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神戸【旧居留地】レトロ建築をお散歩めぐり!

by mapple

更新日:2018年2月15日

神戸開港時に外国人が住む居留地だった場所には、大正初期から昭和初期の近代建築が林立している。クラシカル建築をおさんぽ気分でめぐってみよう。

旧居留地って?

【旧居留地ヒストリー】
神戸港開港により外国人の営業を認可する治外法権の居留地が設けられ、イギイス人土木技師J.Wハートにより、126区画の西洋的な区画に整備され、西洋の文化が花咲く国際都市へと発展した。当時「東洋の居留地として最も美しい街」と称され今でもほぼそのまま残されている。

【町名の不思議】
旧居留地内の住所は町名+番地の外国スタイル。町名は江戸町、京町、浪花町など日本の都市にちなんだものが多いのも特徴。初代兵庫県知事である伊藤博文の名にちなんだ伊藤町もある。

【旧居留地の今】
居留地が返還されてからは多くの日本人が入り込むようになり、ビジネスの中心地として発展し続ける。明治から昭和初期に建てられた歴史的建築物では、飲食店やショップが営業されているものも。

シップ神戸海岸ビル

最新ビル建築との融合が斬新
外壁は御影石貼りで、唐破風のペディメントや幾何学的な装飾が随所に施されている。震災後に15階建てに再建し、4階までの低層部に保存していた旧外壁を再構築して復元した。

SINCE1918
元三井物産神戸支店で、長く「海岸ビル」と呼ばれていた

1階から4階は吹き抜けになっていて開放感たっぷり。御影石貼りの外壁は国の有形文化財に登録されている
【Watch】幾何学的な装飾が施された御影石貼りの外壁

石造建築が今なお残り異国情緒たっぷり。Rの曲線が美しい風格漂うエントラス

神戸商船三井ビルディング

エレガントなたたずまいで周囲を魅了
美しくアールを描く外観に、最上部半円のペディメントやテラコッタなどの優雅な装飾がマッチ。どっしりとした石積みの下層部との対比も美しい。現在は多くのショップが入る。

SINCE1922
旧大阪商船神戸支店として建設。旧居留地のシンボルビル

南西角のかつての主玄関(今はふさがれている)を正面に眺めるのがいちばん象徴的
【Watch】最上部は半円形ペディメント

チャータードビル

軽やかな意匠に洗練が香る
J.H.モーガン設計で、正面のイオニア式の柱や装飾の施された折れ天井のある吹き抜けなど、伝統的な銀行建築。ほぼ左右対称の洗練された美しい建物。

SINCE1938
英国チャータード銀行神戸支店として建築された

大円柱が並ぶ古典主義のファサード。豪華な飾り柱に囲まれたクラシカルな回転扉は雰囲気満点
【Watch】2階まで貫かれた3本の大柱ジャイアントオーダー

旧神戸居留地十五番館

居留地エリア最古の洋館
明治13(1880)年頃にアメリカの大使館として建てられた「旧神戸居留地十五番館」。2階建てのコロニアル様式の木造煉瓦造り建築が今はレストランとして営業。

SINCE1880
アメリカの大使館として建築された

空襲を耐え抜いたが、阪神・淡路大震災で全壊。部材を使い1998年に再建。株式会社ノザワの所有
【Watch】2階にバルコニーがある優美なコロニアルスタイル

【CAFEチェック】TOOTH TOOTHmaison 15th

神戸市立博物館

円柱×御影石の圧巻の重厚感
正面に並ぶ6本のドリス式大円柱に圧倒される、元銀行だった新古典主義建築。昭和57(1982)年から神戸市立博物館として利用されている。

SINCE1935
元々銀行だった堅固なたたずまい

国の登録文化財になっている人文科学系博物館
【Watch】円柱のなかでももっとも重厚なドリス式のスタイル

高砂ビル

昭和の香りを残す個性派ビル
自社ビルを貸事務所として運営し始めたのが昭和47(1972)年。アトリエや写真スタジオ、ショップなどが入るだけでなく、映画のロケに使用されるなど幅広く活用されている。

