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秋の駅弁おすすめ10選! 松茸、舞茸、秋刀魚、栗

駅弁こんしぇるじゅマルワ

更新日:2021年11月26日

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秋の駅弁おすすめ10選! 松茸、舞茸、秋刀魚、栗

行楽の秋、食欲の秋は、お弁当文化がひときわ華やぐ季節。実りの秋を言祝(ことほ)ぐように、駅弁も、旬のマツタケや栗などで彩られます。

秋の行楽シーズンは、駅弁売場が一段と華やかになります。期間限定の季節商品は一期一会のようなものですが、新しい味に出合うチャンスでもあります。
最近の「実食」から、秋の味覚を詰め込んだおすすめ駅弁をご紹介しましょう。

※掲載は順不同です。
※時期や年によっては販売していない駅弁もあります。

「松茸ごはん弁当」 日本ばし大増(東京駅ほか)1,500円

「松茸ごはん弁当」 日本ばし大増(東京駅ほか)1,500円

秋の味覚の代名詞といえば、真っ先に思い浮かぶのがマツタケ。土瓶蒸しにお吸い物、炭火で軽く焼くのもオツなもの。

百貨店やスーパーの店頭にその姿が並ぶと、刷り込まれたように秋の到来を感じて、うっとりします。でも、その堂々たる風格と、立派な値段。一、十、百、千……と値札の数字を右から読んで、人知れず溜め息をつくのもお約束。

そんな時こそ、手ごろな値段で旬を楽しめる駅弁がおすすめ。日本ばし大増「松茸ごはん弁当」は、マツタケの炊き込みごはんを筆頭に、秋刀魚(さんま)の幽庵焼きや、まぐろの竜田揚げ、合鴨焼きに、銀杏串がアクセント。秋の味覚が贅沢に盛り込まれた駅弁は、紅葉狩りのお供にぴったりです。

「松茸ごはん」 アベ鳥取堂(鳥取駅)1,000円

「松茸ごはん」 アベ鳥取堂(鳥取駅)1,000円

もっと気軽にマツタケごはんを楽しみたい方には、アベ鳥取堂のシンプルな「松茸ごはん」をご紹介。ごはんは地元の醤油で香り豊かに炊き上げてあり、肉や魚が苦手な方でも安心して食べられます。

2020年は小ぶりな楕円形の「松茸わっぱ」でしたが、今年は四角いお重タイプの「松茸ごはん」へマイナーチェンジ。片手に乗るサイズでも、スライスしたマツタケはたっぷり。モミジ形に抜いた人参煮が鮮やかで、秋の気分を盛り立ててくれます。

※写真は2020年の「松茸わっぱ」

「釣りキチ三平弁当 きのこ編(和牛入り)」 関根屋(秋田駅)1,100円

「釣りキチ三平弁当 きのこ編(和牛入り)」 関根屋(秋田駅)1,100円

明治35年(1902)創業の関根屋が、秋田出身の漫画家・矢口高雄さんの代表作「釣りキチ三平」の主人公が住む山里の秋をイメージして開発した駅弁。令和3年(2021)開催の第10回「駅弁味の陣」にもエントリーしています。

秋田産「あきたこまち」を炊いた茶飯の上に、うまみたっぷりの和牛と、マイタケやブナシメジがふわっと盛られた “わっぱめし”。彩りを添える赤い “いぶりがっこ” の、軽いスモーキーな風味が意外な存在感を発揮しています。「キノコはマツタケだけじゃないよ」と語りかけるような、驚くほどジューシーなマイタケの味わいをぜひお試しあれ。

「秋の黒豚松茸栗めし」 松栄軒(鹿児島県・出水駅)1,080円

「秋の黒豚松茸栗めし」 松栄軒(鹿児島県・出水駅)1,080円

「マツタケ」の存在感に勝るとも劣らない秋の味覚、もうひとつの王者は「栗」。

両者が合わされば怖いものなし、さらに鹿児島名産の “黒豚” も乗っかった、サービス精神に富んだ秋の駅弁を提供するのは、昭和4年(1929)創業、九州新幹線・肥薩おれんじ鉄道出水(いずみ)駅の松栄軒です。

華やかな赤い器と山菜のみどり色、錦糸玉子のコントラストが印象的。ベースは茶飯です。お肉の駅弁が得意な松栄軒だけに、黒豚は冷めても美味しく、一度にいろいろな味を楽しみたい方におすすめします。マツタケはスライスが2枚なので、じっくり噛みしめて。

