【連載フォトエッセイ・第10回】ねこ写真家・関由香の「看板ねこ便り」小机・食事処 阿部商店 後編
ねこ或る所へはどこへでも。 逆も然り。訪れる先に看板ねこがいることの多きこと。 今日も知らぬ間に呼び寄せられ、魅了されるのである--。 >>前編から読む...
更新日: 2022年1月10日
新型コロナウイルスによって生活様式が大きく変わってしまいました。その中で一番感じるのが『運動不足』。テレワークが推進されたことによって在宅勤務という方も多くいらっしゃると思います。
自宅にいる時間が多くなり歩くことが少なくなったと感じることも。近隣を散歩して運動不足を解消しようにも毎日同じコースを歩いていると飽きてしまう。そこで、地図の編集者が地図と航空写真から机上でルートを設定し、歩いてみたお薦めの散歩コースをご紹介します。
ご紹介するコースには次のようなルールを設定して考えてみました。
★負担にならない程度の適度な時間と距離が歩ける
★東京都心を出発点とした3密回避を考慮したアプローチ
★道中多くの方との接触する機会を抑える
★歩くことによって高揚感を得られるものがある
コンセプトは『ご近所散歩にはないような自然とのふれあい』
・土や岩の道を歩くことによる自然とのふれあい
・木々の間を歩いて夏は日陰散歩、冬は季節風から逃れるひだまり散歩
・滝・清流など水辺が身近に感じられる
・眺望や景色が良い
このような散歩のコースをご紹介していきます。
今回は前半部分の向ヶ丘遊園駅から生田緑地までをご紹介します。
新宿駅から小田急線の急行で約20分。向ヶ丘遊園駅で下車します。到着したのは午前10時。駅前にはその昔、向ヶ丘遊園(2002年閉園)へ向かって走っていたモノレールの名残が緑道として続いているので、当時のルートに沿って歩いていきます。
向ヶ丘遊園駅を出発!
向ヶ丘遊園駅から徒歩で20分。五ヶ村堀を渡り、前方の緑の丘を目指して歩いていきます。モノレール跡と別れ、前方には小高い緑の丘が見えてきます。大通りを右に曲がり、少し歩くと生田緑地の入口に到着。ここから生田緑地に入っていきます。スタートして直ぐに登りが始まります。木道の階段を枡形山山頂へ向かって登っていきます。
生田緑地へは北口から
木道の階段を登りながら足慣らし。鳥の声と木々の香りを楽しみながらゆっくりと階段を登っていきます。ここで無理をしないことがポイントです。ゆっくり歩くこと15分で飯室山展望台に到着。展望台からは東京スカイツリーや新宿副都心、東京タワーが一望できます。眺望を楽しみながら小休止。息を整えて枡形山山頂へ向かいます。
眺望抜群!疲れも癒されます
飯室山展望台から10分ほど歩くと枡形山山頂に到着。標高84mといえども山は山!山を登頂した気分が味わえます。枡形山は源頼朝の侍大将であった稲毛三郎重成が城を構えたと伝えられる枡形城の跡地で、十二支の干支に見守られた展望台があります。可愛い干支をバックに東京都心から多摩丘陵など360度のパノラマが楽しめます。枡形山広場にはトイレも設置。展望台には枡形山の歴史も展示されているのでそれらを読みながら休憩します。
エレベーターで屋上へ
展望台からは360度の眺望と可愛い干支(うさぎ)がお出迎え
山頂には標高84mの碑が!枡形山登頂‼
枡形山を出発すると、今度は下っていきます。下りきり谷間の自然探勝路への分岐に着いたら左へ曲がります。階段を下っていくとベンチのある広場に出ます。広場の下には湧き水でしょうか、小川のせせらぎが聞こえます。さらに進み樹木が切れて少し開けたところが「イロハモミジの広場」です。モミジの黄緑の葉を柔らかく感じます。秋には紅葉で真っ赤なモミジも綺麗だろうなぁと想像します。広場を過ぎてふたたび木漏れ日の中、樹林帯を進みます。
谷間の自然探勝路への分岐
イロハモミジの広場
緑の中の木道を進みます
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