函館必食グルメ!【塩ラーメン】シンプルだけど奥深い味!
北海道三大ご当地ラーメンのひとつである函館の塩ラーメン。シンプルな一杯だけに、 店ごとのこだわりがストレートに表現される。...
宗派の違う教会が隣り合って建つのは、居留地としての歴史をもつ函館ならでは。それぞれに異なる建築様式にも注目しよう。
徒歩10分
二十間坂を函館山に向かって上る。歴史的建造物が建ち並ぶエリア
徒歩2分
寺を右手に歩き進み1つめの角を右へ。教会群はすぐ目の前だ
徒歩1分
斜め向かいに建つので、ここからでも函館聖ヨハネ教会の姿が見える
徒歩1分
チャチャ登りの坂の途中からは3大教会群を一度に見渡せる
徒歩3分
八幡坂に向かう途中、ピンク色の遺愛幼稚園の建物にも注目しよう
徒歩3分
旧函館区公会堂へは通称「ソフトクリーム通り」を歩いて行く
洋館エリアへ
日本初の鉄筋コンクリート寺院
道南の木古内から明治12(1879)年にこの地に移転するも、明治40(1907)年の大火で焼失。大正4(1915)年に日本初の鉄筋コンクリート寺院を再建。細部は伝統的な真宗本堂の形式を採用している。
屋根や塀の瓦
屋根や塀に使われている瓦の数はなんと約3万8000枚。
石畳の大三坂に映える荘厳な建物
フランス人宣教師のメルメ・デ・カションが、江戸時代末期に仮聖堂を建てたのが始まり。建物は明治40(1907)年の大火で焼失したが、大正12(1923)年に現在の聖堂が再建され、高さ33mの大鐘楼も同時に建てられた。ローマ法王ベネディクト15世から贈られた貴重な祭壇も必見だ。
風見鶏
大鐘楼の六角屋根の上には風見鶏がのり、建物の目印に。
十字架をイメージした独特の外観が印象的
明治7(1874)年にイギリスの宣教師が伝道を始めた、英国プロテスタントの教会。火災による焼失を経て、現在の建物は昭和54(1979)年に完成。中世ヨーロッパの教会に見られる建築様式で、どの角度から見ても十字架が見えるデザイン。
十字架
建物のいたるところにある十字架。探してみるのもおもしろい。
ガンガン寺として親しまれる元町教会群のシンボル
安政5(1858)年、日本初のロシア領事館が函館に開かれた際に、付属聖堂として発祥した日本最古のロシア正教会。聖堂内には約70枚のイコン(聖書などに出てくる出来事を描いた絵)が飾られており、おごそかな雰囲気だ。礼拝前などに鳴らす鐘の音から「ガンガン寺」と呼ばれている。
アーチ型をした丸天井が特徴的な聖堂内。やさしい光が差し込む
クポール
緑の屋根に立つ葱花状飾り。大小に6個立つ様子が印象的。
連アーチ窓装飾
ビザンチン建築の特徴的な装飾が施されている2連アーチ窓。
映画やCMに登場する名物坂坂の上から函館港を見下ろせる
坂の上から函館湾を一望できるロケーションと、並木が素晴らしく、映画やテレビの撮影に数多く登場。道の先には函館市青函連絡船記念館摩周丸も見える。坂の名前はかつて函館八幡宮があったことに由来している。
絵になる撮影ポイント
坂の上の道の中央に立つと、ちょうど坂道の先に摩周丸が位置する写真を撮影できる。
元町には19本ある
坂道の多くは明治12(1879)年の大火後に誕生し、その後は防火帯の役割も担っていた。19ある坂の名の由来を調べていくと、函館の成り立ちが見えてくる。
プレートをチェック
元町地区内で特に貴重な建物として函館市が「伝統的建造物」に指定した建物には、このプレートが付いている。
童謡『赤い靴』の異人さん
野口雨情作詞の童謡『赤い靴』の女の子の里親は、実はこの教会の宣教師ヒュイット師だったと伝えられている。
幻想的な風景を
日没から22時の間、元町教会群をはじめとした歴史ある建物がライトアップ。函館山夜景を見た後は、ロマンティックな夜の元町を満喫しよう。
多くの映画の舞台に
最近でも『世界から猫が消えたなら』『PとJK』など、数々の映画のロケ地となっている函館。好きな映画のロケ地を探してみるのもいい。
ちょっとひと休み
趣のある建築物が多く残る元町エリア。それらを生かした趣味のいいカフェも多い。好みの一軒を見つけよう。
観光情報を観光地ごとに紹介する雑誌スタイルの旅行ガイドブック「まっぷるマガジン」。その取材スタッフや編集者が足で集めた「遊ぶ」「食べる」「買う」「見る」「泊る」のおすすめ情報をご紹介しています。