【岩手】こんなところ!エリア&基本情報をチェック!
世界遺産の古都や、民話が息づく山あいの里、風情あふれるみちのくの城下町など、魅力的な見どころが点在する岩手県。三陸海岸から八幡平の山々まで、見ごたえある雄大な自然景観も余すところなく楽しみたい。...
更新日:2021年8月17日
北海道に次いで日本の都道府県で2番目に広い面積を誇る岩手県。
世界遺産の古都や、民謡が息づく山あいの里、風情あふれるみちのくの城下町など、多くの見どころが点在しています。
三陸海岸から八幡平の山々まで、見ごたえある雄大な自然景観も大きな魅力です。
そんな岩手県のおすすめの観光スポットをご紹介。
岩手旅行に出かける前に、各エリアの位置関係を把握して楽しい旅のプランを立てましょう!
世界遺産の古都や、民話が息づく山あいの里、風情あふれるみちのくの城下町など、魅力的な見どころが点在する岩手県。三陸海岸から八幡平の山々まで、見ごたえある雄大な自然景観も余すところなく楽しみんでくださいね。
<盛岡・雫石・小岩井>
石垣の美しい城跡やレトロな洋風建築など、落ち着いたたたずまいの城下町・盛岡。南部鉄器やホームスパンなどの伝統工芸品や特色ある盛岡グルメの数々も魅力的。小岩井農場では大自然のなかで存分に遊び尽くせますよ。
<三陸海岸>
そりたつ断崖に太平洋の荒波が押し寄せる北山崎や、白い小石の浜が美しい浄土ヶ浜などさまざまな景勝地がある三陸海岸でリアス海岸の変化に富んだ風景が堪能できるエリア。うにやあわび、いくらなど新鮮な魚介グルメも魅力。
<平泉・一関・奥州
この世に平和な極楽浄土の理想郷を再現した、黄金の中世都市・平泉。中尊寺や毛越寺など、貴重な世界遺産をめぐることができるエリア。多彩な餅料理や全国に知られる前沢牛など、魅力ある食文化も外せません。
<八幡平・安比高原>
手、秋田両県にまたがる八幡平。山頂部までゆるやかな地形が続き、沼や湿原が点在するエリアです。雄大な自然をトレッキングで楽しむのもおすすめ。パウダースノーのゲレンデで知られる安比高原は、通年で多彩な高原リゾートが楽しめます。
<花巻・遠野>
沢賢治の生まれ故郷として知られる花巻市。市内や周辺には、イギリス海岸やポランの広場など、さまざまな賢治ゆかりのスポットが残るエリアです。民話の里・遠野にはカッパや天狗など、今なお数多くの伝承が息づき、日本の懐かしい原風景が広がります。
吸い込まれそうなほど透明なブルーの地底湖、芸術的な鍾乳石、洞内に棲むコウモリ…。自然が長い年月をかけてつくり上げた龍泉洞は神秘の世界そのもの。探検気分で行こう。
長い年月に削られた荒々しい岩が海へ突き出す景勝地。江戸時代の僧が「さながら極楽浄土のごとし」と感嘆したと伝わる。青く澄んだ入り江は波が静かで、夏は海水浴場となる。レストハウスもあり、食事、買い物ができる。
岩手県と秋田県にまたがる山岳ドライブロード。アオモリトドマツの原生林を眺めながら、爽快なドライブが楽しめる。
嘉祥3(850)年に慈覚大師円仁が開山し、二代・基衡から三代・秀衡の時代に伽藍を造営。雅な浄土世界を彷彿させる見事な浄土庭園は、世界遺産登録の決め手のひとつとなった。大伽藍が並んだ往時を想像しながら見学しよう。
奥州藤原氏初代・清衡が12世紀初頭に造営した中尊寺。平安期の雰囲気を色濃く残した東北の名刹には、数多くの堂塔が点在する。金色堂はじめ歴史あるお堂や文化財を見学しながら散策を楽しもう。
雄大な岩手山を背景に美しい草原が広がる小岩井農場の観光エリア。3000haもの敷地内では、広い農場をガイドが案内するツアーをはじめ、農場ならではの体験やアクティビティで小岩井の自然を体感しながら一日中楽しめる。小岩井育ちの素材を生かしたグルメやみやげも充実。
栗駒山を水源とした磐井川の中流に位置し、約2kmにわたり渓谷が続く。国の名勝・天然記念物に指定され、「日本百景」のひとつでもある。高さ10~20mの河成段丘の間を流れ落ちる滝のような姿から一転、穏やかに流れる特徴的な色合いの水流など、さまざまな表情をみせる。
砂鉄川が石灰岩層を浸食してできた渓谷。高さ100mもの断崖が約2km続く間を、船頭が棹一本で巧みに舟を操って進む舟下りが人気だ。新緑や鮮やかな紅葉など四季折々の景色が眺められ、穏やかな川底には魚の姿も見られる。そそり立つ岩肌に響く「げいび追分」を聞きながら、ゆったりとした時間を過ごそう。
「不来方城」と呼ばれ市民に親しまれる盛岡城の城跡を整備した公園。花崗岩を積んだ石垣があり、盛岡藩20万石の居城であった面影を残す。石川啄木や宮沢賢治も足繁く通ったとされ、二人の詩碑もある。
盛岡をはじめ岩手県内の特産品が勢ぞろい。南部鉄器などの伝統工芸品から食品まで、品ぞろえは幅広く、おみやげ選びに便利。店内にはひと休みができるちょっとした休憩スペースもある。
敷地内の「賢治の学校」では、宇宙・天空・大地などをテーマに童話の世界を体感。空を飛んでいるような「天空の部屋」などファンタジックな空間を楽しもう。ログハウス風の「賢治の教室」もある。
『注文の多い料理店』をモチーフにしたレストラン。入口に「ことに肥ったお方や若いお方は大歓迎いたします」と作中の一文を掲げる。賢治関連のグッズや花巻みやげをそろえる売店も併設。
語り部が昔話を実演するほか、音と映像で昔話の世界を楽しめる「昔話蔵」や、「柳田國男展示館」、「城下町資料館」などを備え、『遠野物語』の世界をまるごと体感できる。
延徳2(1490)年に開山した常堅寺の裏手に流れる小川「カッパ淵」は、ほの暗い茂みに覆われ、カッパが現れたという伝説が残る場所。境内にはカッパ狛犬の姿も。
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