【連載フォトエッセイ・第10回】ねこ写真家・関由香の「看板ねこ便り」小机・食事処 阿部商店 後編
ねこ或る所へはどこへでも。 逆も然り。訪れる先に看板ねこがいることの多きこと。 今日も知らぬ間に呼び寄せられ、魅了されるのである--。 ...
遺跡の先に入口が見えるのでその入口へ入ると急斜面を下る階段が続いていて、かなりの高低差を感じることができます。
周りはシラカシの木々で覆いつくされ、自然林にきわめて近い森林形態をとどめている貴重な群生林となっています。シラカシ林の中を谷津に向かって降りていく様は再び異世界へ続くような幻想的な風景です。
シラカシ林への入口
シラカシ林の中を下っていきます
シラカシ林の階段を抜けると湿生植物園に着きます。ここを左折し、川沿いの木道を進みます。木道は整備されており歩きやすく、川のせせらぎと鳥たちのさえずりを聞きながら歩き、つづら折りの坂道を登りきると北口に出ます。綺麗なトイレも設置してあります。
周りを見渡せば谷津の地形
水辺の木道を歩きます
長尾の里と呼ばれ、雰囲気の漂う町並みを感じながら進むと緑ヶ丘霊園長尾口に着きます。
緑ヶ丘霊園は川崎市に所縁のある人達が眠る霊園で、春には園内にある数百本の桜が咲く桜の名所です。霊園は丘陵地にあり、桜並木に沿って歩いていくと森の切れ間からの眺望は良く丘陵下の街並みが見えます。市民の憩いの場となっている噴水広場に着いたら左へ進みます。
桜並木が続きます
木々の切れ間からの眺望は抜群!
長い坂道を下っていくと道路の両側には石材店が連なり墓地内を歩いてきたことを実感します。坂を下りきり踏切の音が聞こえ、JR南武線の行きかう姿が見えれば津田山駅。津田山駅には午後3時に到着しました。
お昼休憩を挟みながらゆっくり5時間。生田緑地の適度なアップダウンと素晴らしい眺望。東高根森林公園のシラカシ林の群生林。都心から30分で自然を満喫できるウォーキングでした。
津田山駅に到着
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