「栗めし」 人吉駅弁やまぐち(熊本県・人吉駅)1,200円

「栗めし」 人吉駅弁やまぐち(熊本県・人吉駅)1,200円

写真を見て「あれ?」と思われたでしょうか。先ほどと同じ赤いお弁当箱ですが、こちらはJR肥薩(ひさつ)線・くま川鉄道人吉(ひとよし)駅の「栗めし」。

昭和40年(1965)の発売から、すでに半世紀以上の歴史を持つ名物駅弁で、九州の人気駅弁ランキングでも常連。田舎風のおかずの配置が可愛らしく、人吉名産の大粒の和栗がごろごろ惜しげもなく入っているのが魅力です。

「人吉駅弁やまぐち」は、大正12年(1923)創業。観光列車などの発着時刻に合わせて肥薩線のホームに立ち、「べんと、べんとー」と声を掛ける、昔ながらの「立ち売り」が人気です。背中からタスキ掛けした木箱は、駅弁を満載すると15キロにもなるとか。

昨年(2020)7月の豪雨災害では球磨川が氾濫し、人吉もJR肥薩線、くま川鉄道とも被災して運休するなど、甚大な被害を受けました。駅弁文化を後世に伝える原風景として、いつまでも残って欲しい声と味。近い将来、ぜひ訪ねたい場所のひとつです。

「丹波名産 栗めし」 淡路屋(京都府・園部駅)1,100円

「丹波名産 栗めし」 淡路屋(京都府・園部駅)1,100円

さて。栗好きとしてはぜひともご紹介したいのが、こちらのシンプルな「栗めし」(山陰本線園部駅)。大きな丹波栗をたっぷり使った贅沢な駅弁です。

美味しさの秘訣は、すべて経木でできている折箱。ぐぐっと曲げて栗の形に整えた姿が愛おしく感じます。自然素材なので、ごはんの水分が程よく保たれ、もっちりとした食感。塩味のごはんとホクホクした栗の甘さが絶妙にマッチして、記憶に深く残る味わい。だし巻き玉子にかまぼこ、鶏のから揚げといったクラシカルな定番のおかずとの相性もグッド。

栗の季節だけの期間限定販売なので、お求めの際は調製元にお問い合わせの上、必ずご予約を。丹波はマツタケの産地でもあるので、旬の味を楽しむ旅なら、秋を狙うといいですね!

「秋の穴子めし」 淡路屋(兵庫県・神戸駅ほか)1,150円

「秋の穴子めし」 淡路屋(兵庫県・神戸駅ほか)1,150円

京都の「淡路屋」に続いて、兵庫の「淡路屋」からも、季節の駅弁「秋の穴子めし」をご紹介しましょう。

名物「ひっぱりだこ飯」やロングセラー商品の「肉めし」で美味しさに定評のある神戸の淡路屋。2室に仕切られた器には、明石名物のアナゴを軟らかく炊き上げてたっぷり乗せた「穴子めし」と、錦糸玉子に刻みアナゴを散らした爽やかな「穴子ちらし」、2種類の味が楽しめるちょっと欲張りな駅弁です。

モミジ形の人参煮に、栗がころころとトッピングされているのが華やか。紅葉を描いた季節感満載のパッケージも、行楽気分を感じさせます。同じ駅でも、たまには気分を変えて季節限定の商品を選ぶのも楽しいですね。

神戸と京都、同じ屋号の「淡路屋」はルーツがつながっていました。もともとは、明治初期に大阪の曽根崎新地で営んでいた料亭「淡宇」。その後、大阪を拠点に明治36年(1903)「淡路屋」を創業。山陰本線開通に伴い明治44年(1911)に園部駅に支店を開設し、二代目の義弟が支店を継承する形で大正13年(1924)に独立しています。一見しただけでは双方の駅弁に共通点を見出せませんが、敢えて言うなら、どちらも「美味しい」。ともに歩んできた歴史もまた、味わいのひとつだと思います。

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駅弁大好き歴25年。平成の”Windows95”時代から某IT企業のインストラクターとして全国の官公庁・小中学校へのパソコン導入に携わりながら、各地の駅弁や名産品を食べ続けるうち「うまいもの」「みやげもの」で日本地図が描けるようになりました。これまで全国を旅して食した駅弁は2,000個以上、「駅弁大会」と聞けば連日通って“大人買い”、休日は朝昼夕と駅弁が食卓に並ぶような家庭です。時々ちょっと苦手な食材もありますが、そこはすべて「実食」してのルポがモットー。食味の感想には個人差がありますので、その点はご容赦ください。

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