SINCE1949
帽子の製造、関連資材の輸出入を行う高砂商工の自社ビル

ドアや窓、ちょっとした装飾など、建物全体に味がある

神戸朝日ビルディング

壮大なテラコッタ造りの建築
重厚なテラコッタ造りの壁が印象的だった、元証券取引所の跡地に再建したビル。現在は文化ホールや映画館が入っている。古代ギリシャの神殿を彷彿とさせる角柱が特徴。

SINCE1994
低層階の外壁は以前の旧神戸証券取引所の外観を復元

アーチ状にせり出したダイナミックなファサードに注目

【Watch】何本にも連なった巨大な角柱が重厚な雰囲気に

旧居留地38番館

重厚感あふれるヴォーリズ建築
南側正面のイオニア式円柱など、アメリカン・ルネッサンス様式の重厚な意匠が目を引く。現在は多彩なショップやカフェが入る。名称の38番は、外国人居留地時代の区画番号。

SINCE1929
ナショナルシティ銀行神戸店として建てられた

世界的に有名な建築事務所による設計
【Watch】南側にある太い円柱は重厚感があるイオニア式円柱

入り口のチェッカーフラッグが目印

大丸神戸店

周囲に溶け込むランドマーク
コリドール(回廊)と並木を配した外観が印象的な百貨店。旧居留地の雰囲気に溶け込むようにとデザインされた、新旧が交差する美しい建物は神戸らしさを象徴している。

SINCE1997
阪神大震災後に再建された本館は、エリアのランドマーク

東側のアーチ形の回廊はまるで外国のようなステキな雰囲気

【Watch】大丸神戸店前にある英国船をモチーフにした時計塔ピラークロック

大丸神戸店の中庭で見つけた神戸復興の女神、ニケの像

【CAFEチェック】CAFFERA

イタリアのバールを彷彿させるクラシックな回廊のテラス席
大丸神戸店東側のコリドールに沿ったテラス席が特等席。

カプチーノ 640円
きめ細かく泡立てたカプチーノ。アートの種類も多彩

テラス席では外国気分でカフェタイムを楽しめる

もっとめぐりたい!近隣の建築

デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)

生糸の検査所の面影を残したクリエイティブな空間
昭和2(1927)年に建設された神戸市立生糸検査所。生糸輸出が最盛期を迎えた往時の検査所の面影を残しつつ、現在は創造の拠点としてリノベーションされ、デザインやアートの拠点施設として活用されている。1階のKIITO CAFEでは野菜中心のメニューを中心に提供。

SINCE1927
輸出生糸の品質検査を行う施設として建設されたゴシック基調の建物

【CAFEチェック】KIITO CAFE

生糸検査所時代の検査機械や家具を活用したKIITO CAFE

兵庫県産の食材を使ったランチプレート750円

神戸税関・本館

ビルのシンボルは半円形ペディメント
みなと神戸のランドマークとして親しまれてきた、時計塔のある建物は近代化産業遺産に認定。広報展示室には密輸の手口などを展示。団体で予約すれば職員の案内で屋上から神戸港が一望できる。

SINCE1927
「帝国の大玄関番たる税関として決して恥ずかしからぬ近代式大庁舎」と称された日本最大の税関庁舎

円形の時計塔の上で税関旗がひるがえる

栄町ビルディング

乙仲通り沿いに建つレトロなビル。古いコンクリート造りのノスタルジックな空間には、三宮への中心街移行以前に港から近いこのエリアが繁栄していた当時の面影を残す。

海岸ビルヂング

国の登録有形文化財でもある明治44(1911)年竣工のビル。南側玄関を入ると1階から3階まで通じる階段と高い天井が印象的。日没からライトアップされる姿も美しい。

筆者:mapple

まっぷる神戸’18

発売日:2017年12月05日

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この記事の出典元は「まっぷる神戸’18」です。掲載した内容は、2017年8~10月の取材・調査によるものです。飲食店メニューや商品内容、料金ほか各種データが変更されたり、季節による変動や臨時休業などでご利用できない場合があります。また消費税の見直しにより各種料金が変更される可能性があります。そのため施設により税別で料金を表示している場合があります。ご利用の際には、改めて事前にご確認ください。

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