半島「神威(かむい)岬」 をご紹介します。
小樽から車で約1時間半、札幌からでも約2時間で到着。道外から向かう場合は、玄関口である千歳空港 にまず向かいましょう。

積丹ブルーと鋭利な大地のコントラスト

岬の先まで行ってみると、そこには目を見張るほど青い海と断崖の絶景が……!
岬の両側が波で浸食され、道のように伸びていく風景は圧巻です。積丹半島の海は「積丹ブルー」といわれるほど透き通り、まるで宝石のような美しさ。どこか神々しくもあり、北の大地の風情を物語ってくれるスポットです。

■神威岬(カムイミサキ)
住所:北海道積丹町神岬
電話:0135-44-3715
交通:小樽から車で約1時間半、札幌から車で約2時間
営業期間:通年
営業時間:ゲート開放/
5月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
6月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
6月 開園時間 8:00~18:30(入園時間 8:00~17:30)
7月 開園時間 8:00~18:00(入園時間 8:00~17:00)
8月~10月 開園時間 8:00~17:30(入園時間 8:00~16:30)
11月 開園時間 8:00~16:30(入園時間 8:00~15:30)
12月~3月 開園時間 10:00~15:00(入園時間 8:00~14:00)
休業日:なし
料金:無料
駐車場:あり(無料)

②【東北・青森の秘境】美しい海が間近に見られる「夏泊半島」

②【東北・青森の秘境】美しい海が間近に見られる「夏泊半島」
知る人ぞ知る青森三つ目の半島「夏泊」

本州最北端の青森は、自然の魅力が満載。津軽半島や下北半島などの半島をはじめとし、津軽富士などの峰々の風景、八甲田山麓に点在する秘湯など、様々な見どころを有しています。

その中で、ぜひ訪れてみて欲しい場所が「夏泊(なつどまり)半島 」津軽・下北に挟まれた小さな半島で、あまり焦点は当たらないものの、大変美しいスポットです。

大島パークは鮮やかな海の色に癒される穴場スポット

特筆すべきは、その海の鮮やかさ。目立った名所があるというわけではないのですが、ただひたすらに真っ青な海が広がっています。観光客が少なく静かな場所で、絶景を独り占め。海を眺めながら、思いっきり深呼吸をしたいスポットです。

車を使えば、青森市街から約1時間という好アクセスも嬉しいポイントですね!

■夏泊半島
住所:青森県平内町東田沢
電話:017-755-2118
交通:青森市街から車で約30分
料金:無料
駐車場:大島パーク周辺にあり(無料)

③【関東・東京の秘境】奥多摩エリア・ 御嶽山麓の「ロックガーデン」

③【関東・東京の秘境】奥多摩エリア・ 御嶽山麓の「ロックガーデン」
東京都は思えない奥多摩・御岳山麓の自然

「大都会」というイメージの東京都にも、実は「秘境」と呼ぶべき場所が存在します。それは東京都西部に位置する「奥多摩エリア」。ニホンカモシカも生息する豊かな自然が残り、緑あふれる山々や、美しい清流を楽しむことができます。

晩秋の趣を漂わせる「ロックガーデン」

中でもおすすめしたいのは、ハイキングスポットの御岳(みたけ)山麓にある「ロックガーデン」です。御岳山登山鉄道(ケーブルカー)でアクセスできる景勝地で、その名の通り、大小様々な奇岩がひしめいています。

落ち葉を踏みしめ、苔むした中を進んでいくとそこはまさに東京の別天地。春や夏もよいですが、秋の御岳山は紅葉にも彩られ、一段と趣が高まります。

■ロックガーデン
住所:東京都青梅市御岳山
電話:0428-24-2481
交通:御嶽駅からバス・御岳山登山鉄道にて御岳神社へアクセス後、徒歩約20分
料金:無料
駐車場:御岳登山鉄道・滝本駅周辺にあり(有料)

④【甲信越・長野の秘境】太古の自然が根付く「白駒の池」

④【甲信越・長野の秘境】太古の自然が根付く「白駒の池」
八ヶ岳が育む標高2,000m超の場所にある秘境の池

本格的な登山が楽しめる「八ヶ岳」ですが、登山に慣れていない方には少しハードルが高いと感じられるかもしれません。しかし、初心者でも楽しめるハイキングコースも実は数多く存在します。

中でも、非日常の世界を手軽に楽しめるのが「白駒の池」。標高2,000m以上に位置する湖としては、日本一の大きさを誇ります。

まるでもののけ姫!太古の自然を思わせる苔の群落が展開

ポイントは、池の周囲を埋め尽くす苔の森。八ヶ岳には約450種類もの苔が生息していると言われ、『もののけ姫』を彷彿とさせる神秘的な情景が広がります。
苔で覆われた朽ちた切り株に差し込む木漏れ日。雫が滴り、しっとりと鮮やかに光る苔。まるでどこか違う世界に迷い込んだような、不思議な感覚が味わえます。

