おすすめのディズニー映画第3位は、「塔の上のラプンツェル」です！

母ゴーテルの言いつけを守り、18年間お城の外へ出なかったラプンツェル。金色の長い髪には魔力が宿っており、一度も切ったことがありません。ラプンツェルの髪には若さを保つ力があったのですが、純粋で天真爛漫なラプンツェルはゴーテルを疑うことを知らずにいました。

ある日大泥棒フリン（本名ユージーン）がお城へと侵入しますが、ラプンツェルがフライパンで殴って捕まえます。そして自分を外に連れ出すよう大泥棒へ持ちかけ、憧れの外の世界へ。

虐待と捉えられるような毒親のもとであるにも関わらず、素直に育ったラプンツェル。外の世界を知り、自分がお城に閉じ込められていた理由や、自分が何者であるかに気づくのですが、その後は何とも人間らしい行動を取ったと言えるかもしれません。

ディズニープリンセスの中でも、とくに人気キャラクターのラプンツェルは、明るく勇敢でたくましく、可愛いだけのお姫様ではない、彼女の美質によるものだと映画を見ると良く分かります。

作品全体の映像美はさることながら、とくにランタンを飛ばすシーンはとにかく美しいので、感嘆の声をあげてしまうでしょう。

ディズニー映画「塔の上のラプンツェル」にまつわるおすすめスポットはフランスのモン・サン＝ミシェル。
モン・サン＝ミシェルと言えば、言わずと知れたフランスを代表する観光名所。世界遺産でもあります。映画を見た人の多くがラプンツェルのお城！と気づくほど、忠実に外観が描かれました。

海に浮かぶ奇跡の島は、歴史的にも崇められてきて「聖なる島」と呼ばれています。現在は、修道院やオムレツの名店、お土産屋など心踊るスポットがたくさん。島内に宿泊することも可能です。夜は少し歩いて修道院から離れて、ライトアップされた様子を眺めてください。幻想的に浮かび上がるその姿に感動すること間違いありません。

＞＞フランスの世界遺産【モン・サン・ミシェル】海に浮かぶ奇跡の島

おすすめのディズニー映画第2位は、「美女と野獣」です！

美しいけれどワガママで傲慢な王子が、ある日、見目だけで人を判断する悪癖への罰として、魔女に野獣へと姿を変えられてしまいます。失意の中にありながら野獣は、ヒロイン・ベルの父を捕らえて牢につないでいたところ、父を助けたいベルが現れたため、身代わりとなって城へと残ることを許可します。

心も姿も美しいベルは空想が好きだったため、少々変わり者と揶揄されていましたが、強い意志があり惹きつけられる魅力的な人物です。一方で、重い枷を背負った野獣ですが、ベルの美しさに触れ、少しずつ人間らしい心を取り戻していきました。

最初は良いところなしの野獣でしたが、様々な出来事を通してベルに心の扉を開いていきます。次第にベルに惹かれ、ベルもまた野獣が気になっていく、いわゆる両片思いの二人。自分のために瀕死の重症を負い、死んでしまった野獣へのベルの愛の告白は必見です。

どのような姿でも時間をかけて相手を知り、心を通わせることができる、それは真実の愛だと気づかせてくれる作品です。

ディズニー映画「美女と野獣」にまつわるおすすめスポットは、フランスのシャンボール城。
フランスのロワール川の周辺には多くの古城があり、その中でも最大のお城がシャンボール城です。広すぎて迷子になるほどで、水面に美しく映るシャンボール城もまた圧巻の様を見せています。

この一帯は2000年に「シュリー＝シュル＝ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」として世界遺産に登録されました。シャンボール城やブノワ城などを含めた24ものお城が点在しそびえているので、まさに絵に描いたような美しさが広がっています。

＞＞訪れてみたいロワールの古城10選 〜 Part1 王の権威編

おすすめのディズニー映画第1位は、「アラジン」です！

「アラジン」には1992年のアニメ版と2019年の実写リメイク版があります。ストーリーやキャラクターの性格などに若干の異なった点がありますが、城から抜け出した王女ジャスミンと、貧しい青年アラジンが出会い、魔法のランプを手に入れるという主軸は変わりません。

もちろん、ただ願い事を叶えてもらうだけの作品ではなく、嘘で誤魔化すこともある未熟なアラジンが、主人公らしく成長を遂げていく感動ストーリーです。

アニメ版、実写リメイク版ともに好評で楽しめる作品なので、どちらから先に見てもよいでしょう。2つの作品を楽しむことができます。

映画の詳細を知らなくても、アラビアンナイト「アラジンと魔法のじゅうたん」で、魔法のじゅうたんや、ランプをこすると魔人が現れて願い事を3つ叶えてくれる、という主題は誰しもが知っているはず。この主題に加えて、成長していくアラジンとジャスミンの恋物語をぜひ覗いてみてください。30年もの間、色褪せることなく愛されてきた不朽の名作です。

そして作品は随所にコメディ要素が強くみられますが、そのせいでシリアスさが消えてしまうことはありません。魔人ジーニーのおふざけ感も、エンディングの感動も、どちらも味わい深いものがあります。絶妙なバランス感がより作品を魅力的にみせているのかもしれませんね。

ディズニー映画「アラジン」にまつわるおすすめスポットは、ジャスミンの王宮のモデルとされている「タージマハル」。首都デリーから電車で3時間ほどの小さな町にあります。世界遺産であり、アラジンだけでなく、ゲーム「ドラゴンクエスト3」に登場する神殿のモチーフにもなっています。

ただし実際のタージマハルはお城ではなく、ムガル帝国時代に建てられた廟堂（お墓）です。神秘的な佇まいであるため、「世界一美しいお墓」と称されるのも頷けますね。

＞＞インド旅行で行きたい インドの都市5選