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「桃太郎の肉ちらし」 三好野本店(岡山県・岡山駅)1,380円

「桃太郎の肉ちらし」 三好野本店(岡山県・岡山駅)1,380円

ピンク色がキュートな桃の形の容器がシンボルマーク。発売から半世紀以上続くロングセラー駅弁「桃太郎の祭ずし」に、実は姉妹品があるんです。

その名も、秋限定「桃太郎の肉ちらし・ローストビーフの祭ずし」。紅葉をイメージさせる赤い器が目印の、華やかなちらし寿司です。

中央には、低温熟成させたモモ肉をしっとりジューシーに仕上げたローストビーフ。彩りにはぷちぷち食感のイクラ醬油漬けをトッピング、錦糸玉子との色の対比が見た目にも美しい駅弁。たまねぎ風味の醤油ダレとわさびで味に変化をつけながらいただきます。

駅弁における容器のカラーバリエーションは、神戸「淡路屋」の「ひっぱりだこ飯」、新潟「三新軒」の「雪だるま弁当」が積極的ですが、そこへ岡山の桃太郎も果敢に攻め込んできました。ピンク(祭ずし)、赤(肉ちらし)、ゴールド(祭ずしプレミアム)、これに続く今後の展開がとても楽しみです。頑張れ、桃太郎!

「常陸之国 芋栗南瓜弁当」 しまだフーズ 980円

「常陸之国 芋栗南瓜弁当」 しまだフーズ 980円

新宿の京王百貨店で購入した、秋らしい駅弁。出典は定かではありませんが、「とかく女の好むもの、芝居、浄瑠璃、芋、蛸、南瓜」と言われれば、ハイ、おっしゃるとおりでございます、と素直に答えてしまう筆者。こちらは「蛸」を「栗」に置き換えた「芋・栗・南瓜」、秋のほくほく食感3点連合のお弁当です。

まずは、この秋らしい彩りをお楽しみください。人参の紅、栗とさつま芋の黄色、そしてさいの目に切った南瓜の深いオレンジ色。その下には味の奥行きと食感の変化を与える、ささがきゴボウとぷっくりしたキノコが控えています。ふんわり甘く、しみじみと「秋だわぁ」と思う、滋味深い味わい。野菜オンリーの駅弁は種類が少ないので、駅弁の選択肢の中では珍しいと思いました。

個人的には、この端の方でいいから、ボリューム的に鶏の照り焼きや蛸のやわらか煮がチラリと乗っているといいな…という期待もありますが、それはそれで主役が奪われてしまうかも。

「ハロウィン限定 黒炒飯弁当」 崎陽軒 930円

「ハロウィン限定 黒炒飯弁当」 崎陽軒 930円

平成29年(2017)に登場した崎陽軒「ハロウィン限定 黒炒飯弁当」は、毎年10月下旬の10日間だけ販売される期間限定のレアなお弁当。

崎陽軒を代表する「シウマイ弁当」をひとまわり小さくしたサイズに、崎陽軒の定番のおかずをハロウィン風にアレンジ。大ぶりにスライスしたカボチャを据え、鶏のから揚げはマイルドな辛味のチリソース和えに、ごはんも、中国のたまり醤油が香ばしい「黒炒飯」に姿を変えました。自慢のシウマイが3個、人気のタケノコ煮も入っています。

ダークトーンの中にところどころ挿し色を加えて、色彩的にもハロウィンを演出している点がとても面白いお弁当。とくに「黒炒飯」は個性的で、ほかにない味わいです。

今年は終売してしまいましたが、来年も継続してくれることを願ってやみません。取り扱いは神奈川・東京を中心とした約150店舗の直営店。各店の入庫数は限られますので、確実に買いたい場合はお渡し前日の正午までに予約をおすすめします。

何よりもファーストインプレッションが大事

駅弁の調製元がこぞって限定商品を打ち出す秋の行楽シーズンは、駅弁売場が一段と華やかに彩られます。レギュラー商品は一年を通していつでも買えますが、期間限定の季節商品は一期一会のようなもの。冒険して新しい味に出合うチャンスです。

店頭の品定めは、何よりもファーストインプレッションが大事。じっくり見比べて、自分の感性に触れる一品を選びましょう。旬のものを、より美しく、より美味しく。各社がしのぎを削る企画に触れて、ぜひ味わってみてください。

では、よい旅を。

マルワ

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駅弁大好き歴25年。平成の”Windows95”時代から某IT企業のインストラクターとして全国の官公庁・小中学校へのパソコン導入に携わりながら、各地の駅弁や名産品を食べ続けるうち「うまいもの」「みやげもの」で日本地図が描けるようになりました。これまで全国を旅して食した駅弁は2,000個以上、「駅弁大会」と聞けば連日通って“大人買い”、休日は朝昼夕と駅弁が食卓に並ぶような家庭です。時々ちょっと苦手な食材もありますが、そこはすべて「実食」してのルポがモットー。食味の感想には個人差がありますので、その点はご容赦ください。

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