■白駒の池(シラコマノイケ)
住所:長野県佐久穂町畑3220-46
電話:090-1423-2725
交通:茅野市街から麦草峠まで車で約30分、麦草峠から徒歩約45分
休業日:メルヘン街道(麦草峠)は11月中旬〜4月下旬まで冬季通行止め
料金:無料
駐車場:麦草峠周辺にあり(無料)

⑤【東海・愛知の秘境】山間部で妖精を感じる「乳岩峡」

⑤【東海・愛知の秘境】山間部で妖精を感じる「乳岩峡」
名古屋のイメージが強い愛知にもこんな秘境渓谷が

日本有数の都市・名古屋を有し、どちらかといえば都会のイメージが先行する愛知県。しかしながら、東半分を占める三河地方はひたすらに美しい清流と山々が根付く山間エリアとなっています。

その中で近年、ハイキングスポットとして密かに人気が高まっているのが「乳岩峡(ちいわきょう)」。三河の奥座敷といわれる湯谷温泉近く、鳳来湖(ほうらいこ)の裏手に位置する秘境渓谷です。

苔むした小さなせせらぎには、妖精が住んでいそう。

乳岩峡はその名の通り、巨大奇岩の乳岩を中心に深い自然が根付いている場所。特に、乳岩川沿いは、屋久島の白谷雲水峡* を彷彿 とさせる景色が見られます。周囲の苔むす森は、まるで妖精が隠れているかのよう。神秘的な雰囲気を味わってみてください。

*白谷雲水峡・・・屋久島に位置する峡谷。苔むす太古の森を育み、世界遺産にも登録されている

登山装備は必要なく、カジュアルな格好で散策できるので、登山未経験者にもオススメのハイキングスポットです。

■乳岩峡(チイワキョウ)
住所:愛知県新城市川合乳岩
電話:0536-32-0022
交通:新城市街から車で車で約45分
料金:無料
駐車場:乳岩峡入り口周辺にあり(無料)

⑥【北陸・福井の秘境】大蛇が閉じ込められた伝説の池「刈込池」

⑥【北陸・福井の秘境】大蛇が閉じ込められた伝説の池「刈込池」
白山開山の伝説にちなむ「刈込池」

次にオススメしたいのは、福井県・越前大野にある秘境の池「刈込(かりこみ)池」です。

高峰・白山(標高2,702m)は、奈良時代の開山以来、雄大な自然と山岳信仰が結びつき、数々の伝説が残された土地。刈込池もその一つで、開山の祖・泰澄(たいちょう)が、白山頂上に住んでいた大蛇を封印したという言われがあります。

三ノ峰を映し出す幻想的な水鏡は大自然が作る芸術作品

10月下旬から11月中旬、池の周囲が紅葉に彩られる頃にこの場所を訪れれば、そこには信じられないほど美しい光景が待っています。
背後にそびえる三ノ峰(福井県最高峰)とブナ紅葉が、池の水面へ鮮烈に映り込み、その様子は、さながら水彩の絵の具が、水面へ精彩に垂らされたよう。思わず息を呑む錦秋の水鏡です。知る人ぞ知るこの池を、ぜひこの秋訪れてみてください。

■刈込池(カリコミイケ)
住所:福井県大野市上打波
電話:0779-66-1111
交通:越前大野市街から車で約55分、上小池駐車場から徒歩約30分
営業期間:11月末〜5 月末まで冬季閉鎖
料金:無料
駐車場:上小池駐車場(無料)

⑦【関西・大阪の秘境】府民に愛される美しき国定公園「箕面公園」

⑦【関西・大阪の秘境】府民に愛される美しき国定公園「箕面公園」
マイナスイオンを漂わせる日本の滝百選「箕面大滝」<画像提供:箕面市観光協会>

大阪の秘境といえば、第一に挙げられるのが「箕面公園」でしょう。「日本の滝百選」に選ばれた「箕面大滝」を中心とし、豊かな緑に育まれた963ヘクタールの国定公園です。
大阪市街から車で1時間以内という好立地にもかかわらず、日本ザルが生息する環境があることに、驚きを隠せません。

「箕面ドライブウェイ」は緑とせせらぎに囲まれた癒しの道

「箕面ドライブウェイ」は、そんな大自然の中を走る風光明媚な道。途中、カーブに富んだ峠道から、ふと緑に心癒されるドライブを楽しめます。
近年は、大阪が誇るサイクリストの聖地としても親しまれるこの場所。どんな交通手段で訪れても、自然の恵みを満喫することができます。なお、道の途中にある勝尾寺は、特に紅葉の時期にオススメな名刹ですのでぜひ立ち寄ってみてください。

■箕面公園(ミノオコウエン)
住所:大阪府箕面市箕面公園
電話:072-723-1885
交通:大阪市街から車で約1時間以内
料金:無料
駐車場:箕面大滝周辺(有料)

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